人生で一度は体験してみたい!車中泊で巡る旅と釣り
【前編:山陽の野池バスフィッシング】

最高の車中泊ポイントを発見

福山市から尾道市に移動。ここまでの旅は基本、車での移動に時間を費やしていたため、身体も心も疲弊しはじめていた。さすがに心身ともに休めたいと思い、この日から周辺の車中泊ポイントを検索することに…。結果、「尾道平原温泉 ぽっぽの湯」という最高の楽園を発見することに成功! と同時に、当初予定していた行き当たりばったりの旅は、考えていた以上にストレスがかかることを痛感した。
やはり最低限、宿泊ポイントの事前調べは必要である。

10_ 尾道平原温泉ぽっぽの湯
寝床の下調べは最低限必要であると学んだ

 

ぽっぽの湯は、入湯料800円支払うと駐車場内で車中泊も可能だ。受付の際に車中泊したいことを伝えると、車中泊許可の紙をいただけた。渡された紙を車の外から見えるように置くことで安心して快眠が得られそうだ。駐車場内にはコインランドリーも常設されている。
また、入湯料、食事、館内着セットで1600円のメニューもあり、数種類の食事が選べる。温泉は広い露店風呂のほか、サウナも完備。館内には休憩スペースも常設されており、漫画本も数100冊用意されているといった充実ぶり。ここの施設は本当にオススメである。

というワケでここを拠点に決め、翌日からブラックバスのポイントを探すことに。居心地がよすぎて、結果5日間も滞在することとなった。

11_ コインランドリー
コインランドリーの便利さを痛感
12_ 晩酌
風呂上りの一杯は疲れた身体にしみわたる
13_ ご当地料理
ご当地料理は旅の楽しみだ
14_ 車中泊の許可証
許可書は見える位置に

尾道平原温泉 ぽっぽの湯

住所:〒722-0018 広島県尾道市平原2丁目1-33
TEL:0848-22-4126
HP:https://poppo.info/

釣り場情報と道具は、
地元の釣具屋さんで仕入れよう!

15_ かめや釣具サファ福山西店
16_ 店内の商品
釣り場情報は地元の釣具屋さんに聞くのが1番である

翌日から本格的にブラックバス釣りをするため、ポイントの情報と追加の釣具を仕入れに釣具屋さんに向かった。野池での釣りが中心となるため、釣り禁止でないエリアの確認と釣り場所、そしてこのエリアのヒットルアーを仕入れるためだ。
今回立ち寄った釣具屋さんでは、安心して釣りができるポイントを数ヵ所教えてくれた。

かめや釣具 サファ福山西店

住所:〒720-0838 広島県福山市瀬戸町山北300
TEL:084-949-1091
HP:https://kameya-fishing.com/

山陽のブラックバス釣り!
安心して釣りができるフィールドはパラダイスだった

17_ 野池
18_ 野池2
19_ バス釣りタックル
天気にも恵まれ、滞在中釣り日和が続く。魚に合わすというよりも私の理想のタックルで結果が出たことに、最高にモチベーションがあがった

安心して釣りができるフィールドは、気兼ねなく釣りを堪能できる。当初ここまでブラックバス釣りに時間を割く予定はなかったが、初日に30~40cmサイズが数釣りでき、50cmアップのサイズも混じったことで5日間没頭することに。最終的に初日の50cmを更新することはできなかったが、アベレージサイズを数釣ることができたため、大満足の釣りとなった。

20_ 野池3
21_ バス釣果
22_ バス釣果2
23_ 50cmアップのブラックバス
50cmアップもキープ。数釣りにも恵まれ、そして魚の反応が素直でパターンがつかみやすかった

そして最終日となるこの日も、ぽっぽの湯に戻り身体を休め、翌日からの山口県入りに備えた…。

 

前編の旅では本州での話を書かせていただいた。ここまでの道中で学んだことは、「計画性のない旅は不安感と疲労を蓄積させ、気楽な旅の予定が逆にストレスを溜めることになる」ということだった。
当日の寝床の検索や釣り場情報などは、最低限調べて動くことにより旅を楽しめることに繋がる。また釣りに関しては、知らないフィールドを相手に、1日2日で探し出せるほど甘くはないと再認識することとなった。事前調べ、そして現地の釣具屋さんに情報を聞くことで、より釣り旅を満喫することができるはずだ。

次回の中編では、広島県の観光の様子から本州最後の山口県を紹介する予定。そして後編では、一番のメインである九州の魅力を紹介する予定だ。引き続きご覧いただきたい。

 

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、店舗・施設や遊漁船によって営業時間の変更や休業の可能性があります。お出掛けの際には公式HPにてご確認ください。また、事前に地域の情報を確認したうえで釣行の計画、万全の対策、ソーシャルディスタンスの確保をお願いいたします。

 

レポーターREPORTER

JP
プロフィール:JP
長年にわたり釣り業界のメディアに携わり、現在はフリーランスとして活動。時間ができれば釣りをはじめキャンプなどのアウトドアの趣味を楽しんでいる。
釣りは川釣りから海釣りまで、さまざまな釣りを経験してきたが、最近はブラックバスやスーパーライトフィッシング、マダイの一つテンヤといったジャンルを好んで釣行する、フリーランスアングラー。