INDEX 【前編】
秋になると、たくさんのイワシとそれを追う青物などのフィッシュイーターが山口県の岩国沖に入ってきます。そんなフィッシュイーターをねらって、多くの釣り人で盛り上がるのが岩国沖のライトジギングです。
イワシをたらふく食べた魚たちは脂がのりとても美味しいのですが、なかでもひときわ美味しいのがサワラ。岩国沖のサワラはとくに脂がのっており「バターサワラ」と称されることも。そんなバターサワラをねらい、岩国沖に繰り出してきました!
まずは、楽しかった釣りの模様と、広島グルメを少しだけ紹介します♪
広島に前日入り
お好み焼きとちょこっとフィッシング
出船場所である広島市は私の自宅から約300km。今回は体力に余裕を持たせたいので出船前日の昼過ぎに出発しました。
せっかくの広島、本場のお好み焼きを食べたい!
広島に到着したのは16時ごろ。時間はあるので少し釣具屋さんに寄り道を。
釣具屋さんの雰囲気を感じていると、仲間から「せっかく広島来たんやから、本場のお好み焼き食いたいなぁ」と一言が。
ちょうど晩御飯に向けてお腹もすいてきたころ。二つ返事でOKしました。向かったのは、次の日の釣りでお世話になる広島の友人に聞いた有名店「ひらの」さんです。
広島市内にある「ひらの」さんは、まだ17時過ぎだというのにお客さんが多数。人気が伺えます。何を注文するかとても迷いましたが、地元民も激推しの鉄板メニュー「そばライス+ぼっかけ+ガーリック」を注文してみました。
美味い!
オリジナルソースがそばライスと絶妙に絡み、ぼっかけとガーリックもひじょうにイイ仕事をしております。間違いなく今まで食べたなかで一番美味しいお好み焼きでした。
社会人になるまで22年間「粉もん文化」の大阪に住んでいましたが、このレベルのお好み焼きはなかなか食べられるものではありません。粉モノ+そば+ライスという禁断の組み合わせに、「不思議さ」より「嬉しさ」が勝ってしまいました(笑)。
また、お腹いっぱい食べてもお値段が1000円以下というリーズナブルなところも魅力の一つ。ごちそうさまでした。
お好み焼き ひらの
住所:〒734-0007 広島県広島市南区皆実町4丁目24-12
HP:https://okonomiyaki-hirano.ecnet.jp/
とびしま海道でちょこっとフィッシング
さて、お好み焼きで腹ごしらえしたわれわれは、仮眠までの時間つぶしに広島市より少し東にある「とびしま海道」をチョイス。ちょこっとフィッシングを楽しむことにしました。同行した仲間が以前、何度かライトゲームで訪れたことがあるらしく、よい釣果が期待できる場所だそう。
到着したのは釣れる雰囲気ムンムンの漁港。早速竿を出してみましたが、すぐにこのエリア最大の特徴が牙をむきます。それは……、とても潮が速い! という特徴。
島と島の海峡筋であるがゆえに、すごく複雑な潮が流れているのです。場所をしっかり見極めないと2gのジグヘッドでも釣りにならないほどでした…。こうなると堤防の外側はお手上げ。しかし、漁港内でもできることが一つ。そう、エギングです!
港内はいたるところに墨跡がいっぱい(※墨は流して帰りましょう)。気持ちを切り替えとりあえず…と、漁港のスロープ付近に2.5号のエギをキャストしてみました。
シャッシャッ、と軽くシャクってテンションフォールさせると……、「モッ…!」。手のひらを超える、まずまずのサイズのアオリイカをGETできましたよ♪
しばしアオリイカの綺麗な色素胞を堪能したのち、近くでエギングをしていたお兄さんたちが美味しく食べてくださるとのことだったので差し上げました。
結局その日はほどほどに釣りを楽しみ、時間も遅くなってきたので22時ごろに納竿。次の日の出船場である広島市内のボートパークに移動し、駐車場で仮眠することとなりました。