おすすめアイテム・気になるアイテム No.4 野外遊びを快適に楽しむコツとモノ
「子どもとゆったり潮干狩り」

今回は、この時期にファミリーで楽しめる潮干狩りについて、便利アイテムを数点、ご紹介しましょう。
毎年、この季節になるとファミリー層に大人気の潮干狩り。子どもはもちろん、大人も童心に帰って楽しめ、採りたての新鮮なアサリやハマグリは食べても美味しい。幼児だってお砂場感覚で楽しめるから、まさにファミリーにうってつけの水辺アクティビティーなのです!
なぜ、この季節に盛んなのかと言いますと、ひとつには春の陽気が暖かくなってくる時期であることもありますが、もうひとつは潮の満ち引きが大きく影響しています。潮干狩りは潮が引くタイミングで干上がった沖にでて貝を掘りますので、日中に潮が大きく引けば引くほど広範囲で楽しめます。そして冬からちょうど今頃は、一年のうちでも日中に潮が大きく引く季節なのです。
今回は地元の漁業協同組合に管理されている潮干狩り場での潮干狩りを紹介します。トイレや水道、自動販売機や休憩場もあり、貝の数も豊富ですから、安心して楽しめることでしょう。
ひとつだけ注意すべきことは、潮干狩りのできる日や時間が決まっていること。事前にインターネットや該当する漁協に問い合わせて、できる日時を確認してくださいね。

行った先は、潮干狩りのメッカである、富津海岸の潮干狩り場です。

富津海岸の潮干狩り場

ここは漁協さんが管理しているので入場料が必要。中学生以上、一人2,000円です。さほど安くはありませんが、そのぶん、だれでも簡単に採れるので、ファミリーでゆったり楽しむのに最適なのです。

下半身は濡れてもいい格好がベター。
無理な姿勢は翌日の腰痛を引き起こします

潮干狩り装備

私はこんな感じの装備です。
強い直射日光を遮るための帽子に首回りの日焼けを防ぎつつ、いろいろと役に立つ首タオル。Tシャツでも全然OKなのですが、海は突然、風が強くなることもありますので、今回は防風を兼ねたライトなウインドブレーカーを着用。下半身は濡れてもよい海パンにビーチサンダル。そして肌の露出部には当然、日焼け止めを塗っておきます。

ニベアサン/高密着ケアUVミルキィジェル

オススメは汗や水に濡れても落ちにくい高密着タイプです。写真のニベアサン/高密着ケアUVミルキィジェルは今年の新製品。汗や水に強いスーパーウォータープルーフ処方が施されており、水辺でも効果が長持ちするのが特徴です。いずれにしてもSPF50+、PA++++と、国内では最高クラスの効果にして、使い心地もなかなかさらさらですのでおすすめです。

では、さっそく貝を掘りましょう。
今回、持ち込んだ大人用の用具はこんな感じ。

潮干狩り用具
いずれも300円ほど。左の熊手はシマホ(島忠家具センター)で、真ん中の熊手は数年前に富津海岸の潮干狩り場で300円で購入したものです。右は園芸用のスコップ
潮干狩り掘り方

もうですね。掘り方は、こんな感じにざくざくと熊手で掘るだけです。貝があればガチッと手応えがありますから、そのまま熊手で掘り起こしてもよし、手で直に砂の中を探って取り出してもよいでしょう。
このとき、ポイントは膝をついていること。大人ならば「下半身は濡れてしまえ!」ぐらいな気持ちでやったほうが、結果として腰などが痛くならずにオススメです。膝やズボンを濡らしたくないばかりにしゃがんだ状態で掘り続けると、翌日の腰痛や筋肉痛が結構ひどいことに……。レインパンツを着用する、という方法もありますが、PVCは濡れないけど暑くて蒸れ蒸れになってしまうし、透湿防水のパンツだと押し付けているとどうしても湿ってきてしまうので、やはり快適なのは海パン+日焼け止めじゃないかなー思います。

潮干狩り掘り方

ちなみにこのスタイルで最も日焼けするのは、首とふくらはぎ。首はタオルを巻いておけば大丈夫だとして、普段日焼けしないふくらはぎを日焼け止めなしに露出しつづけると、ひどいことになりますので要注意!

アサリをゲット

ちょっと掘るだけで、ハイ、アサリをゲット! 富津海岸や木更津海岸など、管理された潮干狩り場ならば、貝の密度はとても高いので、コツなど入りません。だれにでも簡単に掘ることができますので、お楽しみくださいね!

小さい子には、イス代わりとなる
小型クーラーボックスが使えます

管理型潮干狩り場

潮が引く時間帯にはどんどん沖に出て行けますが、こんな入口近くでもたくさん採れます。いやむしろ、この管理型潮干狩り場では、入り口近くが穴場だったりもします。それは後ほど、お伝えするとして、小さい子が一緒ならば、そんなに歩かずお砂場遊び感覚で、近くで掘るだけでも十分に楽しめますよー。

コールマン/テイク6
コールマン/テイク6

で、今回、なかなか活躍したのがこのアイテム。コールマン/テイク6という、350ml缶が6本入るぐらいの小型クーラーボックスです。
中には小型の保冷剤を入れ、紙パックのドリンクと小さなゼリーを用意しました。水分補給に飲むドリンクが冷たいだけで、とっても気分は爽快です。そしてこのタイプのクーラーボックスのよいところは丈夫なところ。

コールマン/テイク6

はい。このようにイス代わりになるんですね。小さい子はしゃがんでいるとすぐ疲れちゃうし、べったり海に座り込んでしまうと、すぐにびちょびちょになって冷えてしまいます。なのでこんなちょっとしたイス代わりになるものがあると、長く潮干狩り(という名のお砂場遊び)が楽しめますのでオススメです。

首の陽射し避けがついたハット
子どもの帽子は、首の陽射し避けがついたハットがいいでしょう。
いつものお砂場セット
そして道具は完全にいつものお砂場セット。使いなれた道具が一番です。
サロペットタイプのお砂場着
サロペットタイプのお砂場着
そして靴下+長靴を履いて、上半身まですっぽり覆い隠せるサロペットタイプのお砂場着が潮干狩りには役立ちます。露出部にはしっかりと子供用の日焼け止めを塗ってあげましょう。