
INDEX
- ● 車への積み込み
- ● 出船前の準備
- ・出船前に事前に届け出を
- ・車からの積み下ろしと準備
- ● 出船に際しての注意
ゴムボート所有のメリットは、マリーナなどで陸置する維持費がかからず、車載して出船場所に持ち込める可搬性のよさだと思っています。これからゴムボートを所有してみたいと考えている方や、ゴムボートでの釣りに興味がある方へ向けて、私なりに感じた「ゴムボート所有のメリット」をお届けします。
今回は、私が日ごろから行っている「準備から出船まで」のステップをご紹介しましょう。
車への積み込み
ゴムボートはコンパクトに折り畳んで仕舞えるので場所を取りません。大きさにもよりますが、だいたい30~45kgほどの重量で、大きさも折り畳み時は縦60cm×横150cmほどですので、1人で積み下ろしができてしまいます。
私の車はステーションワゴンで、後部座席の片側を倒すことでボート本体がキレイに収まります。エンジンは助手席後ろに立てて置いています。横に寝かすとエンジンオイルやガソリンがよからぬところに流れ込んでしまい始動しなくなるリスクがあるため、縦置きが推奨です。釣り仲間は軽バンに載せていますが、荷台スペースが広いうえに高さもあるため、さらにゆったりと積み込めるようです。
ほかにも空いたスペースに、クーラーボックスや魚探、電動ポンプといったものを積んでいます。小物は一つにまとめてトランクケースに仕舞っておくと、スムーズに準備ができますよ。




出船前の準備
出船場所は砂浜であったり、マリーナや漁港、さまざまだと思いますが、出船前の準備はとても重要です。出船する前に、当日の海況予報チェックはもちろん、積み忘れがないかを確認したり、エンジンが問題なくかかるか、ゴムボートにエアー漏れがないかなどのチェックを怠らないようにしましょう。
出船してから異常に気付いて帰港するケースも見受けられます。「このぐらいなら大丈夫」が大きなトラブルになり兼ねないので、内容によっては無理をせずに出船を断念することも頭に入れておきましょう。
今回は葉山港から出船するケースを例に、出船までのステップを紹介します。
出船前に事前に届け出を
現場に到着したら、積み下ろし場所を確保したのち、速やかに管理事務所にて「使用許可申請」を行います。自身の連絡先や乗組員の情報、ボートの種類、出船および帰港予定時間と行先などを記入します。
利用料の支払いを済ませたらボートの準備に取り掛かりましょう。


車からの積み下ろしと準備
まずはボート本体を組み上げます。以前はフットポンプでエアーを注入していたのですが、設定数値で自動停止する電動ポンプの方がほかの準備を同時に行えるので、時短かつ効率を考えるとおすすめです! 早朝出船の場合は、「近隣住民に迷惑がかからないようにフットポンプを使う」「砂浜まで運んでから組み上げる」などといった配慮が大切です。


ボート本体を組み上げたら、次にドーリー(車輪)を取り付けてエンジンを載せます。さらには魚探やロッドホルダーを取り付け、クーラーボックスほかの小物を載せたら、タックルを積んで準備は完了です。
出船に際しての注意
準備ができたらいよいよ出船となるわけですが、ここでエンジンの始動確認を行います。「エアー漏れチェック」は水辺に浸けた状態での目視確認となるため、水が触れていない箇所などの漏れは見つけにくいもの。万一、釣行中にゴムボートの空気圧に明らかな異変を感じたら、すぐに帰港するようにしましょう。

いかがだったでしょうか? 今回はゴムボートの「準備から出船まで」のステップをご紹介しました。
手軽に所有できるだけでなく、いろいろな場所から出船できるゴムボート。慣れると20分ぐらいで組み上げられるのが魅力です。あなたもゴムボートを所有してぜひ一緒に釣りを楽しみませんか?


釣り・アウトドア好きな一般ライターさんを強力募集中!!
詳しくはコチラ!
レポーターREPORTER

エサ釣りから始まり、最近ではおもにSLJやタイラバ釣行を神奈川や千葉で楽しんでいます。ゴムボート釣行の魅力をみなさんに知っていただくと同時に、ゴムボーター仲間を増やしていけたらと思っています。「きんどん釣行」という備忘録をYouTubeにて公開していますので、よかったらチャンネル登録をお願いします♪
インスタグラム:
@sea_style_hayama (URL: https://www.instagram.com/sea_style_hayama/)
YouTube:きんどん釣行