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これまでアーバンフィッシングと言いながら、都内に何度も足を運んでいたにも関わらず、どうしてこの場所を一度も取り上げなかったんだろう…。それぐらい自分にとって、昔から知っている「都市型の釣り」といえばここだったんじゃないかなぁと。実際何年も前ですが、大阪からの東京出張だったときにも仕事の合間に訪れた場所。
今回紹介するのは、都会のど真ん中に突如現れるオアシス「市ヶ谷フィッシュセンター」。そう、「釣り堀」です。
知られているようで意外と隠れ家的な釣り場
JR市ヶ谷駅のホームに降りると眼下には外濠(そとぼり)が見え、釣り人ならまず「ここ魚いるのかな?」と無意識に考えてしまうはず。そしてそのまま水辺を観察していると見えてくるのが市ヶ谷フィッシュセンター。創業60年以上の老舗の元祖「外遊びレジャー施設」なんです。
鯉(コイ)の釣り堀以外にも金魚や小さなコイの釣り堀(ミニ・フィッシング)、熱帯魚屋さんも併設されていて、ちょっと東京で時間が空いてしまったときにまず駆け込んでもらいたいまさに都会のオアシス。道具も全てレンタル可で、トイレや水道も充実しているので、魚に水をかけられさえしなければ、スーツ姿で釣りをしてから平然とオフィスに帰ることもできます(笑)。
市ヶ谷フィッシュセンター
住所:〒162-0843 東京都新宿区市谷田町1丁目1
HP:https://www.ichigaya-fc.com/
今回のお相手
いや別に必ず誰かを呼ばないといけないコーナーではないのですが、今回は前々から一緒に釣りをしてみたかったゲストさんが大阪から出張で東京に来ていると聞いたので、東京アーバンフィッシングにお誘いしてみました。
HASSYさんは「ええやんかぁ」でお馴染み(?)のアングラーで、普段からバスやライトソルトを楽しんでいる感じがお洒落で勝手に目をつけていました。そんな思いが通じたのか、今年の春のHuerco Cafeで初めて会って話す機会に恵まれたのでした。あれから結構時間が経ってしまったけど、ようやく釣り場での再会が実現。もし見かけることがあったら、「ええやんかぁ」のステッカーをぜひゲットしてください。
都会の喧騒を忘れ…ないで釣り開始
数年前に遊びに来たときは、アタリはあるけどなかなか掛からないという焦らし系釣り場でしたが、今回はどうなんだろう? 普段ルアー釣りをメインに活動する2人ですが、こういう釣りも新鮮でワクワクします。ひとまず2時間券を買って、お気に入りの色の竿を選びスタートフィッシング。ちなみによくドラマや雑誌の撮影のロケにも使われる場所で、この日も何かの撮影をしていましたよ。
「結構タフなんですよ~」と言いながら池に向かうと、めちゃくちゃ魚が見える!
もっと濁っている記憶だったけど、自然下と同じように、水温が下がると水質がクリアになるのかな? 日当たりのよさそうな場所に席を取り、はやる気持ちを抑えながら練りエサを丸めてハリに付ける。お互いに久しぶりにエサ釣り、もうこの一連の作業だけでも楽しくて顔がニヤつくぐらい。向かいにはまだ付き合いたてのカップルがきゃっきゃと魚を釣っている、われわれも負けてはいられない!
電車の発着のアナウンスが聞こえたり、都会の喧騒に包まれながら水辺を見つめるという不思議なコントラストがこの釣り場の魅力の一つだと思います。
※付き合いたてかどうかは完全に個人の想像です、ご了承ください