「旨いもん見つけた!」第26回は広島県の福山~尾道、兵庫県、大阪府の一部を営業エリアにする鈴木義規さん。1月の広島県東部や兵庫県西部の瀬戸内海では船のサビキメバルや投げ釣りのカレイがシーズン。今回、鈴木さんが紹介してくれたのは福山の中華料理店と姫路の麺屋さん。ともにボリュームたっぷりで寒い冬もこれでパワー全開!爆釣間違いなし!?
懐かしい家庭的な味でボリュームも満点!
「一貫楼」ユーリンチーセット
「お昼ごはんにするとボリュームがありすぎて眠くなっちゃいます。僕はめいっぱい仕事をした後、お腹ペコペコにして晩ご飯のお楽しみにしています」と鈴木さんが熱く語るのは一貫楼の「ユーリンチーセット」だ。ユーリンチーを漢字で書くと「油淋鶏」で、揚げ鶏のネギ&生姜ソースがけのことである。
「一貫楼さんは本格中華という感じではなく家庭的な料理なんです」と鈴木さん。ユーリンチーもどこか懐かしい味なのだとか。そのセットにはラーメン、サラダ、白ご飯、漬け物、杏仁豆腐が付いているが、何とラーメンはセットものによくあるハーフサイズではなくて、それだけでも満足できるフルサイズ。にもかかわらず「お値段はリーズナブルで、ホイコーローセット、とりの唐揚げセットなど、セットものはすべて同じ値段でどれもボリューム満点なのだそう。
「福山出身の当社新入社員に教えてもらったお店なんですが大正解でした」という鈴木さん。今シーズン、ぜひともチャレンジしてみたいというカレイ釣りの帰りにも「絶対寄りますよ!」とのことだ。
一貫楼
住所:広島県福山市西新涯町1丁目3-26
HP:なし
自家製太麺+濃厚鶏白湯+バジル=ガッツリ!×さっぱり!
「甚八」つけ麺レアポーク丼ランチ
「お店の人気ナンバーワンは別にあるのですが、個人的には……」という鈴木さんのイチオシは「つけ麺レアポーク丼ランチ」というお昼のセットメニュー。ハヤブサ本社がある三木市から至近距離にある姫路市内のお店なので、日帰り営業でのお昼ご飯での利用だそう。
「何といっても小麦の甘みたっぷりの自家製麺がお気に入りです」と鈴木さん。つけ麺に使用しているのは太麺で、これを濃厚鶏白湯でいただくのだが、変わっているのはチャーシュー、メンマ、味玉などのトッピングにバジルソースが添えられていること。「バジルのおかげで、さっぱりとした味になりますので最後まで飽きることなくいただけます」という。レアポーク丼もボリュームたっぷりで、ローストビーフ風に仕上げられた豚肉に甘辛いタレ、ネギ、海苔が絡んで食欲をそそるのだそう。
人気ナンバーワンメニューも紹介しておこう。お店の看板メニューでもある「特製鶏とろみそば」だ。麺はつけ麺よりはやや細い中太で、こちらも鶏白湯のスープに抜群によく絡むという。トッピングはチャーシュー、味玉、メンマ、ネギ。見た目は濃厚でしつこそう? だが食べてみると意外とさっぱり。「冬の釣りで冷え切った身体には、こちらがよいかも」と鈴木さん。
最後に「そうそう、麺もご飯もすべて大盛り無料なのが嬉しいです」と、もともとはバスフィッシング好きで現在は「北風ニモマケズ……」海のエサ釣りに挑戦中という鈴木さんだった。
甚八
住所:兵庫県姫路市野里78-7
HP:なし