お魚大好き「かわちゃん」こと川田一輝さんがお届けする、ほのぼのイラストコーナー!
第14弾となる今回は、夏休みシーズン、気を付けたい毒のある水辺の生き物まとめ! では、どうぞ~!
海水浴に行く人は気をつけて! 危険な毒のある生き物をまとめました。
海へ行く前にぜひ対策をチェックしておこう!!
[ゴンズイ] 胸ビレと背ビレにご注意!
テトラポットで釣りをしていたらよく釣れる。海水浴でも稚魚の群れ「ゴンズイ玉」をよく見かけます。
→ 手で触らなければ大丈夫◎
(毒は熱を加えたら無毒になるので食べられる! 煮付けにするとプルプル美味しい白身です)
[ガンガゼ] 針が長ーーーい!そして毒あり!
刺さったらすぐ折れて皮膚に残るので危険!!!
→ 岩礁帯に行くときは手袋をしましょう!
[アカエイ] ムチのような尻尾の真ん中に毒針あり!
刺されると数週間痛むことも……。
→ 踏んづけない限り刺される心配はなし◎
[アカクラゲ] 海水浴で刺されるクラゲの正体!
乾燥したら毒の刺糸が舞い上がり、くしゃみが止まらなくなるから別名「ハクションクラゲ」。
→ ラッシュガードなど長袖を着ていたら防げます◎
もし刺されたときは、海水で洗い流すこと!
刺胞がくっついている場合はきれいに取り除きましょう!
[ハオコゼ] 背ビレの棘に毒を持つ
刺されると強烈な痛み、傷口が紫に変色、数日は痺(しび)れが残る(体験談)。
もし刺されたら、火傷しないくらいのお湯に傷口をつけること!
タンパク質性の毒なので不活化させられます!
[ヒョウモンダコ] この中で一番強力な毒を持つ!
サイズは10cmくらいで小さいけれど、唾液にフグと同じ猛毒のテトロドトキシンを持ち、噛み付いて注入してきます!
→ 怒ったら青のヒョウ柄ドットが光りだすので、急いで逃げよう! 触らぬ神にたたりなし!!
海水浴 や 磯遊び で遭遇する彼ら…。
間違って触ってしまうと、ヒレやシッポ(尾ビレ)の毒で楽しい思い出が台無しに……。対処法など知っておくだけで損はなしっ!
毒のある生き物に気をつけて、海水浴や釣りを楽しんでくださいねー!
レポーターREPORTER
1990年大阪生まれ。さかなたちの“おかしな”生態を書籍やメディアで伝えることで、子どもの好奇心を育てる活動をしている。テレビ東京「シナぷしゅ」や釣り番組・情報番組に出演中。
著書に「ツッコミたくなる おさかな図鑑(ワニブックス)」「全国クセすご水族館図鑑(中央公論新社)」など。SNSの総フォロワー数70,000人以上
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