知って得する!川田一輝のお魚あれこれ No.97あの映画の裏側で!?クマノミの真実

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こんにちは! 夢をぶち壊す男、「さかなのおにいさん」かわちゃんこと川田一輝です。
突然ですが、みなさんはこの映画を見たことがありますでしょうか?

ファインディング

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子どもたちにお馴染み、大人気アニメ映画「ファインディングニモ(アンドリュー・スタントン/リー・アンクリッチ監督:2003年)」。昔、初めてお会いした女性の方に「さかなの面白い話をしてぇ~」と言われて、クマノミの話をしたら「夢がない!!」と怒って帰られてしまいました…。
なのでしばらく封印していたのですが、今回はみなさんにこっそりお教えしたいと思います。

ファインディングなニモでお馴染み

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アニメ映画「ファインディングニモ」の主人公、カクレクマノミ(※正確にはクラウンアネモネフィッシュという説もあります)。かんたんにストーリーを説明すると、クマノミのお父さんが人間に連れ去られた息子ニモを探しに行く、さかな目線の素敵な親子愛を描いた映画です。
イソギンチャクの中に隠れて休む姿も可愛い海水魚。そんなクマノミ、実は変わった性を持つさか
ななんです。

ここで豆知識

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生まれたときは「オスでもメスでもない」んです。
小さいときはオスとメスの両方の性を持ち、群れの中で一番体が大きいオスがメスに変化します。そして、そのメスがどこかへ行くと、今度は次に体の大きなオスがメスになります。

もし映画の中のパパカクレクマノミが群れの中で1番大きくなると……?

だから再会したときには

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性転換してる!!
息子を探すために1人飛び出したパパはニモに会うころにママになってるかも!? ちなみに、一度メスになるとオスには戻れません。
参考にさせていただいた本は瓜生知史『魚はエロい』という本。他にもさかなの面白い性にまつわる生態が書かれてあるのでオススメです。

 

みなさんはTPOに合わせて、この話を披露してくださいね。
信じるか信じないかはあなた次第……じゃあね!

出典:
瓜生知史著 (2016) 『魚はエロい』 光文社新書.

 

レポーターREPORTER

川田 一輝
プロフィール:川田 一輝
1990年大阪生まれ。さかなたちの“おかしな”生態や海の大切さをイラストや歌で伝え、子どもの好奇心を育てる活動をしている。テレビの釣り番組や水族館でさかなを解説したり、ラジオDJ・声優としても活躍中。
初の書籍「ツッコミたくなる おさかな図鑑」は重版。SNSのフォロワー数合計50000人以上(2021年現在)
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インスタグラム:@kawayanfishing (https://www.instagram.com/kawayanfishing/)