今月狙いたい魚10月に狙いたい魚 ヘラブナ

釣りはフナに始まりフナに終わる

フナ

そんな言葉があるほどに、古くから釣りと深い関わりのある魚であるフナの中でも、ヘラブナ釣りは特に人気が高い釣り。
一瞬だけウキに現れる微妙で繊細なアタリを読み取ったり、餌に工夫を凝らすなど、ベテランを唸らせる奥の深い釣りである反面、釣り堀や各地に放流された魚なら初心者でも十分に楽しむことが出来るなど、ヘラブナが長く幅広い世代に愛される理由はそういった部分にありそうですね。

いわゆる「マブナ」と比べると大型で体型も異なり、その食性の違いから釣り方も異なるヘラブナ。実はヘラブナは元々はゲンゴロウブナと呼ばれるフナを、特別背中の張り出す個体を選び掛け合わせていき、食用や釣りの対象魚として養殖し全国に広まった改良品種のフナなのです。
冬場などに各地で新しく放流されるヘラブナを「新べら」と呼び、まだ釣られ慣れておらず餌の喰いも良く釣りやすい。しかし野池や湖、河川などで半野生化した「野べら」と呼ばれるヘラブナは警戒心が非常に強く、数も多くないため釣り上げるのが難しいと言われています。しかし簡単に釣れてしまっては面白くないと、難しいからこそこの釣りにハマってしまう釣り人も多く、最近では若い釣り人も増えているゲーム性の高い釣りなのです。

微妙、絶妙。奥の深いへらの世界

さて、なかなかいざ釣ってみようと言っても、色々な道具を一気に揃えたりするのも大変かもしれません。先ずはへらぶなの特性や、釣りの特徴などをご紹介したいと思います。そう構える必要もなく、先ずは気軽に釣り堀や管理釣り場から始めてみるのも良いでしょうし、分からない事があっても、きっと周りのつり仲間の中には、へら師(ヘラブナを嗜む釣り人)がいるはずです。

ヘら竿
必ずしも専用の竿でなければ釣れない、と言う訳ではありませんが、へらぶな釣りの魅力を存分に楽しむには、やはり専用の竿が一番。今でも高い人気を誇る竹製の職人が作る高級竿から、求めやすく主流となっているカーボン竿なども各メーカーから市販されています。しっかりと手首の返しに反応し、魚との駆け引きを楽しむためのへら竿。長く使える1本を見つけたいところです。

ヘラブナ仕様

へらウキ
ヘラブナは練りエサを吸い込んだり吐き出したりを繰り返しながら食べる特徴があります。これは普段は水中のプランクトンを食べているため。その中で、わずかでも鈎がヘラブナの口に触れたことを伝えるために、ヘラブナ釣りで非常に重要とされているのはウキなのです。
微妙なアタリを取ったり、細部までこだわった細さやバランスで、ウキの目盛りを見て残りのエサの量が分かるものなど、一概にへらウキと言っても様々なタイプが存在します。こちらも釣り人それぞれにこだわりがあり、面白さのひとつでもある様です。

鈎 魚

基本的にはキャッチ&リリースを前提として楽しまれている釣りなので、鈎は魚へのダメージや手返しが良くゲーム性も高まるスレ鈎(カエシのない鈎)が一般的で、「ヘラスレ」や「ヤラズ」などと呼ばれます。2本鈎の仕掛が使われることが多く、段差をつけて溶けるスピードの違うエサを用いるなど、こちらも季節や釣り方で工夫を凝らします。

ヘラブナ

時期に関しては1年を通して楽しめる釣りですが、季節によってその生活パターンがガラリと変化するヘラブナ。その行動や習性を先ずは知ることから始めてみてください。微細なウキの動きを見極めたり、試行錯誤のうえで釣り上げた魚は、その喜びも一入。もっとヘラブナを知りたくなったら、もうへら師の仲間入りです。

鬼掛へら 極ヤラズ
鬼掛へら 極ヤラズ
鬼掛へら 極関スレ
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鬼掛へら 喰わせヒネリ
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鬼掛へら ダンゴヒネリ
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鬼掛へら 強靭エアロ
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