知って得する!川田一輝のお魚あれこれ No.54キレイで初心者にも飼いやすいグッピー
だけどチョット問題も…

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こんにちは!
学生時代は熱帯魚バーでお酒を作りながら、さかなの世話をしていました。「さかなのおにいさん」かわちゃんこと川田一輝です。

今回は誰もが一度は飼ったことのある観賞魚、グッピーの話。
実は今、日本のとある場所で増えていて問題になっているんです……。

 

こんにちは!僕グッピー!

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観賞魚入門でおなじみグッピー。
グッピーは卵胎生といって、メダカ と違ってお腹の中で卵を孵(かえ)します!

初心者でも飼いやすいことから、グッピー、プラティ、コリドラス共に初心者アクアリウム御三家……と(勝手に)呼んでいます。

和名は「ニジメダカ」

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実は日本語の名前、和名もあるんですね。
ただ全然浸透しておらず! グッピーのほうがラムネの名前みたいで可愛いからでしょうか?

川を覗き込めば……グッピーがいる!

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大分の別府温泉や鹿児島の指宿温泉など。温泉地の川は温かいが故に、誰かが逃したグッピーが越冬してしまい数を増やして今問題になっています。

ティラピアやプレコも同じように、飼いきれなくなって逃したものが温泉地や沖縄の川に繁殖しています。

グッピーは淡水魚
だけど汽水(塩水)もOK!

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海外産は汽水で育てて病気を防いでいたなんて話もあるくらい、塩分濃度の耐性もある丈夫なさかな。
だからこそ、飼いきれなくなって「可哀想だから近くの川に流してあげよう」絶対に止めましょうね!

ドラえもんでいうと、空き地で楽しく遊んでいるのび太くんの前にジャイアン10人やってくるくらい、生態系のパワーバランス崩れちゃいます。もし飼いきれなくなったら、熱帯魚屋さんに一度相談してみてくださいね!

 

※海外産は稀にグッピーエイズという病気にかかってることも。国内ブリーディングは日本の水にも慣れていて、丈夫で綺麗で飼いやすいのでオススメですよ!

 

レポーターREPORTER

川田 一輝
プロフィール:川田 一輝
1990年大阪生まれ。さかなたちの“おかしな”生態や海の大切さをイラストや歌で伝え、子どもの好奇心を育てる活動をしている。テレビの釣り番組や水族館でさかなを解説したり、ラジオDJ・声優としても活躍中。
初の書籍「ツッコミたくなる おさかな図鑑」は重版。SNSのフォロワー数合計50000人以上(2021年現在)
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インスタグラム:@kawayanfishing (https://www.instagram.com/kawayanfishing/)