リーマンアングラー・イノォの「釣りたい、楽しみたい、伝えたい!」 初夏から夏がハイシーズン! 大都会を流れる川で
昼夜を問わずお手軽に楽しめる釣り物2選!
No.2 チニング編

ちょっとマメ知識!
茅渟(ちぬ)神社に爆釣祈願をかねて参拝してきました!

茅渟(ちぬ)神社1

古くから大阪湾は「茅渟(ちぬ)の海」と呼ばれ、この茅渟の海に多く生息していた魚こそがクロダイだったことから、関西より西では黒鯛のことを「茅渟(ちぬ)」と呼んでいたそうです! 今となってはチヌが代表的な呼び名として定着していますが、異称では「茅渟鯛(ちぬだい)」とも言われていたみたいですね。由来に関しては、たくさんありますが、茅渟は大阪府和泉地方の古い名前で同地域に面する海をチヌの海と呼んでいたみたいです。たくさんの「神話」もあるみたいですけどね…。

茅渟(ちぬ)神社2
茅渟(ちぬ)神社3

そして、その大阪湾に多く生息する茅渟(ちぬ)の大漁祈願に、全国のチヌ釣り師が訪れる人気のスポットが『茅渟神社』です。大阪府泉南市樽井に鎮座し、安全祈願や爆釣祈願などで全国から参拝されているそうです。なかには、チヌ釣りが好きで、遠方にもかかわらずここで結婚式がしたいという依頼もあったと神主さんに聞きましたよ。(チヌ釣りファンならではですね)
神社内はこぢんまりとして、とても清潔に保たれていました。

茅渟(ちぬ)神社4
茅渟(ちぬ)神社5
まずは茅渟の起源について読んでみました。「なるほど!」「ふむふむ」と、ついつい読み入ってしまいました(笑)
茅渟(ちぬ)神社4
茅渟(ちぬ)神社5
では、私もさっそく拝殿。釣行の安全や楽しく釣りができるようにと祈願しました。
中には、チヌも祀(まつ)られ、まさしく雰囲気満点でしたよ
絵馬
参拝を済ませると、横には魚の形をした絵馬がありました。沢山のおもいが込められています

 

おみくじ

お守りを購入しようと思い社務所に立ち寄りました。閉まっている様子でしたが横を見ると…「ご用の方はボタンを押してください」と書かれていました。インターホンを押してみると、すぐに中から女性の方が出てこられました。普段は神社の裏手にある自宅にいるとのことでしたよ。
では、さっそくお守りを購入です。沢山のお守りがあり、私は人気の「釣行安全守り大漁祈願」を購入です! さらに有名な「ちぬみくじ」にもチャレンジです。結果は嬉しい「大吉」…よい釣りができることを願います(笑)。

茅渟(ちぬ)神社6
茅渟(ちぬ)神社7

その後、いろいろなお話も聞き、こちらの神社ではチヌ関連のメディアの方も多く参拝されるそうです。なかにはたくさんの雑誌やチヌ釣り道具などがあり、学者さんの執筆された本も少し読ませていただきました。
チヌ釣りファンの方が遠くから訪れる人気の神社です。みなさんも、ぜひ参拝されてみてはいかがでしょうか? チニングの大好きな私は、とても楽しく、勉強になりました。

 

釣り人の後ろ姿

今回もたくさんの内容で、少し長い執筆になってしまいました(笑)。
いろいろ書いていると私もそろそろチニングへ行きたくなりました! お手軽に楽しめるので、さっそく近所のポイントへ行ってこようと思います。気持ちをリフレッシュし、チヌの引きを楽しんできます!

では、またお会いしましょう!

 

レポーターREPORTER

井上 隆史
プロフィール:井上 隆史
休みの日も家でのんびり過ごせない昭和のアラフォー世代。人なつっこい笑顔と誰とでも仲良くなれる性格とは裏腹に、ライトソルトをメインにワカサギ釣りまでこなすマルチなハヤブサフィールドスタッフでもある。『イノォさん』の愛称で親しまれ、関西圏を中心に週末の釣りを存分に楽しむ生粋のサラリーマンアングラーだ。