(※当記事は緊急事態宣言前に実釣されたものです)
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今回は釣り番組の撮影現場の様子をお届けするべく、地上波テレビの釣り番組「ガッ釣り関西」のロケ(ロケーション撮影)に同行してみました。
「ガッ釣り関西」は2019年8月よりテレビ大阪で放送が始まった釣り番組(YouTubeでも配信しているので、関西以外の方もご視聴いただけます)。タイトルの通り、関西のフィールドをメインとして、エサ釣りからルアー釣り、陸っぱりや船釣りなど、さまざまなジャンルの釣りに挑戦する釣り番組です。私タナアツ_W8は、番組スタッフとして月に1回程度ロケに同行しているのですが、今回はHEAT企画という立場で、「いったい釣り番組の撮影ってどんななの?」が分かるように、釣り番組制作の裏側をレポートしたいと思います。
気軽に楽しめる関西ローカルの釣り番組
番組の出演者は各協賛メーカーのスタッフさんを先生役に据え、若手レポーター3名が週替わりで登場します。HEATでもお馴染みの川田一輝さんもレポーターの1人として頑張ってくれています。徐々に知名度も高まり、ありがたいことにロケ先で釣り人の方から「毎週観てるよ」「ロケ頑張ってくださいね」など声を掛けていただくことも増えてきました。
ロケの舞台は淡路島
淡路島の南、沼島周辺でジギング
今回は船からのジギングということで、淡路島南部から出船の沼島周辺でハマチ・メジロ(あわよくばブリ)といった青物や、最近釣果が上がり始めたマダイをねらいます。6:30出船ということで、いつも通り出船1時間ほど前に現場に集合。私の自宅(大阪市内)からは現場まで2時間弱で到着しました。
片道3~4時間ほどかかる和歌山の串本や日本海へ繰り出すことも少なくないので、今回は近場な感覚です(笑)。今回お世話になる遊漁船は「盛漁丸」さん。沼島周辺の釣りに精通した頼れる船長さんが案内してくれます。
番組制作に関わる人たち
撮影スタッフはディレクター、カメラマン、音声スタッフの各1名ずつが基本。今回は出演者や協賛メーカーのサポートスタッフさんなどを含めると総勢10名ほどの大所帯ですので、船をチャーターしてお世話になりました。
出演者はジギングエキスパートの先生役として、ハヤブサ・橋本さん。そしてレポーター役は柚月めいさん。普段はモデルやコンパニオンとしてイベントを中心に活躍中です。
釣り番組は、魚が釣れることを前提として撮影しますので、何としてでも釣果が必要というプレッシャーは毎回つきもの。果たしてねらいの魚は釣れるのか…。
晴天に恵まれ、ロケスタート
当日は晴天。ロケは3月の中旬でしたがあまり寒さも感じることなく、寒いのが苦手な私には嬉しい限りの気候です。もちろん、強風や高波だとロケが決行できないこともあるので、ロケ日の天気予報はいつも気になります。
船に乗る前にオープニングの撮影。今日はどの場所で、どんな釣りをするのか、釣り番組では必ず最初にお決まりのシーンを撮影します。スムーズに進行するレポーターの柚月さん、さすがです。
ちなみに今回は、関西を拠点としている釣具店・アングラーズグループのスタッフの方にも助っ人役として出演いただきました。ジギングは1人でやるよりも、大勢の方が釣れる確率が上がりますもんね。
時刻は6:30、眩しい朝日に迎えられていよいよ出船。さあ今日はどんな魚が釣れるのか? 何度経験してもワクワクする瞬間です。