INDEX
- ● 帽子の特性
- ● 水の中を見るためだけじゃない、偏光サングラスの役割
- ● レインウェアの重要性
- ● 夏の日焼け対策
- ● 冬の防寒対策
- ● その他、便利なおすすめグッズ
釣りに行くときに注意しなくてはいけないことがあります。それは、ボート上での釣りなのか。オカッパリ(陸っぱり)からの釣りなのかということです。
季節の差ももちろんありますが、両者の大きな違いは体感温度です。ボートで釣りをしたことのない方は想像しづらいとは思いますが、同じ気温でも陸で釣りをする場合とボート上で釣りをする場合は、まったく異なるのです。湖上では直接風が体に当たるので体感温度に差が出てくることを覚えておくと、あとで困らないと思いますよ。
帽子の特性
釣りには帽子が必須です。かぶっていないアングラーもいますが、できるだけ帽子の着用をおススメします。帽子にはたくさんの種類がありますが、釣りをするときに大事なのはツバが付いている帽子を選ぶことです。定番のキャップはもちろん、ワークキャップや登山用ハットなどもおススメです。帽子にツバがあることで飛んできたルアーから頭部をガードしてくれたり、偏光サングラスを着用したときにツバが太陽光を遮ってくれるので、より偏光サングラスからの視界が見やすくなる効果もあります。
水の中を見るためだけじゃない、
偏光サングラスの役割
偏光サングラスは釣りやアウトドアスポーツなどで定番のアイテムです。通常のサングラスと何が違うのかというと、通常のサングラスは光を遮ることを目的としていますが、偏光サングラスは光の角度を変えて、水の中を見やすくなるように作られているサングラスです。それと同時に、偏光サングラスもケガ防止にとても重要で、根掛かりなどを外した際に飛んできたルアーなどから、顔や目をガードしてくれる役割もあります。ぜひとも着用をおススメします。
レインウェアの重要性
レインウェアは、雨の日や少し肌寒い日などにも着用することができるアイテムです。
雨が降る日に釣りに行く場合、レインウェアは必須ですよね。しかし、レインウェアは一年のうちでもそれほど頻繁に使うことがないのも事実です。このレインウェアの使う頻度の少なさから、レインウェアを安価(≒低機能素材)なもので済ませている釣り人が多い気がします。
小雨なら構わないのですが、本降りまたは土砂降りなどの場合だと、低機能素材のレインウェアでは防水スプレーなどを施していても数時間で浸透し、中に着ている服はびしょびしょになってしまいます。身体が濡れたままだと、体調悪化の原因になったり、集中力の低下へとつながることも避けられません。そういったことを防ぐためにも、レインウェアは透湿防水素材(できるだけ数値の高い)を使用したものがおススメです。透湿防水素材は本降りの日に一日釣りをしても中に着ている服がほとんど濡れない。水たまりに座っても染み込まないほど、圧倒的な差がでる優れた素材。ぜひ試してみてください。
夏の日焼け対策
夏といえば日焼け。数年前まで日焼け対策なんて面倒だなと思っていましたが、日焼け対策の重要性がわかりました。
日焼けをすることのデメリットはなにか。それは、まず将来的もしくは、すぐにシミや肌荒れの原因となってしまうことですよね。それともう一つ重要なことがあります。それは、疲れるということ。日焼けは体力を奪い、次の日以降も普段より疲れを残すことにつながってしまいます。ロンTなどで日焼けを防止するのもいいですが、半袖・ハーフパンツでも涼しくかんたんに着用できる、アームカバーやレッグカバーなどもおススメです。素肌が出ている部分や顔は日焼け止めを塗ることも大事です。
冬の防寒対策
冬の釣り場は特に寒すぎてガイドが凍ることもしばしば…。そこまでして釣りに行きたい人は、防寒対策必須ですね。防寒対策が足りなくて帰ってきたり、凍傷に近い症状になる前にしっかりと対策しましょう。
まず、上下ともに保温素材や発熱素材を使用している下着を着用し、上半身はロンT、トレーナーの上に薄いダウンジャケット、さらにダウンジャケットもしくは防寒着がおススメです。下半身はインナーを履いた上にスウェットのような空気の層を作り出すズボンを着用。ジーパンなどの肌に対して密着性の高いタイプのものはおススメできません。さらに、スウェットの上に防寒着を着用しましょう。もし万が一暑ければ脱げばいいのです。
あと、忘れちゃいけないのがキャスティンググローグ。寒すぎて手が動かなくなるような状況も、キャスティンググローブがあればぜんぜん違います。伸縮性に優れたものと厚手のもの、2種類用意しておけば万全です。
その他、便利なおすすめグッズ
ファッションとは少し違いますが、あると便利なのがヘッドライトです。暗いうちに釣り場にいることはありますよね。暗いうちは周りがよく見えなかったり、ラインを結べなかったり、それでもボートの準備をしなければならなかったり…、いろいろと暗いうちからでも準備はあるものです。でもヘッドライトがあると、「片手に携帯ライトで苦労しながら準備…」なんてことにならなくて便利です。
そして、ライフジャケットはオカッパリでもボート釣りでも必ず着用してほしいアイテムです。ライフジャケットをしていないために大変残念な結果になったなんて話も聞きますし、ライフジャケットはファッション以上に重要なアイテムです。今では腰巻タイプなんかもあり、釣りの邪魔にならないものもあるので必ず着用してくださいね。
釣りはスポーツです。カッコイイファッションやかわいいファッションも重要ですが、安全に身を守るファッションをうまくミックスできれば、よりカッコよく機能的なフィッシングライフを楽しむことができますよ。
レポーターREPORTER
横浜市生まれ
高校生までプロサッカー選手を夢見てサッカーに打ち込むかたわら、バス釣りに出会い毎週のように釣り場に行く。社会人になってもその熱はとどまるとこを知らず、週末には大会にも参戦する日々。現在は行政書士事務所で働く負けず嫌いのバスアングラー。