TSURINEWS×HEATコラボ企画 ビギナーでも「WEBマガジン HEAT」を読めばニジマスが釣れる?
プールトラウトで自ら検証!

記事提供:㈱週刊つりニュース【TSURINEWS】
(※当記事はWEBマガジン HEAT用にリライトいただいたものです)

先日スマートニュースを見ていたところ、気になる記事を発見しました。なんでも冬季休業中のプールを利用した管理釣り場があるのだとか? しかも根掛かり知らず? これは気になる! ということで、早速行ってきたのでレポートしたいと思います。

文◎のぞみ・写真◎TSURINEWS編集部 中西

私、漫才師兼、釣りガールです!

01_ のぞみさん
松竹芸能に所属し漫才コンビで頑張るかたわら、釣りガールとして「ガッ釣り関西」でレポーターをさせていただいています。この日も電車釣行でロケに挑んできました!

と、その前に、まずは少し自己紹介をさせていただきます。いきなり登場した私、のぞみといいます。松竹芸能に所属する漫才コンビ「ドキドキ☆純情ガールズ」のツッコミ担当です。
そして、現在テレビ大阪で放送中の「ガッ釣り関西」という釣り番組でレポーターをしているといえばご存じの方もおられるのではないでしょうか?
年間100日釣行を目標に日夜精力的に電車釣行(自動車免許不所持)を繰り返していて、大好きなオフショアジギングをするためなら始発電車で釣行することもいとわない「電車派釣りガール」でございます。


目にしたHEATの記事

で、そんな私の興味を強烈に引いたのが、釣り&アウトドアスタイルマガジンHEATが発信していたプールでトラウトフィッシング! 誰でも根掛かり知らずでよく釣れる?という記事。

プールトラウトの魅力から「かめプーフィッシングパーク」の施設紹介、釣行に用意したいルアーや釣行グッズ、さらには釣り方のコツ、そして実際に釣行した際の模様を紹介していて、「久々にマスが釣りたい!」となったのです。

浜寺公園フィッシングパークって?

調べてみると記事で読んだ「かめプーフィッシングパーク」は大阪から電車で行くにはちょっと距離がありそう。大阪近郊でプールトラウトを検索してみると、何件かヒットしたのですが、今回はその中から大阪府堺市にある浜寺公園フィッシングパークに釣行することにしました。

ここは冬季の浜寺公園プールを利用した管理釣り場で、流水プールを使ったエサ釣り専用エリア、25mプールを使ったフライ・テンカラエリア、25mプールと50mプールを使ったルアー専用エリアがあり、ファミリーフィッシングから競技指向のゲームフィッシングまで幅広いニーズに対応した施設です。

何より、阪堺電車の浜寺駅前駅、南海本線の浜寺公園駅からすぐで電車派の私には最高の立地。さらに、充実した売店、レンタルタックル、きれいなトイレと必要なものすべてがそろっていたのが決め手になりました。

02_釣り場風景
03_無料レンタル

電車の駅からほど近く、充実した売店やきれいなトイレ、レンタルタックルまである浜寺公園フィッシングパーク! プールなので足場も安心です

浜寺公園フィッシングパーク

住所:〒592-8346 大阪府堺市西区浜寺公園町4丁

TEL:06-7175-7673
HP:https://hamadera.fishingpark.jp/

いよいよ釣りスタート

当日は平日ということで、少し遅めの11時に現地到着。早速券売機で1日券を購入して受付へ。手続きを済ませて無料のスカリ、ラバーネット、椅子を借りたら、いよいよルアー専用の50mプールへ向かいます。

釣り場には数人がサオを出していましたが、十分スペースがあったので最深部の中央付近に釣り座を構えることができました。ちなみに、人気で土日はかなり混雑するそうなので、平日を選んで正解でした。

04_券売機

1.8gスプーンから

前出の「HEATの記事」によるとクランクがいいとのことでしたが、以前経験した管理釣り場釣行の際はスプーンで釣ったので、まずは実績のあるスプーンで1尾を目指すことにします。

キャストした1.8gのスプーンは、対岸近くまで飛んで着水。向かって右奥に設置された還流用の水車の流れで左に流されながら沈んでいきます。思いのほか流れが強いのに驚きつつ、まずは表層付近から探っていくことにします。

するとほどなくしてアタリ! が、電撃フッキングむなしく空振りです。そして、そのあともチェイスやアタリはあるものの、寸前で見切られたり、フッキングがすっぽ抜けたり、ネットイン直前でバレたり。カンタンに考えていた1尾が遠い……。

05_ルアーチェンジ中

放流開始でテンションアップ

そうこうしていると、お隣の25mプールにトラックが出現しました。何が始まるのか見ていると、スタッフがおもむろに魚を網ですくって放流し始めました。釣り堀で一番熱いイベント「放流」です。

フライ・テンカラエリアへの放流を終えたトラックが、ついに私のサオを出す50mプールへやってきました。そして、待望の放流タイム! 網でちまちますくうのではなく、水槽から一気に流し込まれる様は「怒涛」という表現がぴったりする感じで、私のテンションもアップします。「さあ、釣るぞ!」。

06_怒涛の放流

放流直後は少しアタリが遠のいたのですが、10分もすると魚が落ち着いたのか周りで釣れだしました。足下までチェイスしてくる魚が増え、落ち葉にライズする魚影も頻繁に確認できるようになり、水の中の状況が目に見えてかわっています。