ゼロから始める手漕ぎボート釣り【実釣編】
自由度高め!好きな釣りを全部できちゃう夢の時間!

はい、どうも! にくです。
前回は、「ゼロから始める手漕ぎボート釣り(前編・後編)」ということで、手漕ぎボート釣りの基本をご紹介しましたが、今回は実釣編として「手漕ぎボート釣りの一連の流れ」を紹介します! 手漕ぎボート釣りは自由度が高く夢のような釣りです! 未体験の方もこの機会にその魅力をイメージしながら、楽しく読んでもらえればと思います。

「手漕ぎボート釣り」の基本と安全な楽しみ方

まずは「手漕ぎボート釣り」のおさらいから。
「手漕ぎボート釣り」とはその名の通り、オールが付いたボートで大海原に出て行う釣りです。「こんなボートで海に出て大丈夫?」と心配になる方もいるかもしれませんが、いくつかのポイントに注意すれば安全に楽しむことができますよ。手漕ぎボート釣りのよい点と注意点を紹介しましょう。

参考:
ゼロから始める手漕ぎボート釣り【前編】手漕ぎボート釣りの魅力と必要な道具について
ゼロから始める手漕ぎボート釣り【後編】知っておきたい手漕ぎボート釣りの知識と注意点

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文字通りエンジン不使用! 手漕ぎで大海原に! 運動不足も解消?

手漕ぎボート釣りのよい点

●魚のいるところまで行って釣りができる

オカッパリや遊漁船とは異なり、手漕ぎボートなら広い範囲を自由に移動でき、季節を問わず魚のいるポイントを探して釣りを楽しむことができます。

●ねらう魚や釣り方の自由度が高い

ポイント選びはもちろん、釣り方も自由です。たとえば「アジ釣りを楽しんだあとにジギングや泳がせ釣りで大物をねらう!」なんてこともできますし、複数の竿を出すことも可能なので、「やりたいことを、やりたいときにできる」のが手漕ぎボート釣りの魅力です。

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高級魚がいろいろ釣れちゃう

●お財布に優しい

釣りモノにもよりますが、遊漁船を利用すると8000~15000円ほどかかります。それに比べて手漕ぎボートは1隻あたり4000円程度で利用可能。2人で乗れば1人あたり2000円程度とかなり経済的です(エサなどの料金は別途必要)。

●運動不足の解消にも!

実は手漕ぎボートは全身運動! 釣りが楽しめて、美味しい魚も釣れて、さらに運動にもなる! 一石三鳥のアクティビティです。

手漕ぎボート釣りの注意点

●海の状況や天候に気を配り、自分の力を過信しない

風や波の強さ、潮の流れの組み合わせによっては、思うようにボートを進められないことがあります。「前はこれくらいの風でも漕げたのに」と感じることはあっても、その日の体調や気温によって、いつも以上に体力を消耗していることも…。
また、手漕ぎボートで出船できる風の目安は風速4m/sまでとされています。ただし、地域や風向き、波の高さによっても条件は異なります。天気予報や船宿からのアドバイスを参考にしながら、波の立ち方や潮の流れの変化にも注意を払いましょう。

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波をかぶるボート

●バランスを崩さない

手漕ぎボートはバランスを崩すとかんたんに転覆する恐れがあります。乗り込む際はボートの中心線を意識し、端に寄らないように注意しましょう。また、2人以上で乗る場合は、お互いの動きを確認しながらバランスを取りましょう。荷物も偏らないように配置することが大事です。