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いざ、ビワマスを求めて出船!
さて、早速お楽しみのビワマス釣行です。
みなさんもご存知の通り、琵琶湖は日本最大の広さを誇る湖であり、水深は最深100m超もあるビッグフィールド。そこで、ビワマスフィッシングガイド京丸の石川船長にガイドをお願いすることにしました。バスボートと同じ要領でトレーラーごと運んでもらい、そのまま入水するのですが、これがバスボート未経験者にとっては斬新だったようで、「インディージョーンズみた~い!」と大興奮。愉快で楽しいメンバーとの釣行は船酔いの心配をも吹き飛ばしてくれます。
(釣行は乗船人数の都合上2チームに分かれ、2日間で交互に釣りをすることになりました。私は2日目メンバーとして出船しましたよ)
奥琵琶湖ファイブオーシャンマリーナ
住所:〒529-0721 滋賀県長浜市西浅井町大浦1823
HP:http://fomarina.com/
ビワマスフィッシングガイド京丸
住所:〒529-0721 滋賀県長浜市西浅井町大浦1823
HP:https://biwamasu-fishing.com/
両日サポート役として乗船してくれていた慶子さんの話によると、1日目は早い時間からポンポンと数も釣れ、なかには50cmオーバーも混ざる好釣果だったとか。その話を聞いて期待に胸を膨らませつつ昨日爆釣だったというポイントへ。しかし、沖に出てみると北風がビュービューと吹き出し、立っていられないほどの荒れ模様に…。魚探にも反応は出ていないということで、泣く泣くそのポイントは諦め、風裏となる凪のポイントへ移動することになりました。
ビワマスは、レイクトローリングという釣法でねらいます。ダウンリガーというタックルを使用しロッドを船に固定した状態で、沖合の中層(水深20m前後)を歩くようにゆっくりとしたスピードで流していきます。魚が掛かったらロッドを持って巻き上げるといった流れです。その日の状況をみてスプーンやミノーといったルアーをチョイス、さらにルアーより少し上の位置にドジャーと呼ばれる集魚板をセットすることで、よりアピール効果をねらいます。
トローリングは一度に出せる竿の数に限りがあるため、船長が操船からタックルの管理まですべてこなしてくれます。普段の釣りスタイルとは全然違うので、最初は手持無沙汰な環境にソワソワしましたが、たまには優雅にクルージングを楽しみながらゆっくりとアタリを待つ釣りもいいもんですね。
そんな感じでのんびり楽しんでいると竿先がクンクンッと曲がり、待望のアタリが。惜しくもリリースサイズ(30cm以下のビワマスはリリース)ではありましたが、初めて見るビワマスの姿にみんなのテンションもUP! 魚探の反応は薄いながらも飽きない程度にポツポツとアタリがあり、今度はウグイがヒット。この日はウグイがよく釣れました。
私の順番が回ってきた際も、あまりの強い引きに「良型ビワマスか!?」と盛り上がりましたが、上がってくるとお腹がパンパンの尺オーバーウグイでした(笑)。
後半戦、ビワマスお目見え!
本命の釣果がないまま後半戦へ突入。どうなることかと思われましたが、そのうち30cm後半~40cm前半のビワマスが掛かりだし、キーパーサイズのお目見えに一同まずは一安心。みんな代わる代わるに「写真撮って~」と、初めて間近で見るビワマスの姿に興味津々です。サクラマスやサツキマスといった銀毛化する魚同様、銀ピカのウロコをまとっているため、噂通り宝石のように輝くとっても綺麗な魚体でした。思わず見惚れてしまいますね~。
ラストには本日の最大サイズ45cmがヒット。前日のように爆釣とはいきませんでしたが、全員無事にお土産を確保し、納竿の時間となりました。
ところで、京丸さんではなんと船長お手製のお弁当と飲み物のサービスが付いてくるんです! この日は特別にビワマスの生ハムも振舞ってくださり、豪勢な船上ランチタイムを満喫したのでした~。