「旨いもん見つけた!」第41回は営業エリアが静岡県、愛知県、和歌山県に移った齋藤智紀さん。今回は新たな営業エリアである名古屋と、かつて営業エリアだった金沢のお店。どちらも麺類プッシュだが、それぞれに個性的でクセになりそうな人気メニュー。4月、名古屋から日帰り圏内の伊勢湾ではタイラバ、SLJでの青物ねらいが早くもシーズン入り。金沢沖では地元で「茶バチメ」と呼ばれるメバル釣りが最盛期を迎え、船からのサビキ釣りで尺クラスがねらえる。
丸ごとニンニクごろごろ!スタミナたっぷり!
「ベトコンラーメン」ひらたのベトコンラーメン
「ベストコンディションという意味らしいですよ」と齋藤さんがいう「ベトコンラーメン」は愛知県や岐阜県で提供されるラーメンの一種。「野菜たっぷりでタンメンみたいな感じなんですけど、何といっても丸ごとのニンニクがゴロゴロ入っているのが特徴のようです」と齋藤さんは続ける。
最近担当になった営業エリアである愛知県の某ショップスタッフに連れて行ってもらい、今回初めて食べたその感想は「とにかくニンニクの香りで食欲がそそられます」と早くも虜になった様子。「ただし翌日の営業に差し支えますので休日前の晩飯限定ですけど(笑)」とのこと。そりゃそうでしょ!?
それだけにスタミナたっぷり! 釣りで疲れた身体にパワーを充填するのにもピッタリだ。麺は中太ちぢれ麺で「醤油ベースのスープとニンニクの香りが、よくからんでナイスです」とのことだ。
「もうひとつ、看板メニューになっているのが……」と齋藤さんが教えてくれたのが「紋甲いかのゲソカラ」だ。「ベトコンラーメンとセットでオーダーする人が多いようで、このお店の名物のようです」と、モンゴウイカのもちもち食感に、これまたハマってしまったようだ。
ひらたのベトコンラーメン
住所:愛知県名古屋市西区平出町341
HP:https://www.instagram.com/hirata_be/
マイルドテイスト&オシャレで女性にも人気!
「黒胡麻担々麺」中華レストラン龍苑
「営業エリアが変わってしまったので、さびしいのですが……」と、齋藤さんがいうのは石川県金沢市にある中華レストラン龍苑の「黒胡麻担々麺」だ。「本当に大好きで、いつ訪れてもオーダーしてました」と懐かしむ。「黒胡麻の香りが利いていて、見た目ほど辛くなくマイルドなんです」とのこと。
挽肉に野菜たっぷりのトッピングで「これ1杯でお腹いっぱい」とボリューム満点! さらにお店はオシャレで、器に凝っているのもお気に入りの理由。そのせいか女性のお客さんも多いのだそう。
元々、本格中華レストランなので酢豚などの他のメニューも抜群に美味しいという。数人で訪れた場合なら「担々麺に加えて酢豚などをシェアしていただくのがオススメですよ」と金沢の想い出を締めくくってくれた。
中華レストラン龍苑
住所:石川県金沢市浅野本町ロ143-1
HP:https://www.dragon-garden.info/