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前回の「実釣編」では、私が夢中になっているマダコの魅力をお伝えしました。さて、美味しいタコが釣れたので、お次は美味しくいただきますよ!
まずは下準備から!
マダコはなんといってもヌメリ取りの処理に手間がかかるイメージがありませんか? 私は「(ヌメリ取りを含む)下準備が大変そう」という思いがあったので、今まで筏釣りや堤防などで偶然釣れた際は同行されていた方にお裾分けしていました。
しかぁし、ヌメリ取りもやってみると意外とかんたんで、しかも釣りたてのタコってこれまた美味しい! こりゃ~今までもったいないことをしていたわぁ~(笑)。
タコのヌメリ取りには、塩や小麦粉、パン粉、片栗粉、大根おろしなどなど、いろんな材料でもんで落とす方法があるようですが、私は塩でもむ派です。
釣りたてをすぐに食べるならヌメリを取る必要がありますが、すぐに食べない場合は内臓を抜いてそのまま冷凍してください。
冷凍すると解凍したときにヌメリも取れるので洗い流せばオッケー! とっても楽チンですよ♫ それでもヌメリが気になるようなら塩でもんで落としてください。
三重県での釣行の際は、クーラーボックスに氷と海水を少し入れて、釣れたらそこへ直接タコを入れていました。氷をしっかり入れて帰宅し、「さぁヌメリ取りするぞー!」とタコを出そうとすると半冷凍になっていました。いつものようにヌメリを落とすために塩でもみ始めると、その半冷凍のタコはいつもよりヌメリが落ちやすくなっていてビックリ!
「なるほど! 冷凍しなくても半冷凍でヌメリが落ちやすくなるのね」と発見! すぐタコを食べたいときにはよい方法だと思います。
ヌメリが取れたら次は茹でましょう!
お鍋で沸騰させたお湯にタコを入れていくのですが、頭を持って足先から少しずつ入れていくと、足がクルクルッと綺麗に丸まって茹でることができますよ!
ムービーに撮ってみたのでご覧下さい☆
少しずつお湯に入れ、タコ全体がお湯に浸かってから2~3分茹でた後取り出します。あとは余熱で中まで火が通って、外側はプリッと内側は柔らかく茹で上がります。茹で時間を長くすると火が通り過ぎて身が硬くなってしまうので、食感の好みもあるかと思いますが、茹で過ぎ注意です!
次に、茹で上がったタコのクルクルと巻いた足先は2~3㎝ほどカットします。
イカやタコの足には多くの吸盤があります。吸盤の中は雑菌がたまりやすいので、塩でもんだりよく水洗いする必要があるのです。足先の吸盤は小さく密集しており、充分に雑菌を洗い流すことが難しいためカットすることをオススメします。