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残り時間あとわずか…ついに○○○が現れた!?
そんななか、一緒に釣りをしていた北條さんに何かがヒット!
私: (まぢかよ~~ヒラメ狙ってるの俺なのに…。きっと大きなアブラコでしょ!)
と、心の中で悪い私が顔を出します(笑)。
ちょうどキャストしたばかりでルアーの回収に時間がかかり、タモ入れには間に合わず…。代わりに菊地さんがタモ入れしてくれました。そして上がってきたのは…??
40cmの見事なヒラメ!! う、羨ましい、羨ましすぎる…。
実は北條さんはヒラメ以外にもハチガラやアブラコもかなりの数を仕留めていました。アブラコ総数12~15本(うちリリース4~5本)!
普段の私なら心が折れてもう諦めているところですが、人は成長するもの。こういうときに、いかに集中力を切らさないで続けられるかが釣りの真髄!! 自分のお気に入りのカラーのワームが根掛かりでなくなってしまっていましたが、他のカラーで何とか根気強くキャストを続けました…。
とはいえ、なんかしっくりこなかった(?)ため、北條さんにあっさり借りることに…。
北條さん: 「いいですよ~好きなの使ってください!」
北條さんにワームを借りた後も、最後まで集中してワームをスイミングさせます。
そして、残り時間もあと1時間になった午前9時、ついに……。
このとき、まだ魚の生命感はありません。
ググン!!
そして岸に近づくにつれて、ググググン!!!! 大きくなる引き! ときおり鳴り響くドラグ…!
ジジジィィィィィィ!!!!!
※ちなみにここまでは心の独り言。そしてなぜか関西弁(笑)
たまたま北條さんが近くで釣りをしていてくれたので、
とお願い。ありがたいことに、北條さんは急いで駆けつけてくれます。
北條さん: 「それヒラメだわ!! 足元でかなり引くから落ち着いてね!」
北條さんの存在が頼もしい…そして心強すぎる…。
すると、少しずつ魚体が見え始めてきました。その時っ!
ジイィィィィィィィィィ!!!!!!!
聞いたことのないドラグ音! ドキドキしながらも北條さんの存在もあり、ここも落ち着いて対処できました。やっと魚を浮かせて見えた姿は、ヒラメだ…! しかもデカイぞ!! そばでは北條さんがヒラメ以上に大きいタモを持って待ち構えてくれています。おかげで思ったよりスムーズにネットイン!!
釣れたのは…、
63cm 3kgのヒラメ!!!
今までの苦労がすべて報われた、釣り人冥利に尽きる瞬間でした!!!
「かっちょいい~~! やばい、手が震えてる…」
しばらく放心状態になってしまいました。
北條さんからのせっかくのアドバイスも耳に入らないほど、放心状態の私…。父に速攻でLINE(ライン)を入れて写真を送ったのですが、帰ってきて見るまでは嘘だと思っていたみたいです(笑)。
そういえば道中、菊地さんと飲み物を買いにコンビニに寄った際、某釣り新聞に「噴火湾ヒラメ好調!」の記事が…。
菊地さん: 「あははははは」
冗談ではなく、GOODサイズのヒラメとの出会いが現実となったのがひじょうに嬉しく、また夢のようでした。
その後、残り時間はまだ30分ほどありましたが、このヒラメを最後に全員無言で片付けを開始。釣りはお開きとなりました。
(実は私、ヒラメ以外にアブラコを2匹キープしていたのですが、このヒラメで大満足してしまい、2匹とも菊地さんにもらっていただきました。アブラコちゃんには失礼な話ですね(笑))