NEW PRODUCT TALK ハリ一新で掛かり激変!
新「瞬貫わかさぎ」仕掛3種類が、満を持してリリース!!

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冬の釣り物として人気が高い「ワカサギ釣り」だが、実は禁漁期間(地域やフィールドによって異なる)以外は釣ろうと思えば通年楽しめるという。それでも「冬」に人気が集中するのは、それなりの理由があるようで…。

ということで今回は、新たに登場したワカサギ釣り用の仕掛「瞬貫わかさぎ 速掛型 5本鈎」と、同・瞬貫わかさぎ「速掛型 6本鈎」、そして「速掛型 広層ロングハリス6本鈎」の3種類を紹介しながら、締めで「ワカサギ=冬」の理由も解明していこうと思う。解説は営業部の坂本氏にお願いした。

どんな釣りでも一番大事な「ハリ」を完全刷新!
掛かりやすくバレにくい!

まずは仕掛の解説からお願いすべく、坂本さんにそれぞれの特長を説明してもらおうかと思ったのだが…それよりも大事なことがあるようだ!

坂本さん:「それぞれの細かいことを説明する前に、すべての仕掛に共通する一番大事なことを先にお話しします。それは『7年ぶりにハリが新しくなった』ということです!」

01_ ハリイメージ
7年ぶりに新しくなったワカサギ仕掛用のハリ

ハリ…確かに! ワカサギに限らず、どんな釣りであれハリが刺さらなければ魚は釣れない。ある意味、どんなタックルよりもハリは“最重要”とも言える道具なのだ。

坂本さん:「弊社の従来のワカサギ仕掛ではキツネバリタイプの『瞬貫わかさぎ 秋田キツネ型』を採用していました。先細りの形状をしているので吸い込みやすく、ハリ掛かりがよいのが特長です。対して袖バリタイプの『瞬貫わかさぎ 細字袖型』はフトコロが広く、一度掛かってしまえば外れにくいのが特長です。今回の新しいハリは、キツネバリと袖バリの美味しいトコ取りをした“ハイブリッドフック”のような感じで、従来のフックよりも刺さりやすいうえに外れにくくなっているのが最大の特長ですね」

02_ 新バリ
キツネバリと袖バリを足して2で割ったような、それぞれの長所だけを活かせるようにデザインされている

刺さりやすくて外れにくい…つまり、アタリは根こそぎモノにするということで、「数釣ってナンボ」なワカサギ釣りにおいては、もはや必需品と言えるだろう。

坂本さん:「そして、フックポイントのデザインにもこだわっていまして、外面合わせ(フックポイントを外側に向けて研ぐ)のロングテーパー仕様なので、初期掛かりに優れています。もちろんフッ素コーティングも施しているので摩擦抵抗が極端に低く、フックポイントに掛かってしまえばスルッとカエシまで一気に抜けてくれます」

極小サイズの0.5号追加でシラスサイズの当歳魚もバンバン掛かる!

さらに、新たなフックサイズも追加。従来は0.8号が最小サイズだったが…。

坂本さん:「0.5号を追加しました。5cm前後の当歳魚も難なく掛かるハリサイズです。先ほど言われた通りワカサギ釣りは『数釣ってナンボ』なので、当歳魚だけのような群れしか回ってこない状況では、既存のフックサイズだと掛けづらいこともありました。でも0.5号ならすんなり掛けられて数を稼ぐことができます」

05_ ワカサギ
写真のように小さな当歳魚ばかりの群れが回ってくると、1号以上の大きめのハリでは掛かりにくい。そこで新たに極小サイズの0.5号バリを設定。当歳魚の小さな口にも難なく入るので、よりイージーに掛けられる

フックサイズの目安としては、当歳魚を含めた小さい魚なら0.5~0.8号、アベレージサイズなら0.8~1号、そして大きめの魚には1.5号が推奨となっている。

視覚的アピールだけでなく手返しの早さにも影響を及ぼす「留め」

坂本さん:「さらに注目してほしいのが『留め』です。ハリのチモトに着いている球状のもので、今回はケイムラパープルラメケイムラレッドラメという、紫外線発光によるアピールをねらっています。
ただ、留めにはもうひとつの重要な役割がありまして、それはハリがつかみやすくなるということです。エサとなるサシ(ハエの幼虫)を刺すとき、この留めがあるかないかで刺しやすさが全然違います。手返しのよさが釣果を大きく左右するワカサギ釣りにおいては、この留めの存在は欠かせないと思います」

08_ 留め
新しい留めはケイムラカラーによる紫外線発光とラメの輝きで視覚的アピールをねらう。加えてエサを付けるときに指でつまみやすいというのも大きな利点だ

なるほど、魚に対するアピール以外にも、そういう役割が留めにはあったのか…。正直なところ、コレは盲点であった。

ハリスにエステル素材を初採用して、
ナチュラルな誘い&クセの付きにくさを追求

フックに関して随分と熱く語ってもらったが、もちろん新しくなったのはフックだけではない。ライン素材にも新たな試みが行われている。

坂本さん:「幹糸とハリスそれぞれに違ったライン素材を採用しています。幹糸には比重が重いフロロカーボンを使用し、仕掛の沈みを速くすると同時に仕掛を安定させる役割を持たせています。
一方でハリスにはエステルを採用しました。比較的固めの素材なので伸びが少なく、ナイロンに比べてクセも付きにくい。仮にクセが付いたとしても指で伸ばせば解消しやすいのも利点です。そして比重はフロロカーボンとナイロンの中間的な位置にあり、適度に沈みつつもエサがフワッと動く感じも演出できます」

11_ ハリス
フロロカーボン製の幹糸で沈みやすく、エステル製のハリスでナチュラルな誘いとクセの付きにくさを両立。適材適所でライン素材を変更することで、さらに扱いやすくなった

エステルラインといえばアジングを代表とするライトゲームに積極的に使われている素材ということもあり、さらにライトなワカサギ釣りにも効果が期待できるということなのだろう。

ワカサギは冬じゃなくても釣れるけど…
冬の方が「圧倒的!」に釣りやすい!!

さてさて、「瞬貫わかさぎ 速掛型」3タイプの特長を駆け足で解説してもらったが、これらがもっとも活躍する時期はやはり「冬」。冒頭でも記したが、改めて坂本さんにワカサギ釣りはなぜ冬が盛んなのかを解説してもらおう。

坂本さん:「そもそもワカサギは低水温を好む魚で、水温が下がると活動が活発になります。同時に群れが固まりやすくなるので釣り人からも探しやすく、数も釣りやすくなるから冬がベストシーズンなんです。もちろん、冬じゃなくてもワカサギは釣れます。たとえば山梨県の山中湖は、禁漁期間の7月~8月を除けば釣りを楽しむことができますよ」

12_ ワカサギ釣りシーン
暑くもなく寒くもない、穏やかな時期にワカサギ釣りが楽しめたら最高だろう。しかし、釣れなくはないものの群れが固まらないので数釣りが難しいのが実のトコロ。また、他魚種による猛攻で落ち着いた釣りができない…などなど。「ワカサギ=冬」には、理由があるのだ

「とはいえ、水温が比較的高めの時期はバスやブルーギルなど他魚種の活動も活発になるので、せっかくヒットしたワカサギを横取りされたりして…落ち着いた釣りが楽しめないんです。ワカサギ釣りだけを思い存分楽しみたいなら、やっぱり冬がおすすめですね」

エサのサシが刺しにくくなったら
「ハリがナマっている=仕掛交換」のタイミング

13_ ワカサギ釣果
今までコンスタントに釣れていたのに、なぜか自分だけ突然釣れなくなった…。そんなときには最初に「ハリのナマり」を疑うべきだ!

あ、最後にもうひとつだけ! ワカサギ釣りは「数の釣り」だけに、当然ハリがナマってくるタイミングもほかの釣りより早いはず。ハリのナマり具合を確認する、明確かつかんたんな方法ってありますか?

坂本さん:「たくさん釣っていると、ハリ先が少しずつナマってきてワカサギが掛かりにくくなります。せっかくバイトがあっても、数が伸びにくくなる原因のひとつです。ハリのナマり具合を見分けるには、エサのサシにハリを刺したときの“刺さり具合”を目安にするといいでしょう。
新品やまだ鋭さが残っているハリなら、サシに「スッ」とスムーズに刺さります。一方、ナマったハリだと、サシの表面がフックポイントに押されて「プニッ」と少しヘコんでから刺さるようになります。こうなったら、仕掛の交換時期です。
たくさん釣りたいなら、交換用の仕掛を多めに用意しておくのがおすすめです!」

14_ ハリを刺す
(写真のエサはイメージのためブドウ虫ですが)エサのサシにハリを刺すときに「スッ」と何の抵抗もなく入っていけば問題ナシ。一方で、わずかでも抵抗感がある場合は、フックポイントがナマっている可能性が高いので、仕掛を交換すべし!

やっぱり、ハリが刺さらなければ魚は釣れないということで…。この冬は「瞬貫わかさぎ 速掛型」3種類をたくさん買い込んで、ワカサギの数釣り自己記録更新にチャレンジしよう!

15_ 瞬貫わかさぎ
ワカサギ釣りは数釣りが基本。写真のように1束(そく)=100尾が及第点(きゅうだいてん)となるので、まだそこまでの釣果を達成できていないアナタ、新商品の「瞬貫わかさぎ 速掛型」3種類を使いこなしてクリアしてほしい!