釣具メーカー社員の釣りについて行ってみた 京都西舞鶴でゆったり楽しむレンタルボート!
春が旬のアマダイ狙い

アマダイ_text-photo岳原雅浩

さて釣り開始!キャプテンよろしくお願いします!

09_いざ出発

最初のポイントまでは、少し走るとのこと。操船はキャプテンに任せて、のんびりさせてもらいます。

10_元気な若手社員の面々

さて、今回ご一緒してくれたのは比較的若い子ばかり。海外販売で生産・資材の管理や販促を担当している吉田くん。国内販売で北陸の営業を担当するかたわら、広告・販促活動も兼任している清水くん。針生産でハリの焼き入れから化学研磨まで、製造における重要な役割を担っている藤井くん。そして、岸本キャプテンと同じく生産・資材管理で海外工場への資材出荷と、商品の企画書を細かくチェック・完成させるという業務を担当している船曳くんといった、20~30歳代の元気な社員たち。みんな釣り好きではありますが、日ごろからある特定の釣りジャンルにこだわっているわけではなさそうで、その時期の旬の釣りものだったり、お客様に誘われて釣りをしたりと、幅広いジャンルを楽しんでいるようです。

11_ポイントに向けて走ります
ポイントに向けてひた走ります

私だけ極端に歳が離れていることに、少々引け目を感じながらも、普段聞けない話や釣りの会話を楽しみつつ、9:45に最初のポイントへ到着。水深69mの砂地からスタートします。

岸本キャプテンによると、この時期、若狭湾は舞鶴沖に浮かぶ「冠島」を越えたあたり、オオグリと呼ばれる漁礁で、大ダイや青物が狙えるそう。ですが今回は、脂ののった春の美味しいアマダイを狙うべく、冠島手前の砂地を釣っていきます。上手くいけば、タイラバで1投目から食ってきてくれるそう。調子がいいときは、1人2~3本は当たり前! とのことで、期待が膨らみます。
船のメンバーもどうやら1投目は、手返しよくお手軽なタイラバからスタートのようです。

12_まずはタイラバからスタート
まずはタイラバからスタート

スロースタートに不安…
まずは最初の1尾が釣れないと安心できない

1投目、残念ながら誰もアタリはなし…。
2投目、アレレ? 期待通りにはいきません…。

しかし、開始から15分ほど経った10:00過ぎ、左舷前方(=ミヨシ)付近で竿を出していた船曳くんが待望のファーストヒット!! みんなの不安を吹き飛ばす嬉しい1尾目となる、レンコダイを釣ってくれました~。そしてその直後、今度は左舷後方(=トモ)で釣っていた吉田くんにもヒット!! 淡々とリールを巻きつつ嬉しそうな表情の吉田くんは、なんと! 早速本命のアマダイをゲットです!

13_レンコダイ釣果 船曳くん
14_アマダイ釣果 吉田くん
15_オキアミ

「吉田くん、またアマダイ釣りまくるんじゃないの~?」と、まだ釣れていないキャプテンや周囲からのイジリにご満悦な吉田くん。そんななか、ふと吉田くんのタイラバを見ると、ちゃっかりアシストフックにはオキアミが付いている!? 「エビラバが効くんですよ~」とニンマリする吉田くん。実はまずは何とか1尾を手にし、ホッとしたかったようです。プライベートでボウズは辛いですからね~。

昼からは少し北風になるとの予報。波が出て気温も下がると思われるため、他のメンバーも早く最初の1尾を釣って安心したい様子。開始早々は、意外にみんな黙々と釣り続けていました。その甲斐あってか、20分後には岸本キャプテンが42~43cmあるグッドサイズのアオハタをゲット! 底から10mほど追ってきた中層で食わせたと興奮気味。そして、日ごろから釣りが上手と噂の清水くんもタイラバでレンコダイをキャッチ! さらにさらに、またまた船曳くんがレンコダイを釣り上げるなど後に続きました。

16_アオハタ釣果 岸本くん
17_レンコダイ釣果 清水くん