仕掛屋さんのプチ知識 No.11 仕掛担当が教えてくれた
釣りに役立つ!オススメ便利グッズ紹介

釣り道具において「仕掛」は、ロッドやリール、ルアーほど脚光を浴びるわけではないが、魚に直接触れるアイテムとして、また、仕掛の良し悪しによって釣果が左右されるなど重要なアイテムだ。そんな仕掛を扱うメーカーならではのプチ知識を、開発担当者に聞いてみる当企画。「これ知ってたらお得」「釣果アップにつながる」「釣りが快適になる」…といったアイデアを紹介しよう。

01_ 小南くん

今回「仕掛屋さん的、便利グッズ」について教えてくれたのは、エギングやショアジギ、ライトゲームからスノーボードまで(?)、幅広く外遊びを楽しむ小南さんだ。

現場で便利!収納ケース

02_  収納ケースイメージ

さて、取り敢えずザックリと、釣りの現場や自宅で重宝するアイテムがないか聞いてみたのだが、小南さんは「釣りは仕掛ほか、ハリやスナップ、ウキなど、比較的小さくて細かいものが多いので、やっぱり収納アイテムですかね~。収納には結構工夫してますよ」と、まずはケースについて紹介してくれた。
さまざまな用途とお財布事情に合わせて、いろいろと使い分けているようだ。

何でもOK!ならば100円均一ショップで

「釣具屋さんではもちろん、普段からホームセンターや100円均一ショップ、雑貨屋さんに寄ったときには、常に収納アイテムを見ちゃいます(笑)」と小南さん。なかでも「なにより安くて種類が豊富なのは、100円均一ショップですね」と、「タッパー」を挙げてくれた。

03_ タッパー
みなさんご存じの「タッパー」

小南さんによると、タッパーは同じタイプでも大きさがさまざまで選びやすいのが一番。もちろんフタにパッキンが付いたものも多く、防水性が高いのもよいそうだ。また、色付きのものを選べば、釣りモノごとに道具を分類することもできる。そうすれば、自宅での準備時や釣りの現場でも見分けやすいそうだ。

「日常の買い物ついでに収納コーナーに寄るだけで、手軽に探せるのがイイですね。種類が豊富なのが何よりです」。自分好みのものを見つけやすいという選択肢の多さゆえ、釣り小物の収納アレンジや工夫を試しやすい。そんなメリットがありそうだ。

釣りならではの機能が嬉しい!釣具メーカー品

とはいえ、「物を入れる」だけでは釣り道具の細かく多品種に渡るアイテムを管理しきれないのも悩みどころ…。そんな不便さを解消してくれるのは、やはり釣具メーカー各社のアイデアが詰まったメーカー品のケース類は秀逸だと小南さんは教えてくれた。

「ハリやスナップの出し入れが容易だったり、システマチックに重ねやすかったり、ケースそのものを気持ちよく収納できたり、防水性や耐衝撃性に優れていたり……。釣りというシチュエーションを考慮して作られた専用ケースは、やっぱり便利ですね」と小南さん。
私自身、小さなスナップやウキ止めを袋のまま持ち歩くのは現場での扱いに困るため、専用ケースにお世話になっている。釣り道具ならではのサイズ感や取り出しのしやすさ、機動性を考慮したコンパクトな造り、アウトドアというシチュエーションを考慮した耐久性などは、やはり「釣り専用」には敵わないということか。

08_ システマチックに収納
大きなボックスは、中に入るケースのサイズを考慮されておりジャストフィット! システマチックな収納が可能だ

自宅での整理整頓にはコレ!

一方、自宅に溢れる(?)釣り道具の整理にお困りの方も多いのではないだろうか? そんなときにはホームセンターの「あれ」が便利だそうだ。
「本や文房具、書類から、CD、食器、衣類に至るまで、家庭のありとあらゆるものを収納できる『システム収納ボックス』は便利ですね!」と小南さん。なかでも「サイズや種類が豊富で、オプションのフタも使える、ニトリのボックスがオススメです」と教えてくれた。

小南さんが紹介してくれたバスケットNインボックス(ニトリ)は、サイズやカラーバリエーションが豊富で、好みに合わせてフタやキャスターを付けたり、重ねて収納できたりと便利だそう。とくにサイズに関しては、既に自宅にある棚のサイズを事前に測っておけば、幅や奥行きを選びやすく、「ピタッと」フィットするサイズが見つかるそうだ。
そして、フタがあることで、釣り道具にホコリが付いたり劣化を防げるうえ、部屋がゴチャつかないのもオススメのポイントだと教えてくれた。

11_ 収納イメージ
サイズを選べばご覧の通り! ピッタリと棚に収まりお部屋もスッキリ!

多機能が嬉しい!充電式ランタン

さて、収納以外で小南さんが「便利!」と教えてくれたアイテムは2つ。そのうちの一つは、薄暗いマズメ時や夜釣りに欠かせないライト類だ。とくに今回は、多機能でいろいろと活用できそうな「充電式ランタン」を紹介してくれた。

12_ 充電式ランタン

「一般的に、釣りといえばヘッドライトを使用するかと思いますが、場合によっては『ヘッドライトが邪魔』とか『海面を照らしたくない』といったシチュエーションもあるかと思います。ですが、暗闇で仕掛を換えたりといった作業は難しいので、そんなことも考えてランタンを活用するケースは多いですね」。
小南さんによると、仕掛交換のときさえ手元が見えていればよいことが多く、それ以外は「身軽でいたい」とのことからランタンを活用しているという。

しかもこのランタン、フックがカラビナのようになっており、バッグやベルトにぶら下げたりできるうえ、マグネットで車のトランクやボディに取り付けることもできる。また、充電式ということで電池がいらないのはもちろん、非常時の電源供給にも使えるというから驚きだ! スマホの予備バッテリーとして使ったり、生きエサを生かしておくブクブクの電源としても使え、移動時に車内で充電できるところも釣りに向いている。何よりコンパクトでアウトドア感を演出するのにもイイ!
思わず私も、話を聞いたあとに大手オンラインショップで検索してしまった。欲しい~(笑)。

いざというときに便利!携帯ポリ袋

もう一つ教えてもらったアイテムは、最近巷でも有名な「携帯ポリ袋」。実は私も持っているのだが、昨今の釣り場のゴミ問題や釣りのマナーの問題からも、ぜひ持っておきたいアイテムだ。

15_ 携帯ポリ袋
100円均一ショップで販売されている、コンパクトでオシャレな携帯ポリ袋

「釣り場でゴミが出たときのために、オシャレにコンパクトに身に着けておけるのはもちろん便利なんですが、大荷物を置いて『ちょっとそこまで』とランガンしてる最中に魚が釣れてしまった際、とくに便利なんです。簡易の魚入れとして役立ちます」と小南さん。確かに、わざわざ魚が釣れるごとにベースキャンプに戻るには面倒だし、かといってリリースするのももったいない。
「ただ、ひとつ難点があるとすれば、比較的袋が薄いので、ヒレが鋭い魚の場合は袋が破れてしまうところですかね…。まぁ、本来の使い方ではないので致し方ないですが(笑)」。

当アイテムはバイオポリエチレンという素材を使った袋で、こちらも100円均一ショップで気軽に手に入るアイテム。環境に配慮した商品で、焼却にも負担が掛からない素材と厚さのため、引き裂き強度が強くないのは致し方ない。とはいえ、「出したゴミは残さない」のを心掛けたいアングラーにとっては、コンパクトで携帯しやすいゴミ袋は何かと重宝すること間違いナシ!

といったわけで「仕掛屋さん的、便利グッズ」はココまで。釣りに詳しいエキスパートなら「な~んだ」な知識、かもしれないが、釣りを快適に、スムーズに楽しむための知識としてお役に立てれば幸いだ。
仕掛のスペシャリストとして日々開発に携わるなかで、きっとアングラーのタメになるアイデアがいろいろとあるはず! そんな目から鱗なプチ知識を発掘し、引き続きお届けしていこう。