こんにちはっ! 九州在住の高木菜緒です。
暖かくなってきた3月、やっと初釣りに行ってきました♪
今回は、以前記事でもご紹介した「自作のエビエサ」を持って、平戸へエビラバに。残念ながらマダイは釣れませんでしたが、珍しいゲストが釣れたので持ち帰り、久しぶりの新鮮な釣魚でお寿司にトライ! 少々さばくのが難しかったりもしましたが、そのさばき方やお手軽なお寿司の作り方など、自ら釣ったお魚の楽しみ方をご紹介します。
エビエサをお得に自作してみた!これでいつでもエビラバ・一つテンヤが楽しめる
自作エビエサを持って出航!
お世話になった船宿さんはいつも親切な佐世保の貸しボート「迎パールマリン」さん! 当日の感じは風も潮も良好そうだったのですが、パールマリンの奥様いわく、「風が8m出るので気をつけて行ってきてください」とのこと。いつもその日の天候や直近の釣果、ポイントなどを教えてくれるのでとても安心で助かります♪
このエリアでは「日の出から出航可能」といった決まりなので、この日は6:30ごろに船に道具を積み込み出航。風が出るという予報だったので、平戸大橋が見えるくらいの、教えてもらった1本風車前のポイントで釣り開始です! 持参した自作のエビエサを使って、まずはテンヤからスタートしました。
ところが、期待に反してエサ取りも来てくれないほどの低活性…。そこで、ハリを小さくするため固定式テンヤから遊動式のひとつテンヤに、さらに、タイラバにエビをセットしたエビラバに替えてみたりと試行錯誤。
そうしてやっとの思いで釣れてくれたのは小ぶりなアラカブ(カサゴ)。とりあえず「釣れてよかったー」とひと安心です。結局のところエビラバで釣れましたっ♪
しかし、そのあとも残念ながら活性は上がらず…。ポイントを転々としながら良型のイトヨリやマゴチを追加しつつ釣ること7時間! あえなく納竿し帰港となりました~。
釣れた魚をさばいていく!
(マゴチのさばき方)
パールマリンさんは、さばいて帰れるように場所や道具を提供してくれますが、この日はそのまま持ち帰ることに。珍しいゲストのイトヨリ、アコウ(キジハタ)、マゴチの3尾を持ち帰りました♪
持ち帰って、まずはイトヨリとアコウのウロコを取り、アコウは煮付けに。
ウロコを取ったイトヨリは3枚におろし、湯引きするために切り込みをいれ、熱々の湯をかけていきます。
ひじょうに脂がのっていて、美味しそうですね~♪
そして、お次はマゴチ!!
マゴチは独特の体をしているので、久しぶりに扱うのに苦労しました…。
マゴチの体表はヌメリが強くやりづらいので、まずは背ビレと腹ビレを取っていきます! 家庭では、ハサミを使うと取りやすいですね♪
ヒレが取れたらウロコを取り、腹に包丁を入れ、写真のように内臓とエラ、血合いを取り除きます。
そして、胸ビレのところから包丁を入れ、頭と胴体を切り離します。
片側を下にし、立てて3枚におろしていきます。安定せず難しいっ(汗)。
マゴチの身は皮を剥ぎ冊(さく)に。先ほど湯引きし、一旦冷凍庫で冷やしていたイトヨリの冊も合わせて、完成ですっ♪
ちなみに、3枚になったあと残ったマゴチのエラと中骨は、身が付いているので煮付けにしました。
せっかくの新鮮な魚!ゲスト魚のお寿司にトライ
わが家には小さい子どもがいますので、小骨も残さないよう、丁寧に冊にしました。ここまでくれば、あとはお好きなように料理できますね!
お刺身、お寿司、煮付け、ムニエル…etc、タンパクな身の2種なので迷いましたが、久しぶりの新鮮とれっとれの釣魚なので、この日はお寿司にしてみました♪
釣りの帰りは時間がないので酢飯はお店で購入っ! シャリだけで売っているお店も多いので助かりますねー♪ さばいた魚たちの冊を、手頃なサイズに切って、乗せて、美味しい釣魚のお寿司が完成です!
イトヨリは九州ではあまりお刺身のイメージがないですが、皮付きで湯引きすることによって甘味が出て、柔らかい身で美味しかったです♪
そして、釣りたてのマゴチはヒラメやフグに似ていて、歯応えのあるゴリゴリの身が美味しかったのですが、お寿司にするには数日寝かせるのがよいかと……といった感想でした。
今回は、「まだまだこれからかな?」というシーズンはしりの釣行で釣れた魚を使った料理でしたが、わが家ではいつもは刺身で食さないゲストの魚たちをさばいて、美味しくいただくことができました♪ これからの季節に期待っ! 春のマダイをねらうのが楽しみですねっ♪