(※2019年10月7日に公開された記事に、必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2020年9月11日に再公開したものです)
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釣りの準備に取り掛かる
少し落ち着いたところで、今回の目的の一つでもある釣りの準備に取り掛かります。高木さんをはじめ、参加メンバーのほとんどは釣り初心者ということもあり、釣りの準備は私とDさんで進めます。
釣り場はキャンプ地の目の前に広がる砂浜というわけで、チョイ投げでキスを狙います。釣り道具は竿とリール、そしてチョイ投げ仕掛セットとエサがあればOK。キャンプ場に来る際に立ち寄った釣具店で購入した青イソメを仕掛にセットし、いよいよ釣り準備が整いました。参加メンバーのワクワクがHEAT UP! 海辺へと駆け出します。
目の前の透き通るような青い海にサンダルで浸かり、竿を振る。もはや目的の魚が釣れても釣れなくても、どちらでも構わない気がしてしまいます…(釣りモノに関しては事前にそれほどリサーチしていなかったので、釣れない可能性も視野に入れていました)。
釣ったぞ~!!
そんな予想も、いい意味ですぐに裏切られました。ファーストヒットは武田さん、「釣れたー!!」という歓喜の声に近づいていくと、可愛いクサフグが顔を見せてくれました。いわゆるゲスト(狙っていない魚。外道ともいいます)ですが、やはり魚のピクピクッとする独特のアタリは気持ちがよく、思わず笑顔が溢れます。
そしていよいよ本命のキスが、釣り初心者の丹山さんにファーストヒット! しかもダブルヒットはお見事。
丹山さんを皮切りに、他のメンバーも本命キスの連続ヒットで全員安打となりました。
序盤はエサ(青イソメ)を付けるのに苦戦していたメンバーですが、徐々に慣れていきエサ付けも手慣れたものに。すっかり釣りの魅力に取り憑かれた参加メンバーの無邪気なハシャギっぷりは、まるで少年のよう。普段のキャンプでは釣りをしない高木さんも「今度からは釣り道具買ってキャンプに持って行きたい!」という嬉しい感想を述べてくれました。
2時間ほど釣りを楽しみ、キスも10匹以上釣れたのでここで納竿。そろそろお腹が減ってきたところです…。
お待ちかねのバーベキュー
ここからは待ちに待ったバーベキューに取り掛かります。参加者の丹山さん、実は京都・河原町三条で飲食店を経営しているオーナーさんなんです。しかも店名は「炭焼きロッジ※」。北海道出身の丹山さんが、肉や海鮮、野菜、お米に至るまで、独自のルートで地元の農家さんや畜産家さんから直接仕入れて、新鮮で旬な食材を提供しているお店ということで、期待が膨らみます!
※「炭焼きロッジ」は現在残念ながら閉店されております
食のプロが用意してくれた新鮮な食材はまさに圧巻、これまでのバーベキューの概念を覆されるほどの豪華なお肉たち。丹山さんは「バーベキューの雰囲気で美味しく感じるのではなく、バーベキューでこそ本当に美味しいお肉を食べてもらいたい」という信念をお持ちのよう。
自家製ラムチョップ、自家製豚肉のソーセージ、そしてひと塊り400gのサーロインステーキ。味付けは塩コショウのみのシンプルなものですが、それがかえって肉の旨味をより一層引き立たせます。炭焼きのプロが焼いた肉に食らいつく一同。「これはヤバい…」「美味い、美味すぎる…」思わず漏れる感嘆の声。しばらくの間、ただただ美味い肉との対峙に自然と口数は少なく、ひたすら肉を味わい尽くすのでした。
そして、美味しいモノを共有する喜び、バーベキューの醍醐味を改めて感じられた幸福な時間はあっという間に過ぎていったのでした~。