「旨いもん見つけた!」第8回は、かつて九州営業所の所長を務めていた山田高典さんのおすすめグルメ。
北は福岡から南は沖縄まで、その距離1,000kmオーバーという、とんでもなく広いエリア。今回は「よぉきんしゃったね!」の博多と「めんそーれ!」の那覇。食文化がまったく違う北の端と南の端の2店舗を紹介!ともに釣り好きマスターがいるお店というのが共通点!
ちなみに7月、博多周辺、特に玄界灘ではタイラバにイカメタル、ジギングでヒラマサが熱い季節。アコウもよく釣れる。一方、沖縄はオフショアでヒラアジなど回遊魚にボトムのハタ類、ショアではハマフエフキやゴマアイゴなど釣りもの多彩!
九州ならではの絶品!海の幸
「釣りバカ 小福」サバのお刺身
まずは博多駅から住吉通を南西へ。 福岡市営地下鉄七隈線の渡辺通駅から徒歩13分の距離にある「釣バカ 小福」。一見、やんちゃそうなマスターが仕切るアットホームな居酒屋さん。実はこのマスター、大変な釣り好きで磯釣り、船釣りの超ベテラン。「気さくで楽しいオヤジさんです」と山田さんのお気に入りなのだ。
福岡といえば麦焼酎が有名だが日本酒も美味しいお土地柄で、どちらのお酒にも合う料理がめいっぱい。特に山田さんの印象に残っているのが「写真は撮りそこねたんですけど、何てったってサバのお刺身です」とのこと。傷むのが早いサバだけに他の地方ではなかなか食べられない生のサバだが、博多を始め九州エリアでは普通に提供してくれる。メインはマサバだが季節によってはゴマサバも。う~ん、これはたまらない!
さらに「鶏刺しもメチャウマです」と山田さん。写真を見る限り身の部分プラス、レバーや砂肝がてんこ盛りで、こいつもたまらん! ショウガ醤油にワサビ醤油、ごま油と塩で食べるのもいいなあ。もう一品は「豚のプレート焼き(正確なメニュー名は?)」で、山田さんいわく「プレートは溶岩じゃなかったですかね?」とのこと。ジュッと焼いたアツアツの豚肉をポン酢でいただくのだそう。とにかく魚も肉もパワフルかつリースナブルに食べられるのが博多の「釣りバカ 小福」さんなのだ!
釣りバカ 小福
住所:福岡県福岡市博多区住吉4丁目13−13 まるしん荘 1F
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