No.112 ベイマルチョウ 雛倉逸人さんの場合
今月のおすすめアイテム
- 鬼掛 ふかせウキKAI-GAN-w
- 鬼掛 ふかせウキSNIPE-w
- 喰わせサビキ 落し込みスペシャル キツネ太地胴打 シルバー&ホロフラッシュ フラッシャー4本鈎
- 喰わせサビキ 落し込みスペシャル つくつくベイトパープル 4本鈎
「全国の釣具店スタッフ激白! ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第112回は、和歌山県田辺市にある「ベイマルチョウ」スタッフの雛倉逸人さんのおすすめ。年の瀬の南紀地方はファン待望! 磯の寒グレ釣りの本格シーズン。とくに今期は約8年ぶりの黒潮接岸でグレの活性が高く、とくに高めの水温を好む尾長グレが好調で、南紀では貴重な40cmオーバーの良型が磯竿を絞り込んでいる。一方、御坊~白浜沖にかけての遊漁船では落し込みのカンパチが好調で、11月末現在、少し食いは落ちたものの60~80cmの良型がまだまだ期待大! ベイトのマイワシの動向に左右されるが、お正月用の“尾頭付き”ゲットにチャレンジしてみよう!
タフコンディションの南紀で
寒グレ釣りに強い味方の中通しウキ
磯釣りファンが多い田辺市を中心とした南紀エリアで、今期の寒グレシーズンに注目を集めているのが「鬼掛 ふかせウキKAI-GAN-w」と「鬼掛 ふかせウキSNIPE-w」の中通しウキ2タイプ。ONIGAKEフィールドスタッフの國見孝則さんが監修した「ふかせウキ」のリニューアルモデルで、2025年6月に新発売されたばかり。「リニューアル後、初めての寒グレシーズンを迎えるにあたって、グレ釣りが大好きな僕も大いに期待しています」と雛倉さん。

「KAI-GAN-w」は波乗り性能に優れた2段ヘッド形状で海面に着水したときにしっかり流れをとらえ、さらに超低重心なので海面での安定性も抜群。一方の「SNIPE-w」はアタリを表現しやすいシャープなフォルムで、近~中距離ねらいの釣りや、水温低下でアタリが小さいときでも、しっかりアタリを表現してくれる。


「グレウキとしては大きめのフォルムで重量もあるので、北風が強い日でも安定して操作でき遠投性も抜群でしょうね」と雛倉さん。ともにカラーは全天候対応のオレンジと、とくに曇天時や水中での視認性に優れるイエローの2タイプ。オモリ負荷は「KAI-GAN-w」が0から1号までの7サイズ、「SNIPE-w」が00~3Bの6サイズといったラインナップなので、幅広い条件下での使用が可能。「今期の寒グレシーズンに南紀の磯でぜひ使ってみたいです」と期待を寄せる雛倉さんだ。
エサ乗り&キープ力抜群!
落し込みカンパチねらいの安心仕掛
「中紀~南紀の落し込み遊漁船で、仕掛のハリ数を4本に指定している船長がけっこう多いんです」と雛倉さん。ということで、そのカテゴリーにぴったりハマるのが「喰わせサビキ 落し込みスペシャル キツネ太地胴打 シルバー&ホロフラッシュ フラッシャー4本鈎」と「喰わせサビキ 落し込みスペシャル つくつくベイトパープル 4本鈎」だ。

「どちらの仕掛もエサのイワシの乗りは抜群で、とくに『喰わせサビキ 落し込みスペシャル キツネ太地胴打 シルバー&ホロフラッシュ フラッシャー4本鈎』はハリ形状のお陰で、いったん乗ったエサのイワシが外れにくく、それだけにファンも多いです」と雛倉さん。


「南紀の落し込みでカンパチをねらうならハリスは12~14号がレギュラーです。使用するオモリは御坊沖で60号、ポイントの水深が80mと深く潮も速い日ノ岬沖なら80号以上が必要とのことだ。



ベイマルチョウ
住所:和歌山県田辺市稲成町230-3
HP:https://www.baymarucho.com/