INDEX
- ● 1日目の釣りを終えた夜
- ● 2日目の朝、サムの迎え
- ● 釣り場に到着!
- ● ようやく釣り開始
- ● 文化の違い?を通じての触れ合い
みなさんは海外へ釣りに行かれたことがありますか???
行きたいと思っている方のなかには、
- ・言葉が通じない
- ・釣り場まで行くのにどうすればよいのか? (タクシーや電車にちゃんと乗れるの?)
- ・旅費がどれくらいかかるのか?
- ・どうやって魚が釣れるのか?
などなど。情報収集の時点でさまざまな壁が立ちはだかり、あきらめた方も多いのではないでしょうか。
いろいろな理由が重なり結果的に…「不安、不安、不安!!!」
そんな方の不安を取り除くべく、意外と気軽に行けて釣りができちゃう、タイの釣り堀ツアーを熱血レポートさせていただきます!
※日本出発から最初の釣りまでは、前回記事(第1弾)をご覧くださいませ!
1日目の釣りを終えた夜
よかった、よかった。本当によかった。日本から行く前に、東南アジアでよく釣りをしていた人から次のように聞いていたからです。
「釣り堀とはいえ、容易ではない。ボウズもあり得る。覚悟すべし!!!」
(※ボウズとは、魚が1尾も釣れないことをいいます。釣り人にとって一番悲しく、かつ残念なものなのです)
この言葉でビビった私は、モコリーさんという、タイのフィッシングガイドサービスに案内をお願いしました。
結果、一日で憧れのバラマンディという魚から、よくわからない魚まで釣れてしまった。サムという気軽に話せる50代のオジサンとも知り合えたし…(言葉は通じないけど)、ひとりだったらルアーのアプローチや誘い方が手探り状態だったので時間がかかったはず…。本当にガイドを頼んでよかった!!!
そう思いながら…夜の街でご飯を食べ、女性のような男性のような(?)女性の方とすれ違い、綺麗なお姉さんたちともすれ違い……真面目にホテルで明日の準備をしたのでした(笑)。
あんしんポイント
サムに聞けば、美味しいご飯屋さんがありそうな場所を教えてくれます! (明確な店名までは通じ合えませんでしたが)釣りだけでなく、現地の情報をしっかり教えてくれます!
2日目の朝、サムの迎え
早朝、ホテルのロビーに降りるとサムが、
「ヘイヘイ、目覚めはどーだい?? さぁ行くぜ…。今日はGTだからよ、移動は長いけど楽しくいこうや…」こんな感じでお迎えに来てくれました。
「荷物も持つぜぃ…」サムのサービスは最高です。ドライバーとも挨拶を交わし、レッツゴー!
早朝の車内で、通じてるのか通じてないのか、曖昧な会話で盛り上がります! (BGMはミスチルです!)
釣り場に到着!
「ヘイ! ユー、フィッシング!?」釣り場のマスターが話しかけてくれました。そして、ガイドのサムが
「さぁ準備をするんだぁ…、GTがその辺でオマエを待ってるゼ…イッヒッヒ…」と、不敵に笑います。
準備している間にマスターが、「ノーノー! 日本人はリールに糸をギリギリに巻きすぎね! これくらい減らした方がトラブルがないヨ!」と準備を手伝ってくれます。
サムに聞けば、マスターも海釣りの名手だそうです。
私: 「マスター! ありがとう!」
マスター: 「お前、飲めるのか?」
私: 「ん?」
マスター: 「お前、飲めるだろ?」
私: 「は?」
マスター: 「だから、好きな方だろぉ?」
私: 「…う、うん…」
一同: 「宴会開始じゃあー!! うぉあー!!」
なぜか釣り以前に宴会がスタートしてしまいました…。かなりゆるいスタートです。
ようやく釣り開始
のんびり宴会があって、お酒も入り気持ちよくなったところで、ルアーを投げ始めます。
サム: 「そのルアー、朝じゃないと厳しいぜぃ」
私: 「ん?」
サム: 「だからぁ、朝じゃないとそのルアーは釣れにくいんだよぉ…」
私: 「何言ってぇんだよ!!!! 朝イチは酒飲んだおかげで、過ぎちゃったやろうがー!!」
サム: 「ハイハイ、ワカッタ、ワカッタよぉ…。今からの釣り方を教えてやるヨォ…」
そして一撃!!!
サムに教えてもらいながら。そして、キャスティングや魚とのやりとりなど、お互いに話しをしながら……、
釣ります!
釣ります!
釣ります!
サムに「ヘイヘイ! お腹が空いた! アイムハングリー! べりべりハングリー!」と、日本語交じりで猛烈アピールすると…、
サム: 「酒のつまみに辛いのがいいだろぉ…」
ガパオライスのお弁当を頼んでくれました! 人生最大級のおいしさです!!
文化の違い?を通じての触れ合い
また、魚が食いつきました! かなり大物!!
グググ…
グググ…
ジャー!!!
かなり太い糸を使っていたのに、魚に潜られてしまいました。
すると、ほろ酔いのマスターがキメ顔で、「オマエ、すこし待ってろよ…」と言い残し、
バッチャーーン!!!!
えー!!! ウソ!? 見事なダイブで水の中へ飛び込んでいきました!!
「フン、全くあの野郎はよぉ…」と、サムは驚きもしません。
えー!! 海水だよ!? ゴーグルもつけてないよ!? 大丈夫!? しかも、まぁまぁ潜って全然浮いてこないじゃん!!
体感にして、およそ8時間(?)くらいは潜っていたでしょうか。
バッしゃあーーーん!!
私: 「マ、マスター!!!!」
マスター: 「これ、オマエの大事なもんだろ?」
さっきまで使っていたルアーを渡してくれました。魚も元気に泳いでいったことでしょう。
私: 「マジ!? ありがとう!!! ますたぁー!!」
サム: 「イッヒッヒ、粋な野郎だぜぃ…、ガハハァ」
そんなこんなで、帰りの時間がやってきました。
マスター: 「また絶対来いよ! また絶対飲むぞ! 約束だからな!!」
私: 「アイルビー、バックゥゥゥ!ゔゔ」
サム: 「なぁに、また来りゃいいさ、さぁ帰るぜぃ…イッヒッヒ」
車内。
まだ見慣れない街の風景。
タイの仕事帰りの人も家路を急いでいる。
バンコクが近づくにつれ、増えていく車、車。
帰りたくない帰り道…。
私: 「サム、本当にありがとう、ドライバーもありがとう、帰りたくないや。楽しい2日間だったよ」
サム: 「ガハァ! ならいっそ、タイに住んじまうかぁ? イッヒッヒ? 最後じゃない、また会えるさ、必ず」
一同: 「なら、また!」
いかがだったでしょうか?
釣りも文化も人柄も、全然違う海外。あなたも一度は海外へ釣りに行ってみませんか?
そして…ただ今、東南アジア釣り歩き旅を計画中!!
マスターやドライバー、そしてあのサム大先生との再会を果たすため…。
モコリー
住所:21/24(ブロックB)soi soonvijai-rama9 rama9 road,bangkapi,huay-kwang,bangkok
HP:https://www.mokoley.com/
レポーターREPORTER
福岡県在住
ちょい旅をしながら釣りをするスタイルで、「ちょい釣り」大好き男。フィッシングサービスOkkun代表。
フィッシングサービスOkkun:https://fishingserviceokkun.1net.jp/
インスタグラム:
@fishing.service.okkun (URL: https://www.instagram.com/fishing.service.okkun/)