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冬はバスが釣れない。そんな状況はみなさん同じですよね。
でも、バス釣りには行きたいし、何より釣る感覚を忘れちゃいそうで不安…。そんな悩みを解消してくれるブラックバスの管理釣り場が東京にあるんです。
今回はそんな東京にあるブラックバスの管理釣り場を紹介します。
恩方国際釣堀場ってどんなトコ?
エリアの特徴と攻略法
訪れた「恩方国際釣堀場」は八王子市にあるバス釣りの管理釣り場です。八王子から高尾に向かう途中にあり、山の中なので自然の雰囲気も楽しめる場所です。
ウィードが豊富な第1エリア
第1エリアの特徴は水の中に豊富なウィードがあることです。池の形は円形状になっていて周囲はおよそ100mほどだと思います。
このエリアではワームが禁止されていますが、ラバージグは使用可能なのでワームの代わりにスモラバなどを持っていくと有効な手段となります。
この第1エリアは(後で紹介する)第2エリアよりも広いポンド。ワームが禁止されているなかどのように攻略すればよいかというと、バスはスレているのでとにかく反応するバスを探すことです。反応しないバスは後回しにして、口を開けるバスや追ってくるバスを見つけることが釣果につながりますよ。
ここだけの話ですが、エサはペレットのようなものを上から撒いているみたいなので、小さめのトップウォーターを高めにキャストしわざと水面に落とすと、反応が半端じゃないときがあるので試してみてくださいね。
人の少ないときがねらい目の第2エリア
第2エリアの特徴は大きさにあると思います。フルキャストすれば端から端まで届いてしまうような大きさです。プールのように長方形になっていて、偏光グラスをかけていればほぼすべてが見えます。
第1エリアと比べると料金が高いためか人が少ないことがありますが、人が少ないときこそ迷わず第2エリアを選ぶことをおススメします。なぜなら、ここではワームが使えるからです。
せっかくなのでワームで攻めたいですよね? ワームは2インチくらいの小さめのものがおススメで、使い方はワッキーもしくはネコリグです。ここで他のアングラーに差をつける方法は、セットしたワームをバスの頭(口)の真上まで持っていき、ストンと口の前に落とす釣り方。こうすることで口を開かせることができます。
もう一つ注意点は、小さい池なので少しでもプレッシャーを減らすために遠めからのアプローチがキモですよ。
管釣りでおススメのルアーとテクニック
トップウォーター
ここでいうトップウォーターは表層系のクランクベイトも含みます。
管理釣り場という特殊な環境下だからなのか、ほかのハードルアーには反応しないけど、表層をゆっくりゆらゆらアクションするルアーには反応することがあるんですよね。とくに有効なのがトップウォータープラグです。
また、よりフッキングにも気を配るなら、ハヤブサの「TREBLE KEN CLAW(トレブル ケン クロウ)」にフック交換することもおススメ。ルアーの真下にくるフックポイントが長めに設定されているので、1本掛かりでもしっかりとキープしてくれるうえ、フッ素コーティングでハリ掛かりがよく、スローアクションでもしっかりフッキングしてくれます。
ワッキーリグ
ワッキーリグはアクションさせたときに移動距離が少なく、水押しが強いことが特徴です。この管理釣り場(特に第2エリア)では、広さがあまりないため移動距離が少ないということを重視して使用します。
使い方はかんたん。そっとバスの鼻先まで持っていき口の横あたりからワンアクションです。ポイントはワンアクションさせたあとにバスの口の前に止まることが大事です。
恩方国際釣堀場のその他情報
最後に、「恩方国際釣堀場」のルールや営業時間など、基本情報を紹介しますね。
ルール
恩方国際釣堀場ではバーブレスが義務付けられています。ときどきバーブレスにしていないアングラーを見かけますが、管釣りはもちろん、そのフィールドごとに決められたルールをしっかり守ってみんなで楽しく釣りしましょうね。
バス釣り場はキャッチアンドリリースであることも忘れずに。
料金表
第1エリア(ハードルアーのみ)
時間 | 大人 | 子供 |
1時間 | 900円 | 800円 |
2時間 | 1700円 | 1500円 |
3時間 | 2500円 | 2100円 |
6時間 | 4500円 | 4100円 |
※延長1時間:大人900円、子供800円
第2エリア(ワーム可)
時間 | 大人 | 子供 |
1時間 | 1500円 | 1000円 |
30分 | 1000円 | ― |
恩方国際釣堀場
住所:東京都八王子市西寺方町923
電話:042-651-3218
HP:https://obfp.tamaliver.jp/
HP:https://www.ongatakokusai-obfp.com/
冬場は釣る感覚を忘れないことが大事!
どうでしたか?
とくに冬は、湖や川などに行ってもブラックバスを見ることすらできないことも多いですよね。寒いなか1匹を求めることも大切ですが、シーズンインするまでにブラックバスを釣る感覚を忘れないようにすることも大事です。
その点、東京にあるブラックバスの管理釣り場はタフですが、ブラックバスを確実に見ることができます。たまには、気楽にブラックバスの姿を見ることができる管理釣り場に行ってみてはいかがでしょうか。
レポーターREPORTER
横浜市生まれ
高校生までプロサッカー選手を夢見てサッカーに打ち込むかたわら、バス釣りに出会い毎週のように釣り場に行く。社会人になってもその熱はとどまるとこを知らず、週末には大会にも参戦する日々。現在は行政書士事務所で働く負けず嫌いのバスアングラー。