こんにちは!
最近お寿司は中トロより赤身の方が美味しいんじゃないか? と思いだした、「さかなのおにいさん」かわちゃんこと川田一輝です。私をスシーに連れてって(古い)。
お寿司をはじめ、日本人になじみ深いマグロ。
今回はそんなマグロの知らなかった豆知識をたくさんご紹介! これを読めばお寿司を食べるとき、披露できるかも! ……知らんけど。
マグロの豆知識
江戸時代の漁師さんが船の上から見てこう言いました。
「背中の色が真っ黒だから……こいつはマグロだ!」
これが名前の由来の一つだそうな。
他にも時間が経つと身が真っ黒になることから、また目が黒い「目黒」からマグロとなったという説もあります。
そんなマグロはかなり昔から愛されているようで……。
縄文時代から
なんと2000年以上前から、マグロは縄文時代から食べられています。
青森県の三内丸山遺跡からマグロの骨が出土。鹿のツノや骨で作った針を使って延縄でつられていたそうです。ただ傷みやすいから当時はあまり人気なかったとか。
江戸時代に人気急上昇
それが江戸時代に大ブーム到来!
冷蔵技術のない時代、銚子を中心に作られていた醤油に漬け込むことで「日持ちするし美味しい!」と、江戸っ子に「漬けマグロ」が大ブームとなりました。
そして今や、大トロは寿司の王様ですよね。
ただそんな王様も意外なギャップがあるんです。
卵のときはメダカに負けてる
実はメダカの卵の方が大きいんです!
マグロは卵がイクラのように大粒でなく、成熟したときでも粒の直径が1mm程度しかありません。 一方、メダカの卵は1.5mm。
3mの大きなマグロが体長3cmのメダカより小さな卵を産むんです。
なんていうか、伸び代がすごいっ!!
よかったら回転寿司で披露してみてね!
次は世界一泳ぎが速いあの魚を紹介するよ、じゃあねー!
レポーターREPORTER
1990年大阪生まれ。さかなたちの“おかしな”生態を書籍やメディアで伝えることで、子どもの好奇心を育てる活動をしている。テレビ東京「シナぷしゅ」や釣り番組・情報番組に出演中。
著書に「ツッコミたくなる おさかな図鑑(ワニブックス)」「全国クセすご水族館図鑑(中央公論新社)」など。SNSの総フォロワー数70,000人以上
X:https://twitter.com/sakana_bro
インスタグラム:@kawayanfishing (https://www.instagram.com/kawayanfishing/)
YouTube:さかなのおにいさん かわちゃんねる
公式HP:https://sakana-bro.com