「旨いもん見つけた！」第62回はハヤブサ九州営業所・所長の芝直幸さん。芝さんは佐賀県鳥栖市とハヤブサ本社がある兵庫県三木市を行ったり来たり。今回紹介してくれたのは佐賀県鳥栖市のラーメン店と兵庫県三田市の焼肉屋さん。年末年始、九州北部に広がる玄界灘ではオフショアのロックフィッシュねらいが佳境いり。平均1kgクラスのキジハタやアカハタがジグやワームにガツンとヒット！ またともにワカサギレイクが近く今シーズンはともに今秋から3ケタ釣り、4ケタ釣りの好釣果が伝えられているので冬場も期待大！
透明感があり味わい深い鶏スープがクセになる
「中華そば」麺処 呑処 中華そば みのる
ハヤブサ九州営業所から徒歩10分という至近距離にあるのが「麺処 呑処 中華そば みのる」だ。店主はテレビ番組「ガチンコラーメン道」でもおなじみ「支那そばや」の創業者である「ラーメンの鬼」こと佐野実さんの元で修業をされた人なのだそう。
豚骨が本場の九州で鶏ベースの「旨い醤油と塩」の中華そばが楽しめるのが特徴で「通うほどに、その旨さの虜になる逸品です」と芝さん。そんなスープは透明感があり奥深い味わいで「いつもスープも残さず飲んでしまいます」とのこと。麺は口当たりのよいストレートでスープにもよく絡む。
清潔感がある落ち着いた雰囲気の店内で、BGMとして常時流れるのは店主のお好みで決まって浜田省吾さん。昭和40年代生まれで浜省ファンの芝さんも大いにくつろげるのだとか。
芝さんは「中華そば（醤油）」大盛にチャーシュー大盛＆芋焼酎・三岳をセットでオーダーすることが多いようだが中華そばは塩も絶品。そのほかに「豆苗の香草炒め」「黒豚餃子」「柔らか鶏チャーシュー」など居酒屋メニューも多数、中華そば目当てのお客さんだけでなく、アフター5を楽しむ人でも賑わっているのだそう。当然。飲んだあとにもシメの中華そばは、その優しい味わいがまさに最高と絶賛する芝さんだ。
また2021年12月には同じ鳥栖市内の市役所前に、それもハヤブサ九州営業所から徒歩3分という超至近距離に昼営業の支店「支那そばや 鳥栖」がオープンし「ますますハマっちゃいそう」という芝さんである。
真冬の玄界灘でオフショアのロックフィッシュ、九州一のワカサギレイク北山湖でのアフターフィッシングは「麺処 呑処 中華そば みのる」「支那そばや 鳥栖」で温まろう！
麺処 呑処 中華そば みのる
住所：佐賀県鳥栖市大正町778-5
HP：なし
焼肉は黒毛和牛の希少部位を昔ながらのロースターで！
「韓国料理」伽倻廊（かやらん）
ところ変わって兵庫県三木市のハヤブサ本社から約30分、神戸電鉄本線の三田本町駅近くにある「伽倻廊」は、年配のご夫婦で営まれている、こぢんまりした隠れ家的な韓国料理のお店。
店主はもともと滋賀県で約50年間、焼肉店を営まれていた方だが、数年前に奥さんの実家がある三田市へ引っ越し新店を開かれたのだそう。長年培った肉に対する目利きは間違いなく「新鮮で美味しいお肉、本格的な韓国料理がいただけます」と芝さん。
提供されるのは、すべて黒毛和牛で、いずれの部位も美味しいが「とくに上タン、赤センマイ」が芝さんのお気に入り。希少部位タケノコ（大動脈の付け根）、チレ（脾臓）、ツラミ（こめかみや頬肉）、アギ（顎肉）などもおすすめだそう。これらを昔ながらのロースターで焼くのが「何とも疲れをいやしてくれます」と芝さん。
また、焼肉のみならず、さまざまな種類のキムチやサムギョプサル、参鶏湯（サムゲタン）、トッポギ、ケジャン、テールベースのスープ、チヂミなど本格的韓国料理メニューも豊富で「どれも旨い」と芝さん絶賛。日本ではあまり見かけない？ マッコリのサーバーもあるという。
三田市周辺には関西バスレイクのメッカで西日本トップクラスのワカサギストック量を誇る青野ダムや、車で1時間圏内には佐仲ダム、東条湖、長谷大池とワカサギ釣り場が目白押し。バスやワカサギ釣りの帰路、爆釣（でなくても）のご褒美にぜひ！
伽倻廊（かやらん）
住所：兵庫県三田市対中町9-17
HP：なし
