From HEAT the WEB DIRECTOR 街中からのアクセス抜群!
都会のオアシス淡路島で、観光も釣りも満喫できる
グラマラスなフィッシングホテルに行ってみた!!

淡路島観光ホテル_text-photo岳原雅浩

海の幸に舌鼓(したつづみ)!
もちろんイイお湯も堪能させていただきましたよ!

夕食はビュッフェ

釣りをのんびりと楽しんだ後は、ペコペコのお腹を満たすお食事と、疲れを癒すお風呂の時間。
レストランでの夕食は、新鮮な海の幸やご当地の食材をふんだんに食べれるビュッフェスタイルで、何から食べたらいいか迷ってしまうほど。見た目にも美味しそうなので、ついつい取り皿いっぱいに種類をとってしまったが、私も奥様も大満足。やっぱり美味しい料理を食べると、自然と幸せな気分になれるものだ。ちなみに、お昼の釣りでもしお魚が釣れたら、夕食に提供(有料)してくださるとのこと。ガシラ(カサゴ)でも釣っておけば、家族にもカッコつけることができてよかったのになぁ…と、今更ながらに悔やんだ次第だ…。

食事の後には、地下約1,500メートルから掘り当てたという、しっとりすべすべ肌になるアルカリ性泉質の温泉を堪能。なんだかんだ釣り場で汗をかき、子どもの相手をして疲れた身体には心地よい。思わずウットリ、このまま寝てしまってもいいかな…と瞳を閉じてしまいそうだったが、いやいや、私にはさらなる楽しみな時間、そう「夜の部の釣り」が待っていると、せっかくのお湯を鬼の心で後にした(笑)。

女湯:うずしお大浴場
男湯:波の上パノラマ大浴場
窓からの眺めもよく、アルカリ性泉質の温泉でお肌も気持ちもリラックス!

再び釣り場へ! 楽しみな夜の部です

夜のプライベート釣り場

昼間は家族に孝行したからと、子どもを(半ば強引に)奥様に預け、いざ再びプライベート釣り場へ。昼間とは異なり、駐車場からマイ竿とヘッドライト、アジ・メバル用のジグヘッドとワームを携えて、鼻息荒く釣り場へと向かっていった。
ここ最近、家族への建前でなかなか夜釣りが難しい。以前は仕事帰りに自宅近くの漁港に遊びに行っていたものだが、それもまた懐かしい話。ホテルに泊まって、帰る時間を気にせず夜釣りが楽しめるなんて、なんて楽チンなんだろう! と、久しぶりのチャンスにウキウキで夜の部をスタートした。

アジングタックル

狙うはアジかメバルかガシラかセイゴか…、いやいやこの際なんでもイイ。釣りができるだけで嬉しい! 釣り場には同様に釣りをのんびり楽しむご夫婦や、意外にも女性アングラーもチラホラいる。そんななか、私は足元から沖までくまなくキャストを繰り返してみた。嬉しいことに、常夜灯が煌々(こうこう)と点いているので、光の明暗部分もできて余計に狙いやすい。あえて明かりの中を探ってみたり、明暗部の境を狙ってみたりと、ただ漫然と釣りをしているよりも戦略が立てやすいといった環境だ。

釣り場夜景

釣り場の端のテトラ付近や岸際、ちょっとずつ移動しながら釣り船が発着する小さな港の中、その隣の小規模な堤防と釣り歩く。使っているジグヘッドは1.25~1.5gのジグ単(ジグヘッドとワームのみのシンプルなリグ)で、十分に海底の起伏も感じ取れる状態。途中、足元で恐らくガシラと思われるアタリがあったが、のんびりしていたせいで根に潜られ、その後バラシてしまった…。結局この日は、私の期待とは裏腹に会心の1尾を釣ることができなかったが、それでも久しぶりの一人自由な夜釣りを堪能できてよかった。

感動的で素晴らしい朝日とオーシャンビュー

翌朝、予定通り早朝に起床。前日にちゃんと日の出時刻を調べていたので、天気がよければ朝日を拝めると、期待して窓の外を眺めてみた。素晴らしいことに天気は良好! うっすらとわずかな雲が薄暗い水平線の上に浮かんではいるものの、徐々にオレンジ色に染まる綺麗な空が見える。ボーっとそのまま眺めていると、ほどなくして神々しく輝く美しい朝日が顔をのぞかせはじめた。釣りの方は今一つだったが、こんな素敵な日の出を見ることができるなんて、本当にラッキー! そして、オーシャンビューのお部屋を用意してくださった淡路島観光ホテルさんに心から感謝だ。

輝く朝日

今回お世話になった「淡路島観光ホテル」さん。スタッフの丁寧な接客、食事にお風呂に釣り施設にと楽しめるサービスはもちろん、釣り好きなオーナーのこだわりと「楽しんでもらいたい」という、おもてなしの心意気が随所に見られ、本当に休日を楽しく過ごさせていただいた。
釣りでお世話になった平松プロ、そして、プライベートにもかかわらずいろいろと便宜を図ってくださった広報ご担当さん、そのほかのスタッフの方に家族で御礼を告げ、心軽やかホックホクでチェックアウトさせていただいた。ぜひまた機会があれば、至れり尽くせりなまさに「グラマラス」と呼ぶにふさわしいサービスを堪能すべく、当フィッシングホテルに再びお邪魔させていただきたい。

売店
売店内釣具コーナー
売店ではお土産だけでなく、釣り道具も多く販売している。ちなみにHEATのチラシも置いてくださっていた。ありがたい!
オシャレな釣具展示
釣りに関する蔵書
オーナーの釣りへのこだわりが伺えるホテル内の展示がオシャレ。釣りに関する蔵書も多いようだ
階段の魚イラスト
あわかんキャラクター
釣り場やお風呂へ向かう階段には魚のイラストがたくさん。ロビーでは今どきの「インスタ映え」を意識した記念撮影用パネルが。訪れたら楽しまないとね

観光のオ・マ・ケ…

ホテルをチェックアウトし、気持ち晴れやかなわが家が向かったのは、ホテルのスタッフに教えていただいた手作り体験ができる「吹き戻しの里」「伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)

吹き戻しの里
吹き戻し

吹き戻しの里では、大人(高校生以上)たったの500円、子ども(3歳から中学生)300円で手作り体験が楽しめる。しかも、カラフルな素材から自由に選んで6本も作れてしまうお手軽さ。シンプルな仕組みではありながら、いろいろな吹き方が楽しめ、子どもも飽きないところがイイ。最近では、吹き戻しを吹くことで腹式呼吸や口腔周囲筋のトレーニングにもなり、医療や美容の面でも注目されているそうだ。

伊弉諾神宮1
伊弉諾神宮2

伊弉諾神宮へは、淡路島が「国生み神話」の舞台でもあり、イザナギノミコトとイザナミノミコトが夫婦の契りを結び、初めて生んだ島ということにあやかって訪れてみた。淡路でよく聞く「オノコロ」も、この国生み神話に出てくる名称で、淡路島ができる以前に二人の神が降り立ったところがおのころ島という場所。おのころ島は「絵島」や「友ヶ島」「沼島」など、いろいろな説があるが、これら神話や歴史を学ぶことができるのも、また淡路島の魅力ではないだろうか。

 

※本文は都合により脚色を交えております。ご了承下さい。

先日(2018.09月)台風21号の被害にあわれた「淡路島観光ホテル」様、
ならびにスタッフのみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
施設の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
:HEAT編集スタッフ

淡路島観光ホテル

夜の淡路島観光ホテル

住所:〒656-0023 兵庫県洲本市小路谷1053-17
HP:https://www.awakan.com/