No.30 かめや釣具 商工センター店 今津真吾さんの場合
今月のおすすめアイテム
- 船極頂天 鳴門メバル ケイムラ留 7本鈎
- 船極頂天 鱗メバル 5本鈎 1セット
- 船極喰わせサビキ タテ釣りスペシャル ホロフラッシュアピール
- 船極喰わせサビキ タテ釣りスペシャル ホロフラッシュアピールMIX&サバ皮 7本鈎
「全国の釣具店スタッフ激白! ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第30回は広島市の「かめや釣具 商工センター店」スタッフで仕掛担当の今津真吾さん。陸っぱりのエギングやタコ釣りも大好きだが、何よりのお好みは船釣りとのこと。2月の広島周辺の瀬戸内海は沖も陸もメバルの好シーズン。20~25cmをレギュラーに尺クラスも出るというから楽しみだ。青物に関しては広島より西の山口県の沿岸部がおすすめだが、さすがに厳寒期は下火。それでもベイトのイワシ次第ではハマチ、ブリなどがヒットする。
遊漁船でもプレジャーボートでも!
メバルパラダイス瀬戸内の必釣仕掛
「広島県下には遊漁船も多いですしプレジャーボートでの釣りも盛んです」と今津さんがいうのはメバル釣り。サビキ仕掛を使用し多い人は30リットルのクーラー満タンの釣果があるというほどメバルが濃密な広島近海である。そんなメバルパラダイスでの今津さんオススメが『船極頂天 鳴門メバル ケイムラ留 7本鈎』だ。
「白と緑の擬似餌は欠かせないベースカラーなんですけど、この仕掛はワンポイントで黒、赤が入っているのがミソなんです」と今津さんがいうのは、基本である白と緑の擬似餌で食いが悪い場合に黒と赤があることで「さまざまなシチュエーションに対応できるから」という理由。またチモトがケイムラ留もアピール力があり効果てきめんとのこと。
もうひとつ今津さんのオススメで人気もあるのが『船極頂天 鱗メバル 5本鈎 1セット』という全長3mのショート仕掛。「鳴門メバルの7本バリのように全長が4m以上ありますと、それなりに長いメバル専用ロッドが必要なんですが、3mの仕掛なら流用できるサオのバリエーションが広がります」とのことだ。サバ皮にウロコ模様をプリントしてあるのも実際のベイトに近いリアル感を演出してくれるのでグー!
厳寒期でもベイトさえいればブリ!
ホロシートの威力で落し込み人気沸騰
「もともと広島県から山口県にかけての瀬戸内沿岸部の船釣りで青物をねらうのはノマセ釣りが主力だったんですが……」という今津さん。ところが昨シーズン、これまた人気の釣りものであるタチウオが不調で、いったん沖に出てみたものの、さっぱりタチウオが釣れず青物ねらいに切り替える場合、ノマセをしようと思ってもエサがない。そこで海中でエサを掛けてから底まで下ろしてねらえるタテ釣り、いわゆる落し込みの人気に火が付いたのだとか。
そういった事情の広島では元々、エサのイワシを掛けるハリは擬似餌付き、特にスキンが定番だったそう。ところが、ある遊漁船が使い始め「スキンがなくてもよく掛かる」と、一気に人気が出たのがホロシートを胴打ちバリに直貼りしただけの『船極喰わせサビキ タテ釣りスペシャル ホロフラッシュアピール』とホロシートとサバ皮の擬似餌を合わせた『船極喰わせサビキ タテ釣りスペシャル ホロフラッシュアピールMIX&サバ皮 7本鈎』の2種。
「厳寒の2月でもベイトのイワシさえいればハマチ、ブリは期待できますよ」と今津さん。ちなみに広島では80cm以上をブリ、60~80cmがハマチと呼ばれる。まずホロフラッシュだけのほうは12号程度の大きいハリを使うのが定番。サバ皮をミックスした仕掛は7号程度の小バリでよい、というよりも7号バリを使うならサバ皮のミックスがベターということなのだ。というのも小バリごとベイトに丸飲みさせることでハリ外れを抑える効果をねらうのだが、その場合にアピール力に乏しい小バリを、より目立たせるためにサバ皮も付いていたほうがベイトの掛かりがよいということなのだ。
かめや釣具 商工センター店
住所:広島県広島市西区商工センター1丁目6-49
HP:https://kameya-choka.com/sanyo/category/hiroshima-area/syoukoucenter/