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中毒性の高いウキ釣り
目に見えるコイも多く、表層の魚たちはフォール中のエサを食べにはくるも、目にも留まらぬ速さで吐き出す手練れぞろい。完全なサイトで掛けていく方がお互い得意そうではありますが、やはりここはきっちりと沈めて、ウキの動きで釣りたいところ。
ツンツン! と動いたり、一気に沈んだりを繰り返すウキ。大げさでなく、もうこれだけでも1日見ていられるぐらい(笑)。とにかく反応が多いので飽きません。思えばこうやって腰掛けながら、ウキを眺める釣りから僕も釣りを始めたんだったなぁ。幼いころ父親に連れられて近所の池でクチボソやフナを釣った記憶が蘇ってきます…。
そんな思い出にふけながら、アワセてもなかなかハリに掛からないコイに弄ばれる2人。
無事に東京鯉をキャッチ
ピクッとウキの動く瞬間にアワセを決めて、重みが乗った瞬間がある種のエクスタシーな部分は、ルアーもフライもエサ釣りも変わらないのではないでしょうか? ようやく掛かったコイは、予想以上に竿を絞り込みグイグイと深みに走ります。そして水面で想像以上に水しぶきをあげるので、お忍びサラリーマンスタイルの方はランディングを慎重に。
だんだんとエンジンが掛かってきて、ウキの動きで釣ったり、フォール中に見えたバイトをアワセたりで、のんびりお喋りをするには少し忙しい程度に釣れてくれるコイたち。なかには意外と大きく太った魚もいて楽しませてくれました。
共通の友人も多く普段からSNSなどでは絡みも多いとはいえ、実際に会って話すと、お互いの生い立ちとか釣りのスタイルとか話題は尽きないものです。あっという間に2時間が経過してしまいました。「結構釣ったし満足したので、どっかでお茶でもしましょう!」と、フィッシュセンターをあとにしたのでした。
ついでの釣り、ついでのカフェ
このスタイルは相変わらずで、基本どこを釣り歩いていてもいい雰囲気のお店を見つけたら入ってしまう、釣りとカフェのどっちがついでなんだかわからないストリートスタイル(?)。JR市ヶ谷の駅のすぐ裏手にいい感じの喫茶店を発見。
天気に恵まれてはいましたが、釣りに集中している間に結構体は冷えていたみたい。暖かいコーヒーと甘味が疲れた体を癒してくれました。そのうち道頓堀でバス釣りをしたいだとか、次の関東出張のときはトラウトの管理釣り場に行こうとか、これからもアーバンフィッシングという都市型の枠を超えた、旅や出張の「ついでの釣り」でできそうなさまざまな話題で盛り上がりました。釣りのジャンルを超えていろんな釣り人と釣りをしたり遊ぶのは本当に楽しいですね。
アーバンフィッシング ギア紹介
レポーターREPORTER
栃木県在住。国内のトラウトフィッシングから海外の釣りまで、人生を豊かにするライフスタイルとしての釣りを日々模索し発信しているフィッシングピーターパン。PIKE STREET MARKETディレクター。ひと×コト×Sakana栃木PRアンバサダー。
サポートメーカー:Huerco、BIGFISH1983、Rマジックテスター。VARIVASフィールドモニター、Patagoniaプロセールスプログラム。
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