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みなさ~ん、こんにちは! カオリンです☆
私がタイラバと出会ったのは8年前。落して巻くというシンプルな釣りでありながら、マダイやマゴチ、ヒラメなどの美味しいお魚を手軽に釣れるのが楽しい釣り。あっという間にハマっていました!
タイラバを始めたその翌年には、76cmのマダイに出会えたことでさらにタイラバ熱は沸騰! いつしか80cmのマダイ“ハチマル”を釣ることが目標となっていました。
それからは“ハチマル”を求めて、ときには福井へ、ときには九州へとあちこちでチャレンジ! しかしながら、どうもハチマルの壁が高くなかなか越えることができずにいました…。
それでも、やればやるほど奥が深く、巻きスピードやネクタイのカラー・形など、そのときの状況に合わせて試行錯誤し釣れた1尾は嬉しくて、懲りずにしぶとく通っていたところ、ついに! ついに! 目標としていたマダイ80cmを釣り上げることができたのです~! もう感無量!!
今回は、そんな私の大ダイゲットの模様と、美味しいお料理のレパートリーをお届けします。
いざ!大ダイチャレンジ!
今回お世話になったのは、福井県三国のシーライオンさん。連日70cmオーバーの大ダイはもちろん、80cmオーバーのモンスターもコンスタントに上がっていて期待が高まります。
当日は他に4名乗船され、朝の時合はかなり早いので、逆にずらして夕マズメもねらえるようにと7時出船、10時間釣行で挑みました。
船を走らせること30分弱。水深95mでスタート。ドテラ流しの釣りなのである程度風が欲しいところですが、朝イチは無風でヘッドが90gでもバーチカルにねらえるほど。魚探に反応があるもののアタリは遠く…。しかし、風が吹き出すと次々ヒットが飛び出しました。
常連さんやタイラバデビュー戦の方にも大ダイのヒットがあり、活性は上がってきました。ところが、私だけ取り残されて少々焦り気味のスタートでした。
それでも船長やみなさんのアドバイスのお陰でようやく私にもヒット! このときは風が吹いて潮も効いていたので、タングステンヘッド220gをセットしていましたが、それでもだいぶ船から離れたところでのヒットでした。
ドラグを調整しながら上げてくると白い魚影が見えてきました。そして、無事に私も本命をキャッチ!
80cmはなさそうですが70cmは越えてそう! ということで測ってみると…、「75cmだね」と船長…。
もちろん嬉しい大ダイですが、やっぱり自己記録の76cmは越えてくれないのね……。
「でもまだまだ時間はある!」と引き続きチャレンジ!
ついに!ついに!キターー!!
お昼近くになってくるとまた風が緩くなり、同様に底潮も緩くなってきました。そのせいか、しばらく反応が薄い時間が続きましたが、しばらくしてまた少し風が吹き始めると、またコンスタントに追加されている方もみえます。
聞いてみると「ラインを170m出してからでないとアタってこない」とのこと。なるほど!!
ラインを出すことで角度が緩くなり、より横に引いてくることができます。なので、同じタナでもより長くタイラバを見せてアピールすることができるのです。また、この時期(春)の大ダイはゆっくりした動きに反応がいいということと、アタリがあるのは底から10m上までが多かったので、私もヘッドの重さを底が取れる程度のフリースライドVSヘッドプラス120gまで軽くし、巻きスピードも“ゆっくり”を意識して探っていくことにしました。
すると、ラインが180m出たところから巻き上げて170mで“ゴツゴツゴツ~”とアタリが! そのまま巻き続け、重みが乗ったところでアワセを入れると「ジーーーー!!」掛けた途端のファーストランが強烈! これはいいサイズの予感です! 巻いても巻いてもジーーー! と走られてなかなか浮いてきません。
「焦らなくていいよ~ゆっくり上げればいいから頑張れ!」と、船長やみなさんからエールをいただきながらひたすら巻き続けると、ついに見えてきました! これはデカイ!
そしてこれが、夢の大ダイ80cm! 念願のハチマル~~!! となったのでした~。
メモリアルデーになりました☆
シーライオンさんではマダイ70、80、90cmオーバーを釣ると、それぞれのオリジナルステッカーがいただけるので、私は2枚いただくことができましたよ♪
この日、私の釣果は2尾でしたが、なかには6尾キャッチされた方もいらっしゃいました。さらになんと、この日は同船者全員が大ダイキャッチするという快挙! 福井の海と船長、そしてアングラーさんのポテンシャルの高さを垣間見ることができました! まだまだ大ダイが潜んでいそうです。
そして、ハチマルが釣れたらやってみたいと思っていたことがいくつかあったのですが~。
まずは、膝乗せ!
ドーン!と膝に乗せるのをやってみたかったんです。
お次はお魚クラッチ(バッグ)!
以前からいろんなお魚でクラッチバッグ風に持って写真を撮っていたので、ぜひともハチマルでやってみたかったのですが…。もはやクラッチバッグを飛び越えて、ボストンバッグのようなサイズですね(笑)。
目標としていたハチマルの大ダイが釣れて、やってみたかったこともできて、本当に忘れられないメモリアルデーになりました☆
念願の大ダイで
美味しいカオリ飯いろいろ!
そしてもちろん美味しくいただきましたよ!
大ダイはいろんな料理、大ダイならではの食べ方もありますね。そんな「大ダイのカオリ飯」のいろいろをご紹介しましょう!
カマ焼き
ここから「鯛の鯛」を取り出しました♪
ウロコの素揚げ
大ダイにもなるとウロコも大きいので、汚れを落として水気を吹いてキツネ色になるまで揚げ、塩をまぶせばサクサクのおつまみになります♪
カルパッチョ
薄切りしたラディッシュやディルを乗せて、皮をサッと茹でて細切りしたものも添えました。皮と身の間に脂があるので、引いた皮も美味しくいただきます。
タイしゃぶ
豆苗も一緒にサッとしゃぶしゃぶして、マダイで巻いてさっぱり♪
なめろう
なめろう好きなので何でもなめろうにしがちですが(笑)、マダイのなめろうも美味しいんです!
他にフライや昆布締めなどにして、大ダイを存分に堪能させていただきました。
夢かなって“ハチマル”の大ダイをついにゲット!! 大満足の釣行で心もお腹も満たされました。
ついでに、あと一つやってみたかったのが、アゴ(顎)の標本作り! これは初めての挑戦です!その模様は、また次回書かせていただきますね☆
それでは、みなさんが毎日笑顔でハッピーに過ごせますように☆
レポーターREPORTER
三重テレビ「フィッシングポイント」レポーター /三重県在住
好きな釣りは、イカメタル・タイラバ・ジギング・太刀魚テンヤ・磯グレなどなど、それぞれ面白さがあって釣りはなんでも好きです♪ 釣った魚を美味しく食べることも大好き! 釣りを始めてからお魚もさばけるようになりましたよ♪