バス釣り春夏秋冬!その刻を釣る春はやっぱりジャークベイト!
意識したい水温と知っておきたい使いどころ

春はジャークベイト! よく耳にする言葉ではないでしょうか?
ジャークベイトが春によく効くなら、ジャークベイトのことを理解し自分の武器にすることで、より多くのバスが釣れるようになるのではないでしょうか。バス釣りテクニックの引き出しも増え一石二鳥です。
というわけで、ジャークベイトの使い方やねらうべきポイントをおさえて、春のバスを攻略してみましょう!

ジャークベイトってなんなの?

01_ ジャークベイト(ミノー)

「ジャークベイトって実際なんなの?」って思うことありませんか?
この定義ってすごく難しいと思うのですが、使っている本人がジャークベイトだと言ったらジャークベイトでいいと思います。

基本的にはミノーのなかでも「ジャークしやすいもの」をジャークベイトと言っているのです。ミノーのリップが短いか長いかはジャークベイトかどうかを判別する材料にはならないので、気にしないで選びましょう。

ジャークベイトの動かし方

02_ バス釣り風景

ジャークベイトの動かし方って何が正解か分かりづらいですよね。SNSとか雑誌とかを見てると、「ジャッ、ジャッ、ポーズ(2秒)」といった感じで書かれていると思います。しかし私は、「アングラー自身がリズムよくジャークできるアクション」これが正解だと考えています。

自分のリズムにない方法で無理やり続けていてもストレスになりますし、バスに直接聞いたわけではないので、その日釣れたジャークの方法でも次の日にはダメになっている可能性もあります。他人の情報を鵜呑みにするのはあまりベストではない気がしています。
冬から春にかけてならポーズを長めにしたり、夏であればポーズを入れずにリズムよくジャークするなど、ジャークベイトの動かし方は人それぞれです。自分に合うジャークの方法を見つけてみてください。

参考までに私が思う「春のジャークベイトの使い方」は、少し長めにポーズをとること。約3秒を基準にその日の活性が高ければ1秒や2秒にし、3秒で反応がなければ5秒にするといった具合です。

ジャークベイトはなぜ春なのか?
ジャークベイトが活躍する水温を意識しよう

03_ 水温計

ジャークベイトが1年のうちでもっとも活躍するのがです。1年中釣れるメソッドではあるものの、ジャークベイトはやはり春に強いと思っています。
そもそも、なぜジャークベイトが春に効くのでしょうか? いろいろな意見があると思うのですが、私はこう考えています。

04_ 湖面の鳥

水温が上がり産卵を意識したバスは積極的にベイトを捕食します。また、産卵絡みでなくとも、冬の間にお腹を空かせたバスは水温上昇にともなって動き始めたベイトを追いかけます。その意味で、春はとくに横の動きが重要なのです。ジャークベイト同様に一定層を引くことができるメソッドとして、「ミドスト(ミッドストローリング)」を使っている人も多くいるのが春ですね。
春は一定の層を横に引く動きが有効ですが、ミドストだと操作がやや難しくアピールは弱め…(もちろんミドストにはミドストのメリットもあります。そちらはまたの機会に)。一方ジャークベイトだとアピールが強く、ある程度バスとルアーに距離があっても気付いてもらいやすいうえ、一定層を引いてくることが比較的かんたんです。さらに、ジャークのリアクション効果と、サスペンドタイプであればバスがジャークベイトを捕食しやすい“間”を与えることもできるので、より効果的なのではないか? という考えです。

とはいえ、春のいつごろからジャークベイトが有効なのか? 何か目安が欲しいですよね。
私のなかでは水温が10℃前後になるとジャークベイトが活躍し始めるように感じます。ジャークベイトを始めるタイミングが分からないとお困りの方、10℃前後の水温を目安に、ジャークベイトをセットしてみてください。

フックも重要!
こまめなチェックと交換を

05_ ポーチ

フックの重要性ってなんとなく分かっているけど、実際にはあまり気にされていない方が多い気がします。
もちろん、ルアーを買ったときに付属しているフックでも(日本のものはとくに)高性能なものがほとんどなので問題はありません。しかし、使い込んでいくうちにフックサークル(=フックがルアーのボディに当たってできる傷跡)が付きますよね? ってことは、フックの先端がルアーのボディに擦れ、少なからずフックポイントも削れているということなのです。
そのような状態でショートバイトがあってもフッキングが決まらず、貴重なバイトを逃してしまうことも…。そんなことにはならないようにフックのチェックと交換をこまめにすることが大事です。

ちなみに、もしフッキングに悩んでいるのであれば、ハヤブサの「瞬貫TREBLE ROUND REGULAR」がおすすめです。このフックはバーブ(カエシ)が小さく作られているスモールバーブ仕様なので、ショートバイトでバーブまで貫通せずにバラしてしまうといったミスをひじょうに高い確率で回避してくれます。まだ使ったことがない方はぜひ使ってみてください。病みつきになりますよ!

ジャークベイトでねらいたいポイント

06_ シャロ―エリア風景

最後になりましたが、ジャークベイトでねらいたいポイントです。今回は春にねらいたいポイントに絞って紹介します。

春にねらうべきポイントはズバリ、ディープが隣接しているシャローエリア
厳しかった冬を過ごしたバスたちは春をまだかまだかと待ちわびています。春はブラックバスにとって産卵(スポーニング)のシーズン。少しでも気温が高い日は産卵までいかなくても、シャローエリアを意識した、人間でいえば下見のような状態です。
プリスポーン(スポーニング前)と呼ばれる状態のよいバスを釣るには、コンタクトポイントといわれるディープとシャローの間にある「何か」を見つけると、さらにバスを釣りやすくなると思います。その「何か」は、立木でもいいですし大きな岩などでもOK。水温や気温が安定しない春は、このコンタクトポイントを探すことも重要になってきますよ。

 

07_ ブラックバス
出典:写真AC

そんなわけで、ぜひとも春はジャークベイトを使ってみてください!
…と言いつつ、まだまだ安定した釣果を得にくい季節であるのも事実。春にジャークベイトで釣るのは意外と難しいものです。冬から春にかけてジャークベイトを使い続けることで、メソッドの引き出しが増えることを期待しつつ、徐々に進行する季節の移ろいを感じてみるのはいかがでしょうか? 釣果にともなって春を感じることができますよ。
そして、くれぐれも意識してほしいのは「一定層を引く」こと。ベイトのいる層や通り道、動きをイメージしながら巻いてみてください。プロではない限り「釣らなきゃいけない!」ということもないと思います。ハイシーズンに向けてのよいスタートを模索するつもりで、楽しみながらジャークベイトにトライしてみてくださいね。

 

レポーターREPORTOR

マッキー
プロフィール:マッキー
横浜市生まれ
高校生までプロサッカー選手を夢見てサッカーに打ち込むかたわら、バス釣りに出会い毎週のように釣り場に行く。社会人になってもその熱はとどまるとこを知らず、週末には大会にも参戦する日々。現在は行政書士事務所で働く負けず嫌いのバスアングラー。