冬の釣行の必勝アイテム!
寒さに打ち勝つ「足元防寒対策」

足元が冷えると全身が冷えてしまいますよね。釣行中、脱ぎ履きがしにくい足元だからこそ、しっかりとした防寒対策が大切です。その意味で、この冬出会ったメリノウール素材のソックスには驚かされました! この靴下のお陰で、私の冬の釣りは驚くほど快適になりました。
といったワケで今回は、冬の防寒対策の重要性とメリノウールソックスの保温性の高さについてお伝えしたいと思います!

冬の釣りについて釣り人が感じていること

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冬の釣りはとても過酷…。しかし、寒いのが分かっているのに釣り場に行ってしまう、そんな全国のアングラーのみなさんに「冬の釣りで感じていることは何ですか?」とInstagramの機能を利用してアンケートを取ってみました。約110名と多くの方が回答してくれた、その主な内容をご紹介しましょう。

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写真提供:ゆーさん

一番多かった回答は、やはり「手足の指が冷たい、寒すぎて痛い」でした。痛いうえに、指先や耳が取れたのではないかと思うくらい感覚がなくなることもあります。そして全身が冷えきってしまったら、温かさを取り戻すのが難しい…。
寒さに震える前に快適に釣りを楽しむためには、やはり防寒対策がとても重要だということが分かります。

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写真提供:宇佐美さん

そんな思いをしても釣り場に足を運ぶ理由のトップ2は、「寒いけれど冬の魚は美味しいので釣りに行く!」「寒いからこそ釣り場で食べるラーメンや温かいスープが格別に美味しい!」とのことでした。寒いけれども、寒いからこそ味わえる美味しさを、アングラーのみなさんは楽しんでいるようです。

寒さ対策の基本・・・重ね着の原則

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写真提供:Mikiさん

防寒対策で「重ね着」をうまく活用するのはとても大事です。重ね着の基本的なポイントは「空気の層を作る」こと。これによって体温を保ちやすくなります。みなさんはもう十分実践されているかと思いますが、私と一緒に重ね着をおさらいしてみましょう!

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重ね着の順番はインナー、ミッドレイヤー(ミドラー)、アウターです。
とくにインナーはFREEKNOTアンダーウェアの「レイヤーテック」シリーズのように、体温を保持し汗を外に逃がしてくれる、衣服内の湿度を一定に保つものが適しています。温かいだけでなく、通気性がよく汗がこもらないことが大事です! 綿は着心地はよいのですが汗を吸いやすく乾きにくい特徴があるので、身体が蒸れて冷える原因にもつながってしまいます。

また、釣りの時間帯や動きによって温かさも変わるので、脱ぎ着を考慮したミッドレイヤーの選択も大切ですね。

足元の冷えは全身の冷え!

冷えのメカニズム

「足の冷えは全身の冷え!」といわれています。では、どうして足元が冷えると全身が寒くなってしまうのでしょう。
サックっと説明をするなら、寒くなると身体は内臓を守るために血液を身体の中心部分に集めようとします。これで身体の中心は温かくなるのですが、足元が冷えていると足首や足の裏の「血液ポンプ」の働きが弱くなってしまいます。これが原因で血流が悪くなり、足元だけでなく全身の温かさも足りなくなり、どんどん冷えが全身へと広がってしまうのです。

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時間の冷えや寒さが引き起こす問題

釣りのように長時間外で過ごすことが多い場合、体温が低下し手足の感覚もかなり鈍くなります。私は船釣りをしているときに、指先にハリが刺さっても少し切れていても痛みを感じないほど、感覚が鈍くなっていることがありました。また、冷えは体力を消耗しやすくなり、さらに冷えが進むと「低体温症」のリスクも高まります。

体調不良や集中力の低下は身体の動きも鈍らせるため、転落や転んでケガをするなど、事故を引き起こす可能性もあります。足元を温かく保つことが、釣りの最中の安全にもつながりますね!

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写真提供:宇佐美さん

メリノウール素材の靴下が釣りに最適!

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写真提供:琵琶湖バス釣り民宿「HUCKLEBERRY HOUSE」さん

雨にも雪にも負けず、釣りに行けるタイミングがあったら釣り場に向かう釣りバカな私が、この冬出会い感動した靴下があります。それは「メリノウール」素材で編まれたソックスです。
靴下の重ね履きをしなくても、足用のカイロを靴に入れなくても、1枚履きなのに1日中足が冷たくなりませんでした。しかも濡れても冷たくない! メリノウールソックスがなぜこんなにも優れているのか調べてみました。

メリノウールの特長、ほかの素材との違い

メリノウールの大きな特長は、「通気性、湿気調整、抗菌性、温かく軽い」といった性能に優れていること。湿気を吸ってもすぐに乾き体温を一定に保ちやすく、ニオイも付きにくいため、長時間履く靴下にはうってつけだそうです。

また、メリノ種という上質な羊の毛であるメリノウールは、ほかのウールよりもチクチク感が少ないので肌に優しく、同じ厚さでもほかの素材よりも保温性が高く軽さもあるため、動きやすいのが特長。足の感覚や機動力を必要とする、登山やスノーボードでの愛用者が多い靴下の素材だそうです。

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どんな寒さでも温かさをキープする保温性

メリノウールは細かい繊維が空気を含み、温かい層を作ってくれます。その層が冷たい空気を遮断し、中の湿気は吸収して外に放出するので、寒いときは温かさを、暑くなると通気性を高めて蒸れを防いでくれます。これら特長のお陰で、どんな寒さでも温かさをキープできるとのこと。

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極寒雪国での釣行で使用してみて

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私にメリノウールソックスの存在を教えてくれたのは、知人である和也さん(GGI eging clubの代表)。和也さんは「長年のスノーボードの経験から、朝は寒く日中は暖かいといった外気温の変化があるなかで、いかに快適に没頭するかを考えメリノウールに辿り着いた。寒い気温でも1枚で対応ができるし、足先さえ保温できればある程度快適さが保たれると思い、釣り用にもメリノウール素材を展開するに至った」と教えてくれました。

実際に私も着用してみましたが、気温マイナスの粉雪舞う中での釣行も、メリノウールソックス1枚なのに冷え知らず。その温かさに感動しました。足元が温かいことで、その後の釣行でも全身が冷えることなく釣りを楽しむことができています!

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冬の釣りでは、寒さ対策をしっかりと行うことがひじょうに重要です。重ね着の原則を守り、とくに足元を温かく保つことが全身の冷えを防ぐことにつながります。メリノウール素材の靴下は寒さに強く、長時間快適に過ごせる最適な選択肢です! 防寒対策を万全に足元も全身も温かくして、冬の釣りをより快適に、安全に楽しみましょう!


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レポーターREPORTER

橋本 春美
プロフィール:橋本 春美
幼少期から父親と釣りを楽しみ、早数十年。1級船舶免許を取得しマイボートを操船しながら、ショアもオフショアも楽しむ4児の母で隼華OG。「釣りは一生の趣味であり本気の趣味」と、釣りの楽しさを伝えるべくオフショアの釣りイベントを企画するほど。また、釣りは釣って楽しい食べて美味しい最高の趣味だということを、子どもや女性にも伝えたいと活動中。メインはタイラバとSLJ、ショアはエギングとサーフなど釣り全般が大好き。「お母さんお夕飯釣ってくる」を合言葉に、今日も釣りへ出掛けている。