![](https://heat-hayabusa.com/wp-content/uploads/2025/02/0e56dda41ea9c29d511c4ecb988925fc-16-780x557.jpg)
記事提供:㈱週刊つりニュース【TSURINEWS】
(※当記事はWEBマガジン HEAT用にリライトいただいたものです)
INDEX
早朝から多くの人で大にぎわい
とっとパーク小島の開園は午前7時。6時50分から受付開始ということで、現地に到着したのは6時半ごろだった。
しかし、入り口で整理券を受け取ると、番号は138番。この釣り公園のキャパは180人のため、かなり遅めの入場となる。とはいえ、キャパ以上の整理券は配布されないため、整理券を受け取った時点で釣り座は確保されたも同然だ。
荷物をまとめて受付に向かうと、エントランス前は多くの人で大にぎわい。マイクで整理券の番号が呼ばれると、受付を済ませて順次入場。
そして平山さんの番号が呼ばれ、いざ入場。すでに階段から先端にかけてはびっしりと釣り人で埋め尽くされていたため、やや陸よりの南向きに釣り座を構えた。
![04_ 釣り場は満員](https://heat-hayabusa.com/wp-content/uploads/2025/02/04-15.jpg)
かんたんサビキ釣りセット
まずは予定通りサビキ釣りから。慎重にリールからミチイトを出し、ガイドを通していく平山さん。用意した仕掛はハヤブサの「コンパクトロッド かんたんサビキ釣りセット ピンクスキン 5本鈎」と、小アジ専科シリーズの「リアルアミエビ」「ケイムラサバ皮レインボー」など。
「かんたんサビキ釣りセット」はカゴもセットになっているため、ミチイトに結ぶだけでOK。「リアルアミエビ」「ケイムラサバ皮レインボー」はリアルなギミックが施され、全国的に実績の高い仕掛だ。
![05_ コンパクトロッド かんたんサビキ釣りセット ピンクスキン 5本鈎](https://heat-hayabusa.com/wp-content/uploads/2025/02/05-16.jpg)
![06_ サビキ仕掛_小アジ専科](https://heat-hayabusa.com/wp-content/uploads/2025/02/06-14.jpg)
想定外の潮の速さ
しかし、ここで想定外の事態が発生。南側へ走る潮がかなり速く、投入した仕掛があっという間に前方へ流されてしまう。
底を取るのも困難な状況に、見回りの公園スタッフに相談すると、「潮が速いときは重いマキエカゴにするといいよ。今日なんかだと20号ぐらいかな」とのこと。
これを聞いた平山さんは、慌てて近くの売店で20号のオモリ付きマキエカゴを購入。仕掛はそのままに、カゴだけを交換して投入すると、やや前方にミチイトがなびくものの、しっかりと底が取れるようになった。
待望のアジがヒット!
すると、ブルブルッと勢いよくサオ先が震える! 「えっ? え?」と半信半疑でリールを巻く平山さん。
![07_ リールを巻く](https://heat-hayabusa.com/wp-content/uploads/2025/02/07-11.jpg)
やがて海面に姿を見せたのは、待望のアジ。小ぶりながらも自分で初めて釣った1尾に大興奮。
生きた魚に触るのも初めてだったが、臆することなくアジをむんずとわしづかみし、ハリを外して無事バケツへ。「わしづかみにされたアジが、すでに瀕死だったことは内緒…」という微笑ましいエピソードも。
![08_ アジ釣果](https://heat-hayabusa.com/wp-content/uploads/2025/02/08-9.jpg)
怒涛のアジ入れ食いモードに突入!
最初は単発だったアジがダブルで上がるようになり、平山さんは大はしゃぎ。
![09_ アジダブ](https://heat-hayabusa.com/wp-content/uploads/2025/02/09-8.jpg)
グングン上達
最初は手間取っていた取り込みやハリ外しも、時間が経つほどスムーズになっていった。
![10_ ハリを外す](https://heat-hayabusa.com/wp-content/uploads/2025/02/10-8.jpg)
アジと見つめ合い…
ついには、釣り上げたアジと見つめ合いながら「目がキレイ~」とつぶやく余裕も。
![11_ アジを見つめる](https://heat-hayabusa.com/wp-content/uploads/2025/02/11-7.jpg)
5連掛けも達成!
ここで、隣の常連の釣り人からアドバイス。「アタリがあっても少し待つと、もっとたくさん掛かるで!」。
その言葉通り、竿先が震えてから少し待ってみると、なんとトリプルヒット!
![12_ アジ4連掛け](https://heat-hayabusa.com/wp-content/uploads/2025/02/12-6.jpg)
さらに4連、そして5連と、まるで絵に描いたような上達ぶりを見せた。
![13_ アジ5連掛け](https://heat-hayabusa.com/wp-content/uploads/2025/02/13-6.jpg)
潮が少し緩んできたことでアジの活性もさらに上昇。仕掛を投入すると、底に到達する前に竿先がブルブル震えるほどの食いっぷり。バケツはみるみるうちにアジでいっぱいになり、途中でクーラーボックスへ移し替えるほどだった。
![14_ クーラーへ](https://heat-hayabusa.com/wp-content/uploads/2025/02/14-6.jpg)
頭の中はアジ料理でいっぱい
クーラーがアジだらけになったところで、記者が「魚料理は好き?」と聞くと、「めちゃくちゃ大好き!」と即答。海鮮系には目がなく、阪神タイガースの沖縄キャンプを取材した際も、現地の回転寿司を訪れたほどの魚好きらしい。
「アジのおいしい食べ方は?」と聞かれ、記者は南蛮漬けしか思いつかなかったが、「アジフライは?」「タタキは?」と、平山さんの頭の中にはすでに釣ったアジの料理が並んでいるようだった。
![15_ ダブルヒット](https://heat-hayabusa.com/wp-content/uploads/2025/02/15-5.jpg)