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みなさま、初めまして! 札幌市在住の花田佳祐と申します。
今回は秘境マニアの間でも有名な、とある場所での大物との奮闘をレポートいたします!
札幌中心部から車で約2時間半の秘境に癒される!
今回釣り場に選んだ場所は、札幌中心部から車で2時間半ほどの場所にある「小幌海岸」。メンバーはちょうど2年前に知り合った、北條さんと菊地さんと私の3人です。もともと、よくハチガラ(オウゴンムラソイ)を狙いに釣りに行く3人。当初目論んでいた場所があいにくの天気だったため、代案として風・波をしのげる噴火湾になったというわけです。しかし、これから壮絶なドラマが起こるとはまだ誰も知る由もありませんでした!!
さて、気になる小幌海岸への道のりは、もともとは江戸時代の修験僧であり仏師である「円空」が刻んだとされる仏像、「岩屋観音」の参拝のために整備された登山道を使わせていただきます。整備されているとはいえ高低差がかなりあるので、帰り道はなかなかキツイ登り坂です(笑)。
小幌海岸(岩屋観音)
住所:〒049-5333 北海道虻田郡豊浦町礼文華
HP:なし
ちょうど午前3時、釣り場に到着しました。写真右側の平磯がまだ海面に浸かっているのがわかりますか? 実はこの場所はいつでも釣りができるというわけではなく、干潮のときだけ出現する釣り場なのです!
今回はこの場所を熟知している北條さんと一緒なので全く問題ありませんでしたが、もし訪れる場合は必ずタイドグラフを見てから行くようにしてください。潮位が100cmよりも高いと釣りができない場所だからです。
ちなみに、当日はタイドグラフを確認し3:00~10:00くらいまで釣りを楽しむことに決めていました。
釣場である海岸は、右の出岬・左の出岬のどちらも行けるのですが、左の出岬はもう少し潮位が下がらないと足場が現れないので、最初は右側から釣りを始めます。
一緒に行った北條さんと菊地さんはアブラコ狙いとのこと。私も普段はアブラコ大好きなのですが、今回ばかりはせっかく小幌まで来たので狙いをヒラメ1本に絞ることに!!
釣り場の状況としては、手前の岩場が険しく根掛かりしやすいようです。場所によっては足元から1~2mほど岩が出ているので、ルアーの回収時は注意が必要です。ただし岩場のすぐ先が砂地のため、手前以外はほぼ根掛かりなしで釣ることができます。
スイミングでワームを泳がせていると、元気いっぱいのアブラコちゃんが釣れてくれました! 普段は日本海で釣りすることが多いのですが、噴火湾のアブラコは元気いっぱいの強い引きなので、上がってきたサイズに「あれ?」と思うこともしばしばです。
ご一緒した菊地さんは順調にハチガラ、アブラコをヒットさせて楽しそうでした!
その後、日も高くなり潮位が下がってきたところで、左の出岬へ場所移動です!
こんなところや…、
こんな洞窟をくぐりぬけつつ、釣りというより探検隊の気分で移動しました!
釣り場を移動し、日差しに恵まれたなかなかの景色のなかで、仲間と楽しむ釣りの時間は最高です! 早速ワームを泳がせていると、底からアブラコがワームをひったくっていく瞬間を目撃し、胸が高鳴ります。(あれ? ヒラメは…?)