初心者さんにオススメの、横浜市にある無料で海釣りができる貴重な釣り場をご紹介。無料で楽しめるとあって、かなりオススメな場所です。
また、子どもたちにこの環境を残すために知っておいてほしい、釣り場のマナーやゴミの実情についても少しだけお伝えします。
初心者にオススメの釣り場1:「根岸港」
「根岸港」は都心から近く、足場もしっかりしていてオススメの釣り場所です。比較的場所も広く、仮に混雑していても、ポイントを選ばなければ十分釣りは可能かと思います。
近くにコンビニもあるのでトイレに困ることもありません。しかもこちらのコンビニでは、珍しくかんたんな釣りエサも販売しています。入り口に「つりえさ」ののぼりもありました。
魚影はすごく濃いというわけではないですが、工場の温排水が流れている影響でアジなどが1年中釣れます。秋にはサバなども回遊してくるエリアです。
また、アオリイカもねらえますがコウイカ系のほうが多いかもしれません。そのほか、晩秋には虫エサでマコガレイをねらう人も多くいます。
岸壁は遊歩道となっており海側にはガードレールがありますが、冊などはないので子ども連れの場合には注意が必要です。万が一に備え、ライフジャケットは必ず着用しましょう。
根岸港はひじょうに釣りがしやすいのですが、一つデメリットとしては近くに駐車場がないことです。ですので、現場まではバスでのアプローチをオススメします。磯子駅から出ているバスに乗り、「東京ガス前」での降車が便利です。当バスの日中の本数は1時間1本程度だったかと思います。利用の際は事前に時刻を調べておくとよいでしょう。
根岸港
住所:〒235-0017 神奈川県横浜市磯子区新磯子町 前
初心者にオススメの釣り場2:「杉田臨海緑地」
「杉田臨海緑地」も釣り場としてオススメです。一番のオススメ理由は無料駐車場。駐車台数は少ないですが、横浜市内で無料で釣りができ、なおかつ無料駐車場である釣り場は少ないと思います。大変ありがたいスポットです。
魚影は根岸港とほとんど同じで年中アジがねらえます。秋などにマズメ時や夜釣りでねらえば、かなりの確率で釣れると思います。また、岸壁際ではカニやタコも生息しているのでねらうと面白いかもしれません。こちらのエリアではタコは禁止区域ではないので堂々とねらえますよ。
そして、こちらの釣り場には冊があるので子連れでも安心。トイレも完備していて便利です。
ちなみに、トイレは24時間利用可ではないので注意が必要です。朝7時から夜7時30分までの利用となります。(くれぐれも時間外にその辺で用を足さないようにしましょう)
また、家族で訪れる際には、大きな広場もあるので釣りに飽きたらそちらで遊んだりすることも可能です。ベンチなども多数あるので、ベンチでお弁当を広げるなど軽いピクニック感覚が味わえるかもしれません。また小さな山があり頂上からの景色も綺麗です。
もちろん、バスでも訪れることが可能です。バスですと新杉田駅から5分ぐらい、「新浜橋」というバス停が最寄りとなります。歩いても10分ぐらいで到着できるはずですよ。
杉田臨海緑地
住所:〒235-0033 神奈川県横浜市磯子区杉田5丁目31-31
釣り場にゴミを捨てない!
みんなで釣り場と海を守りましょう
コロナ禍前からゴミは多数ありましたが、先日釣り場に行った際、以前よりもさらにゴミが増えていました。ゴミ問題がきっかけで釣り禁止になってしまった場所も多くなっているので、1人1人の「ゴミを持ち帰る」心がけが大事だと思います。
海洋ゴミのほとんどが陸でのゴミだそうです。風や紫外線にさらされゴミが小さくなり、マイクロプラスチックとなって魚など海の生き物が間違えて食べて死んでしまいます。ルアーが引っ掛かりロストするのもゴミの一因ではありますが、陸でゴミを捨てない、ゴミを減らす努力は大切です。
海洋ゴミが増えると海の生物が減り、漁獲量の減少にもつながります。釣り人としては自分のゴミプラス、周辺のゴミを(わずかでも)持ち帰ることを心がけることで、未来の子どもたちによい環境を残せるのではないでしょうか。
ゴミ問題以外にも、最近は釣り人と漁協関係者とのトラブルで釣り禁止となるエリアが増えているようです。私の住む神奈川県でも釣り禁止エリアが増えているので、ルール違反やマナー違反はしないようにお願いします。釣り禁止エリアでの釣りは絶対にダメですよ。
みんなでルールを守り、釣り場を守りさえすれば、横浜市には無料で利用できる施設が多くあります。釣り初心者の方や未経験の方も気軽に遊びに行ってみてはどうでしょうか?
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