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釣ったお魚、「いただきまーす!」
魚の処理が済んだら、いよいよお楽しみのお昼ごはん。
釣り場からすぐの心地よい緑陰の広場でBBQだ。
「人参の切り方はこんな感じでいい?」
釣ったタイは、炭火焼きと刺身で食べよう。焼く方の身には塩をしておく。
釣りたて特有のモチっとした歯ごたえ。
「釣りたてほやほやの魚を食べるの、初めて!」
夢中になって箸を動かすリュウマくん。
炭火ならではのいい感じの火の通り、いい香りが漂ってきた。
「追い塩で、もっと美味しくなーれ!」
「いい匂いがしてきたねぇ。もう食べられる?」
「ヒレと尻尾は焼いている間に焦げてしまうので、塩をたっぷりとつけておくといいよ。
焼いている途中で何度もひっくり返すときれいに焼けないので、火の強すぎないところで、じっくりと焼き上げよう。『強火の遠火』が基本。そして皮が網につかないように、最初に網をアツアツに熱しておくこと。
少々皮が焦げてもあせらず、皮が焼けてはがれやすく、身がふんわりふくらんできたら返しどき! 」
「美味しいなー。自分で釣り上げた魚ってサイコー!」
「釣りたてを食べられることって、ふだんはなかなかないよね」
もちろんお肉も野菜もガンガン焼いて食べよう。
たっぷり食べて、大満足のリュウマくん、今度は木登りを始めた。
まわりには、ウクレレを弾いて歌ってるグループや、木で作られたブランコを楽しむ人たち、ネコと追いかけっこをしている子どもなど、みんなそれぞれのスタイルで秋のアウトドアを楽しんでいる。
都市公園と違って、自然が身近に感じられるのがいいね。
一日たっぷりとアウトドアを満喫。
「うん。また来たい。今度はもっと大きい魚も釣れるかな」
帰途につく頃、西の海には穏やかな秋の日が輝いていた……。
ビギナー・ファミリーにうってつけ!
海上釣堀のおすすめポイント
- ● 道具を持っていなくても、手軽に釣りデビューができる
- ● 意外な大物・高級魚が釣れるので達成感満点
- ● BBQも手ぶらでOK。後片付けの手間もなし
- ● 釣った魚は下処理をしてもらえるので、包丁が使えなくても大丈夫
- ● 保冷ボックス、氷の販売もあるので、家族へのお土産もバッチリ