アウトドアガールConnieの週末どこ行こ? ビギナーさん必見!
万全の装備で楽しむ、癒しの渓流釣り入門!!

どーもっ! Connie(コニー)こと小西栄里子です! 春から夏にかけてベストシーズンを迎える『渓流釣り』。みなさんは、渓流釣りと聞くとどんなイメージを持たれるでしょうか。「ハードルが高そう…」「何を準備すればいいか分からない」「危なくないの?」など、なんとなく敬遠されがちなところがあるように見受けられますが、実は正しい知識を身につけ、きちんと準備をしていれば初心者の方でも十分楽しめる釣りなんですよ。

ちなみに私は父に連れられ、中学生のころに渓流釣りを始めました。父から教えてもらった渓流釣りの魅力を少しでもみなさんにお伝えできれば…そんな気持ちでConnie流、渓流釣りのHow Toを紹介してみたいと思います。

備えあれば憂いなし 【必須アイテム編】

01_釣りシーン 小西姉妹

まずは、河川を管理されている漁協組合発行の遊漁券(日釣券)を購入しましょう。ホームページなどで確認のうえ、漁協または現地近くの釣具屋さんやお土産物屋さんなどでお買い求めいただけます。当日購入も可能ですが、通われる場合は年券の方が断然お得ですよ。

次に服装です。必須なのはやはりウェーダー。本流と違い、水深はたいてい膝下くらいですが、深いところだと腰あたりまであるのでチェストハイが望ましいです。ソールは苔の生えた岩場に強いフェルトがいいですね。アンダーパンツはレギンスのような伸縮性のあるものや、汗が溜まらないように速乾素材のものがオススメ。

02_パンツ
03_レインウェア
アンダーパンツ、レインウェアともにFREEKNOT製

トップスは、長袖が基本。山の中は枝や葉に触れる機会が多く、マムシやウルシなど毒性のある動植物や、ハチ・ブユ(ブト・ブヨ)といった虫から身を守るためです。具体的には、フィッシングシャツやネルシャツ、夏場であれば半袖にアームカバーでもOK。アウターにはレインウェアやウェーディングジャケットを準備しておくと、予期せぬ天候や気温の変化にも対応できますよ。その他、ハットやキャップ、グローブやフェイスガードなどで防虫、日焼け対策もしっかりと。

04_グローブ
グローブ(FREEKNOT)
05_全身装備イメージ
全部装備するとこんな感じです

最後に持ち物です。特に重要なのは、偏光サングラス。川の深さや魚を見るためだけでなく、ルアーや毛バリから目を保護するために、初心者の方にも必ず身につけていただきたいアイテムの一つです。他に、ランディングネット(ルアー釣りの方はハリはずしが楽なラバー素材がオススメ)、クリッパー(ラインカッター)、フォーセップビク(※リリースオンリーの川もあるので事前にご確認を。)など、他の釣りにも共通するものが多いですが、すべて持ち歩くので少しでも軽量なものをそろえた方がよいですね。また、転倒や深場でうっかり水没…なんて事態を避けるためにもスマホや車のカギなど、濡れて困るものは予めジップロック防水ケースに入れておきましょう。
おまけですが、ミントタブレット。これはメマトイ(目や顔の周りを狙って飛ぶ小さな虫)を除けるために効果的なのでポケットにしのばせておくと、あのうっとうしさから解放されます。

06_偏光サングラス
07_ランディングネット
超必須アイテムの偏光サングラス/ランディングネットはベストの背面に専用リリーサーで取り付けて
08_ラインカッター
09_ハサミ
よく使うものほど落としやすいので、小物にはピンオンリールを装備しておきましょう

いざという時のために

10_獣の足跡

「自然豊かな場所=(山の)危険とも隣り合わせ」ということ。
急な天候や気温の変化はもちろんのこと、川で釣りをしていると目の前にいきなり動物が現れた! というシチュエーションもめずらしくはありません。シカやイノシシだけでなく、最近はクマとの遭遇率も高くなってきているようです。いざという時のために以下の物も準備しておくことをオススメします。

クマ対策アイテム

11_クマ除けスプレー
12_クマベル
クマ対策にはクマ除けスプレーと定番のクマベルを

ライトとホイッスル

13_ライト・ホイッスル
イブニング(夕まずめ)の釣りでは必須のライト、万一のケガや遭難に備え、ホイッスルも
14_ドーナツ
おやつもお忘れなく♪

これらのものを収納するのに便利なのが、なんといってもフィッシングベスト。ポケットが多くまるでドラえもん!? と言っても過言ではないくらい収納力の高いアイテムです。岩をよじ登ったり、崖を滑り降りたりすることもある渓流釣り。できるだけハンズフリーの状態が望ましいので、私はロッド以外の持ち物はすべてフィッシングベストに収納しています。

<さらに知っておいてほしい渓流での注意点>

  • 1.渓流は山奥にあることが多いので、電波は圏外になる可能性がひじょうに高いです。一人で入渓する際には事前に場所や時間を連絡しておきましょう。
  • 2.天候にも注意。いったん川に入ると逃げ場がありません。雷が鳴ったら即座に釣りを中断し、すみやかに帰りましょう。
  • 3.入渓中に急な雨が降ってきたときは、水の色にも注意しましょう。落ち葉やゴミがたくさん流れてくる、川の色に濁りが混じる、といった場合は上流で土砂崩れが起こっている可能性があります。鉄砲水に巻き込まれる可能性もありますので、すぐに退避しましょう。
  • 4.雨上がりの入渓は、増水や濁り水に注意しましょう。よく知っている川であっても少し水位が高くなることで転倒のリスクが高まります。しっかりと見極め、無理のない釣行を心掛けましょう。

渓流ルアーとフライ 【タックル編】

15_トラウト釣果

ルアータックルなら、渓流用のルアーロッド(UL=ウルトラライト)に1000~2000番のスピニングリール。ラインはナイロンなら4lb(1号)、PEなら0.6号程度、リーダーは4lb(1号)を使用します。いずれも川の広さや対象魚の大きさによって変わりますが、一般的な渓流であればこのタックルで対応可能です。ルアーは、定番のスピナーやスプーン、シンキングミノーがあればOK。特にビギナーさんには投げて巻くだけのかんたんな操作で、かつ実績の高いスピナーがオススメ。最初は、覆いかぶさる木や対岸などにルアーを引っ掛け、ロストすることも多いと思われますので予備のルアーは必須です。また、現場でスムーズにルアーを交換できるよう、スナップのご準備もお忘れなく。

フライタックルなら、7.6ft~8ft、#3~#4ロッドが定番。リールは#3/4ラインが収納できる軽量なものがよいでしょう。リーダーは5X9ft、ティペットは5X~6X程度。渓流では、エルクヘアカディスやパラシュートパターンといったドライフライ(水面に浮く毛バリ)を使用するのが基本です。時期にもよりますが、毛バリの大きさは#14~#18を使用します。ドライフライのお供、フロータント(毛バリを浮かせるアイテム)も欠かせません。

準備はOK?いざ、【実釣編】

16_渓流に立ちこむ

川歩きは意外と時間のかかるもの。直線距離だと目と鼻の先であっても、いざ川に入ってみると深みがあって真っすぐに進めなかったり、一つ一つポイントを狙って釣りをしているとあっという間に時間が過ぎてしまっていたり。私の場合は、先行者がいないかを確認し入渓ポイントを決めたら、退渓ポイントまで車で移動し、駐車しておくことが多いです。川歩きは思いのほか体力を消耗するので、釣り終わってからできるだけ歩く距離が少なくなる方法を選んでいます。

時期は、禁漁の終わる春先(3月)~秋口(9月)まで。(各河川によって禁漁・解禁時期は異なりますので必ずご確認ください) 5月ごろからは徐々に日中の気温が高くなり、水温の上昇とともに魚の活性も高まるのでドライフライの全盛期となります。数釣りも楽しめ、渓流釣りが一番面白くなる季節ですね。

17_イワナ
18_ヤマメ
対象魚はイワナやヤマメ、アマゴ、レインボートラウトなど

渓流では、「釣り上がる」のが基本となります。本流とは違い、ロングキャストはあまり必要ありません。どちらかというと魚に気付かれないギリギリの距離に立ってキャストし、小さなポイントをいくつも狙いながら上流へ釣り上がるといったイメージです。
狙うべきポイントは、ルアーなら流れの速いど真ん中や滝つぼのようになっている白泡の中。いずれもルアーが綺麗に泳ぐ速度を意識することが肝心で、反応がない場合は横引きも有効です。フライで狙うなら、水が止まっている場所、またはゆるい流れを狙います。流れと流れがぶつかってできたわずかな隙間(たるみ)や、大きな岩で流れがせき止められて流れがゆるくなっている場所に毛バリを浮かべ、ゆっくりと流すことが理想です。

19_釣果
20_釣果
目指せ“尺オーバー” 私もまた出会えることを願って釣行に励んでいます☆

ルアーの利点は距離、深さともに広範囲に探ることができること。ミノーなどはアクションをつけてアピールし、リアクションバイトを狙うことができます。一方で、フライは泳がせる必要がないので小さなポイントでも狙えるといった利点があります。それぞれに特性があり、例えばルアーは毛バリに比べ、より自然のものに近いフォルムなので警戒されにくいといった点が挙げられます。そういった特性を生かし、自分に合ったスタイルを見つけて渓流釣りを楽しんでもらいたいですね。

【番外編】 遠征先で見~つけた!

21_桜

遠征の際は釣り以外にもお楽しみを。というわけで、観光名所や温泉めぐり、そして欠かせないのがご当地の特産品たち。ここでは、岐阜県高山市の見~つけた! をご紹介。

荘川桜

22_荘川桜

樹齢500年の「荘川桜」。バックにはエメラルドグリーンの御母衣湖が映え、晴れていれば最高の眺望です。見ごろは例年4月下旬~5月初旬(GW)。満開時にはライトアップも。開花情報はホームページにて公開されております。

ドライブインみぼろ湖

住所:〒501-5424 岐阜県高山市荘川町中野262番地
HP:http://www.miboroko.com/sakura

さくらソフト

23_さくらソフト

道の駅「桜の郷荘川」で販売されている「さくらソフト」(350円)。濃厚な桜の風味がギュッと詰まったソフトクリームです。バニラとのミックスもありますが、私はさくら味オンリー派です。また、この道の駅には「桜香の湯」も隣接しているので、温泉上がりに冷たい物でリフレッシュ♪ なんていかがでしょうか。

道の駅桜の郷荘川

住所:〒501-5414 岐阜県高山市荘川町猿丸88
HP:http://kankou.city.takayama.lg.jp/2000002/2000509/2000512.html

 

そんなわけで、マイナスイオン溢れる自然豊かなフィールドで癒しの渓流釣り。みなさんも始めてみませんか。

 

レポーターREPORTOR

小西 栄里子
プロフィール:小西 栄里子
京都府京都市在住
不動産会社に勤務する傍らハヤブサフィールドスタッフとしても活動中の週末アングラー。渓流でのフライフィッシングが一番の癒し。釣りだけでなく、キャンプやスノーボード、お笑い観賞にカラオケまで(笑)
とにかく楽しいことが大好きなアウトドアガール。