No.57 アングル 長府店 村治篤さんの場合
今月のおすすめアイテム
- ライトショット 投げキスセット 立つ天秤 瞬速2本鈎
- スクイッドジャンキー ライブリーダート
「全国の釣具店スタッフ激白! ハヤブサアイテムおすすめマンスリー」第57回は山口県下関市の「アングル 長府店」店長、村治篤さんのおすすめ。下関周辺では5月になると本格的に釣れ始めるのがキス。瀬戸内海や日本海側の漁港周りの防波堤などからチョイ投げで15~20cmを中心に多い人で10~30尾とファミリーフィッシングにおすすめ。一方、エギングのアオリイカは大型がヒットする時期で2021年4月には早くも3kgアップが出ている。平均でも1~2kgあり、昼夜問わず条件さえよければ5~6杯釣れることも珍しくない。
遠浅のポイントでキスを散らさない軽めのオモリが最適
チョイ投げするならこの仕掛セット
ハードな専用タックルでフルスイング! というのが昔ながらの投げ釣りのイメージだが、近年は本格的な投げ釣りをする人は減少傾向。かわってルアータックルやコンパクトロッドなどでのライトな投げ釣り、いわゆるチョイ投げをする人が多くなった。それは「山口県の下関周辺でも同じです」と村治店長はいう。
本格的な投げ釣りタックルでないと歯が立たない急潮走る関門海峡は別として、チョイ投げのメイン釣り場は下関周辺の瀬戸内海側や日本海側で潮が緩く水深も浅いポイント。とくに日本海側は遠浅の傾向が強いそう。
そんなポイントで威力を発揮するのが「ライトショット 投げキスセット 立つ天秤 瞬速2本鈎」というパッケージから出してテンビンオモリにイトを結ぶだけで、すぐ釣りが開始できるオールインワンの仕掛だ。予備の仕掛も付いているので根掛かりでハリを失ってもすぐに釣りが再開できるのもうれしい。テンビンのアームが海底で立つ仕組みなので仕掛が自然に漂い、海底からわずかに浮いて回遊するキスへのアピール力抜群でアタリも鮮明。
「浅いポイントではオモリの着水音でキスが逃げることが多いですので……」と、村治店長がすすめるのがオモリ5号、7号というシリーズ中でも軽いタイプ。軽いオモリなら着水音も小さく、下関周辺の浅いチョイ投げポイントには最適なのだ。
エサは地元でコケビ、アオケビと呼ばれる虫エサ。イシゴカイとアオイソメのことだ。「お子さん連れでしたら、どちらか30~50g(300~500円)あれば充分です」と村治店長。とにかく気軽に楽しめるのがチョイ投げ。そのチョイ投げをさらに手軽にしてくれるのが「ライトショット 投げキスセット 立つ天秤 瞬速2本鈎」なのだ。
浅場ねらいは横の動きとスローフォールが効く!
生ダート感覚!? で期待値大の新型餌木
「まだ自分では使っていないので想像の域を超えないのですが……」という村治店長が、心待ちにしていたエギングシーズンがやって来た。チョイ投げでも紹介したように下関周辺のアオリイカポイントである防波堤や漁港周りは浅く、とくに日本海側はシャローポイントが多い。
そんな水深がないポイントでは上下に動きすぎるエギではエギの浮き上がりが早くレンジキープが難しい。そこでエギに求められるのは横の動き。「新製品のスクイッドジャンキー ライブリーダートは生きたベイトさながらの横アクションが特長だそうですので、浅場が多い下関周辺のエギングにピッタリなのでは!?」と村治店長は、この新型エギに大いに期待しているのだそう。
また「スクイッドジャンキー ライブリーダート」のスローフォール気味の味付けもマッチする。浅いポイントでは早く沈むよりも、ゆっくりフォールしたほうが、アオリイカにそれだけに長い時間、エギをアピールさせられるからだ。
ちなみに下関周辺での人気カラーはデイゲーム、ナイトゲーム問わずケイムラ系。実際にケイムラ系での釣果がダントツなのだという。現在ラインナップされている3.5号全20色のうち半数の10色がUV(ケイムラ系)なので、まさに鬼に金棒! 烏賊に鉄板だ!
アングル長府店
住所:山口県下関市長府才川1-36-15
HP:https://www.e-angle.co.jp/shoplocation/s_chofu/