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九州随一のワカサギレイクである佐賀県の「北山湖」。福岡県内からのアクセスもよく、なにより初心者でもよく釣れるとあって年々人気は上昇中。例年では10月半ばから本格シーズンを迎えます。
そんな北山湖でのワカサギ釣りを、昨年オープンした近隣のキャンプ場とあわせてご紹介します!
レンタルボートで楽しむ珍しいスタイル!?
北山湖ってどんなところ?
「北山湖(きたやまこ・“ほくざんダム”とも呼びます)」とは、佐賀県佐賀市にある人工のダム湖です。福岡県との県境に位置し、福岡市内からのアクセスもよいため、レジャースポットとして休日は多くの観光客が訪れます。以前からバス釣りレイクとしても有名だったそうですが、現在ではバス釣りのほかにも九州随一のワカサギレイクとして注目されています。
北山湖
住所:〒840-0541 佐賀県佐賀市富士町大字関屋
TEL:0952-20-2200 (佐賀市観光協会)
HP:https://www.sagabai.com/main/?cont=kanko&fid=82
ここ北山湖ではワカサギ釣りではおなじみの浮桟橋やドーム船などはなく、レンタルボートでポイントへ直接向かい釣りをするといった、ワカサギ釣りにおいてはひじょうに珍しいシステムになっています。ボートは「手漕ぎ」「ハンドエレキ」「10馬力エンジン」の3種類がありますが、手漕ぎボートとハンドエレキボートが人気です。
また、広い北山湖ですがワカサギのポイントはボートハウスから5分ほどのため、初心者の方でも安心です。
ポイントに到着したらボートに備え付けられているアンカーを湖へ入れて、ボートが動かないように固定します。
- ①ポイントへ移動
- ②ボートをアンカーで固定
- ③釣りの準備をする
といった流れです。
仕掛の準備と釣り方をかんたんに解説
まずは仕掛以外の準備を
ワカサギ釣りに必要なものは以下の通りです。
- ●竿
- ●リール
- ●仕掛
- ●オモリ
- ●エサ(サシ虫)
- ●釣ったワカサギを入れるバケツ
- ●ワカサギをハリから外す専用の道具
- ●ミニハサミ・ピンセット
上記のほかにワカサギアンテナや集魚用のエサ(ブドウ虫)などがありますが、最初はなくても大丈夫です。ドーム船や釣り桟橋の場合と同じく、釣りをしやすいように手元に道具を集めておくのが基本。
準備するものが多く感じますが、レンタルタックルから小道具、仕掛まで全てボートハウスにそろっているので、魚を持ち帰るクーラーボックスさえあれば手ぶらでも大丈夫なのがワカサギ釣りのよいところなのです。
(レンタルは一部有料です)
難関のエサ付けを頑張ってマスターしよう!
ワカサギ釣り最大の難関といってもよいのが「エサ付け」。釣れるワカサギの平均サイズは8cm前後とひじょうに小さく、したがって釣りバリやエサも小さくなってしまいます。最初は慣れないかと思いますが、エサ付けさえマスターしてしまえばあとは釣るだけ! 気合を入れて覚えましょう。
エサはおもにサシ虫です。サシ虫の上下にハリを掛け、真ん中をハサミで切って2つにするとエサを小さくすることができ、ワカサギの食い付きもよくなります。
この、サシ虫にハリを掛けるのが最大の難関なのですが、慣れるまでは虫を挟むピンセットなどを使えばかんたんに行えます。
釣り方は超カンタン!底に落として誘うだけ
さて、肝心の釣り方ですが、仕掛を底に落としてチョンチョン誘うだけ。竿先がピクピクと動いていたらアタリです。アタリがあれば待っていてもハリ掛かりすることはありますが、できれば軽くアワセを入れてあげた方が釣果は上がります。しかもアタリを掛けにいくことができれば楽しさも倍増! 繊細なアタリを見逃さず、アタリがあれば軽く竿を上に持ち上げてハリ掛かりさせてみてください。
活性が高いと底に落とすだけで食ってきたり、底に落している途中で食っている、といったこともよくあります。2尾、3尾と連掛けができることもよくありますが、活性が高すぎて全部のハリに掛かることもまれにありますよ(笑)。
仕掛は北山湖オリジナル仕掛を使えば間違いなし!
北山湖のワカサギ釣りにはハヤブサのオリジナル仕掛を使えば間違いなし! 青が袖バリ、赤がキツネバリの2種類展開です。とくに初心者さんには、エサが付けやすい袖バリがおすすめ。また、昨年より食い渋り対応の「ロングハリス仕掛」も追加で登場しており、これら仕掛は北山湖近辺の釣具屋さんのほか、ボートハウスでも購入することができます。
ちなみに水深は8m前後のところが多いので、オモリは2号(8g)ぐらいが使いやすいです。