「グランピング」を活用してお手軽に!
冬でも快適に楽しむ釣りキャンのススメ!

グランピングで冬の寒さをシャットアウト

07_ キャンプ場(イメージ)

さて、グランピングのテント内にはストーブがあり、電気毛布のレンタルもあるので寒さの心配は全くありませんでした。秋から冬にかけて、寒い時期のキャンプでストーブがないのは地獄ですよね。でも、ストーブって荷物が余計にかさばるので冬キャンプを敬遠していました…。
ところが、グランピングテント内にはストーブが設置されていて、電気毛布まであれば寒くなく快適! 冬キャンプの壁(苦手意識)をラクラクと払拭してくれました。

08_ ストーブ

そして当キャンプ場には、炊事場のところにお風呂がありました。外見は赤いコンテナで、見た感じだけだと中のお風呂は簡易的なものを想像してしまいませんか? 私はキャンプ場の風呂という先入観もあり、ドラム缶風呂を想像していました(笑)。

09_ 風呂コンテナ

ところが夜になり、予約していた時間に恐る恐る赤いコンテナの中を覗いてビックリ! 想像を裏切られてしまいました。
脱衣所と浴室はしっかりと別れていてドライヤーも完備されており、普通に家のお風呂と変わりないか、それ以上にキレイだったのです。娘が言うには「シャンプー・トリートメントもめちゃくちゃいいやつだ!」と感激していました。

冬であればそんなに汗をかくこともないのでお風呂は必要ないかもしれませんが、汗はかかなくてもやはり火を起こせば身体は煙臭くなるので入りたくなりますよね。最初からキャンプ場にお風呂がないのであれば、諦めてチェックアウト後に銭湯に直行しますが、これだけ立派なお風呂であれば、逆に入らないと損した気分になっちゃいます。

わが家の一番の楽しみはキャンプ飯!

10_ BBQ(イメージ)

グランピングで寒さの心配もなくお風呂もキレイでスッキリ! お手軽に欲張り釣りキャンプができたわけですが、まだまだ満足はしていません。なにせ、わが家のキャンプで一番の楽しみでありメインイベントは、「キャンプ飯」なのですから。

釣りをしてからのキャンプなので、刺身なんて定番です。うちの奥様は釣りでもなくキャンプでもなく、キャンプ飯に命を懸けて全集中しています(笑)。魚を開いて干物にまでしちゃいました。だからわが家の荷物に占める割合は、食材と調理器具が必然的に増えちゃうんです。
グランピングであれば、チェックインしてしまえば設営を気にする必要はありません。すぐに調理に取り掛かれますから、できたそばから順番に食べていくことに。昼夜関係なしに宴が始まりエンドレスに続きました。

焼くだけじゃなく揚げ料理なんかも登場し、お酒も進みテンションも上がりました。ここまでくると、次はどんな料理が出てくるか楽しみで仕方ありません。
メスティンで炊かれたのは白飯ではなく「炊き込みご飯」。これもまた「普通じゃぁ面白くない」という奥様のポリシー全開。私たちほかの家族にとっては喜ばしい出来事に、箸が進んで「おかわり」の嵐となったのでした(笑)。

15_ 炊き込みご飯
まさかの炊き込みご飯にお箸が進みました~

普段の食卓だと間違いなく多すぎる品数と量なんですが、不思議とキャンプになると全部食べきっちゃうのがキャンプマジックなのでしょうね。あれほど食べたのに、翌朝にはしっかりとお腹が空いていつも以上に食べてしまう…。普通に考えて、朝から和食と洋食の両方を出されても食べきれるはずはないのに、キレイにぜんぶ食べきってしまいました。恐ろしい~。

16_ 朝食

海上釣堀のちょい釣りでお土産GET!
自宅に戻ってからも魚料理に舌鼓!!

初日の釣りでは、食材をなんとか確保できただけに終わったので釣りとしては不完全燃焼でした。なので、チェックアウト後に改めて釣り堀で「ちょい釣り」をして、お土産の魚を持ち帰ることにしました。

3人で6尾の大物はさすがにキャンプ中には消費しきれないので、帰りのお土産にすると最適だと思います。初日のサビキ釣りでアジサバしか釣っていない娘は、タイの引きと大きさに驚きながらも大喜び! プランに組み込んでいてよかったです。
また、わが家は欲張りなので1人2尾でしたが、半分のお値段で1尾のプランもあるので、小さな子どもであればこれで十分に満足できるんじゃないでしょうか。

17_ 海上釣堀の釣果

ちょい釣りで釣れるのはほとんどがタイなので、刺身をメインに塩焼きや煮付けが王道でしょうが、ここでも度肝を抜くわが奥様のメニューが…。
自宅に戻ってから釣り上げたタイを「塩釜焼き」にしてくれました。多分、普通の家庭ではあまり見ない光景かと思います(笑)。そして、私がサーモンも釣り上げたので、帰りにスーパーでシャリ玉を買い、タイとサーモンの「2色握り」も作ってくれました。

今回、家族で「グランピング」を利用してみましたが、お手軽でとても快適に楽しむことができ、最高のキャンプを満喫することができました。荷物が少なくなることによって、プラス釣りじゃなくてもいろいろなアクティビティを楽しむことができると思います。

さらに、お世話になったキャンプ場のオーナーさんはキャンプの達人でギアにもこだわりを持っている方だったので、レンタル用品がどれも素晴らしかったのが印象的。わが家は今回、いろいろと小物キャンプギアを持参して実際のキャンプにおける必要性や配置などを試し、次への勉強も兼ねていたため必要最小限のレンタルでしたが、これからキャンプを始める初心者の方なら、当キャンプ場でギアのレンタルを試してみるのも丁度よいと思います。
また、食事についてもモーニングはカレーとホットサンド、ランチは日替わり、ディナーは焼肉セットと焼き鳥セットなどがメニューにあるといった具合。本当に手ぶらで着替えだけを持って利用してみるのもアリなんじゃないかと思いました。

グランピング施設を活用した「冬のお手軽釣りキャン」体験。ぜひ、これからのシーズンのご参考に!


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レポーターREPORTER

デカ白メガネ
プロフィール:デカ白メガネ
大阪から和歌山での堤防釣りを初めて数年。アウトドア好きがこうじて釣りを始めた初心者アングラーです。四季を通じて釣りをメインにBBQをしたり、キャンプを楽しんだり…。冬はスノーボードも楽しみつつ、1年中アウトドアを満喫しています。