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フリーノットから最新のウインターウェア「FOURON 防水防寒ジャケットⅡ」と「FOURON 防水防寒パンツⅡ」が発売となった。最新モデルということもあり、何か凄いギミックが盛りだくさんかも!? …何て期待してみたのだが、アレ? パッと見た感じ、昨年モデルと何も変わってないような気がする。何が新しいの? 何が「Ⅱ」なの!?
ということで、商品開発を担当する山口氏を問い詰めてみた。
中綿を「光電子®」から「ソルファイバー®」に変更して発熱保温性能がさらにアップ!
昨年モデルとは、「光電子®防寒ジャケット」と「光電子®防寒パンツ」の2商品(※すでに販売終了)。よく見てみると袖口が若干変わっていたりするが、ほぼ同一形状である。ということは、「マイナーチェンジ」という解釈が適当か? だから「Ⅱ」なのか? 山口さん…どうでしょう!?
「はい、マイナーチェンジというとらえ方で問題ないと思います。確かに見た目ではほとんど分からないのですが、昨年モデルをベースに改善すべき点は大幅に変更を加えています。その最たるものが中綿素材で、昨年モデルでは名前でもおわかりのように『光電子®』を使用していましたが、最新モデルでは『ソルファイバー®』に変更しています。
これまでの光電子®は人体から発生する遠赤外線の吸収→輻射を繰り返すことで、保温効果を高めるというものでした。一方でソルファイバー®も、人体からの遠赤外線を利用して保温効果を高めるという点は一緒ですが、加えて太陽光線を吸収することでさらなる発熱効果を生み出せるという点において、光電子®よりも優れた発熱保温素材であるといえます」。
なるほど、人体からの遠赤外線でヒートサイクルを生み出す光電子®でも十分に温かいのだが、さらに太陽光線発熱がプラスされてダブルの効果が得られるソルファイバー®なら、もっと温かいということか。
中綿を薄くすることで、
さらにスタイリッシュ!さらに動きやすい!!
「また、発熱保温効果がアップしたことにより、中綿の厚さをさらに薄くすることに成功しました。こうすることで着ぶくれしているようにも見えませんし、軽量化にもつながって動きやすくなるというメリットもあります」。
確かに、そう言われたことによる思い込みかもしれないが、外観はほぼ同じでも「シュッ」としているというか、ボリュームが若干抑えられたようにスッキリして見える。
「それは表生地の素材も変更したからだと思います。昨年モデルではストレッチ性の高い表生地を採用することで、動きやすさを追求していました。もちろん効果は十分だったのですが型崩れしやすい、ポケットにスマホやルアーケースなどの重量物を収納したときにズッシリと重みを感じやすいなどの弊害も出てきました。そこで最新モデルでは、ハリのあるスタイリッシュな素材を採用することで、先述の弊害を解決することができました。だからといって動きにくいわけではなく、先述の通り薄い中綿による軽量化のおかげで冬でもアクティブに動き回ることができます」。
袖口の防水能力強化が一番のアップデートかもしれない!?
そして、今回のマイナーチェンジでもっとも意外? というか驚き? だったのが…、「袖口の完全防水仕様化」である。
「そうなんです…釣りをしていれば一番水が浸水しそうな箇所である手首の袖口が、実は昨年モデルは防水ではなかったんです(汗)。防水処理を施すには縫目の部分にシームテープというものを貼り付ける必要があるのですが、昨年モデルでは構造上貼り付けるのが困難でした。そこで最新モデルでは袖口に改良を加えて、シームテープを貼り付けた完全防水仕様となりましたので、より快適に釣りを楽しんでいただけます」。
冬の釣りはタックルを忘れても(?)防寒防水ウェアだけは必須アイテム!!
ということで、最初は見た目がほとんど変わっていないだけに少々困惑してしまったが、実は細部のブラッシュアップでよりパワーアップした温かさと防水性能を手に入れた「FOURON 防水防寒ジャケットⅡ」と「FOURON 防水防寒パンツⅡ」、いかがだっただろうか。
ここ数年は晴れ予報にもかかわらず突然強い雨が降るという、全国的にも異常気象のような天候に見舞われる機会も多くなっただけに、防水性能に優れた防寒ウェアはタックル同様に重要なアイテムなので、ぜひとも上下セットでのご購入をヨロシク!
参考:公式ストア「FREEKNOTオンラインストア」