FISHFRIENDS×HEATコラボ企画 スマホでかんたんに作れる!?
あなただけの「デジタル魚拓」の作り方

記事提供:フィッシュフレンズ【FISHFRIENDS】

大きな魚を釣った。せっかく釣ったなら記録に残しておきたい、キレイな写真として…。
誰かと釣果の話しをするときも、携帯の写真で大きさやサイズを説明すると思います。みなさんもこんなことを思ったことはないでしょうか? 釣具屋さんでよく見かけるもの…そう魚拓です。

今回は、誰でもかんたんに作れる、簡易版「デジタル魚拓」の作り方をご紹介します。

スマホアプリで手軽に魚拓がとれる!?

専門業者さんに頼むと立派なデジタル魚拓ができるでしょうがお金がかかります。お小遣いが限られているサラリーマンにはちょっと贅沢。そこで自分で作れないものか? と思いました。私は複雑な作業は苦手(何せ機械音痴なもので)なので、できるだけかんたんに!
誰でもかんたんにできて、そしてパソコンや大がかりな装置がなくても、専門の知識がなくてもできる。そんな方法はないものでしょうか?

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そう! 今みなさんが持っている携帯電話(スマホ)が活躍しそうです。これって年々ハイテクになってきて、いろんな機能が付いています。もちろんカメラも。これで作れないだろうかと考えました。

なんとなくスマホで探し、よさそうなアプリがないかにらめっこ。実際に、かんたんに作れそうなアプリをいろいろ試しましたが複雑過ぎてギブアップ。難しい……。さらにシンプルそうなアプリはないものだろうか? 機会音痴な私が行き着いたのは「合成スタジオ」なるアプリでした。もちろん無料(お試しのプレビューのみ。一部高度な機能は月額課金が必要)です。
無料なので広告などのバナーが出ることはありますが、機能は万全なようです。早速使ってみることにしました。

自宅の壁紙を背景に

まずは素材集めから。魚拓のベースとなる後ろの紙。高級なものは大体和紙かな? この代用になりそうなものはないだろうかと、家の中をスマホを持ちながらウロウロしました。
ふと、目の前の壁に目が留まりました。「そうだ壁紙!」これなら白いし和紙のような感じになるかもしれません。カシャっと1枚、影が出ないようにスマホの画面いっぱいに、壁紙という真っ白な写真を1枚ゲットしました。

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自宅の壁紙をスマホの画面いっぱいに撮影しました

ボタン1つで魚をトリミング

魚拓だけにメインの魚の写真が必要です。以前釣り上げた魚でやってみよう! ちょうど台所のテーブルの上で撮った魚の写真がありました。

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素材を集めていざ制作に。アプリのボタンをポチっと立ち上げました。そして、魚の写真を画面に呼び出します。すると周りをトリミングする機能がありました。アプリ名に「合成」とあるだけあって、写真加工の簡易アプリです。そう、魚のいらない背景を消して魚だけにしてしまって、壁紙の画像と合成してしまおうってのが今回の魂胆です。

さてさて魚の写真から魚だけを切り抜きます。なんとこのアプリには、「オート切り抜き」なる自動で切り抜いてくれる機能があるのです。これを利用すると、おー! ほぼ魚だけになりました。
そして次はベースとなる壁紙の写真を呼び出してみます。なんということでしょう! 壁紙の上に、まるでまな板に置かれたような魚が! いい感じです。素人が作ったにしては上出来。魚の大きさも紙に対して拡大・縮小といろいろできます。長くすることも、太らすことも(笑)。

さて、ぱっと見完成? ってところまでたどり着いたのですが、やはり何か足りません。そうそう、文字がありません。魚の名前や釣った場所、大きさなどです。インターネットで本物の魚拓を検索すると、すごく難しくいろいろ書いてありました。なので、かんたんに済ませることにしました。

記録を入れて完成

テキストの入力もいたってかんたんです。文字を打ち込み、好みの場所にてサイズ調整するだけ。そしてできました。完成です! かんたんに作ったわりにいい出来栄え。素人が作ったと思えません。

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ここで、ちょこっとアドバイス

ここで簡易デジタル魚拓を作るにあたってのアドバイスを。
まず魚の素材なのですが、できるだけ傷がない向きで撮影したものが理想です。ウロコハゲや口元のハリ掛かりキズ、神経締めで折った尻尾などが写らない向きで撮影しましょう(左右はあとから反転できます)。次に重要になるのが魚の背景。自動で魚だけを切り取るときに背景と魚の色が近いとキレイに魚が切り取れません。魚と後ろの色がはっきり違う状態で撮影するとすごくキレイに切り取ってくれます。
あとで手動で修正も可能です。少しスマホを触るだけでかんたんにできる作業ですので、いろいろ試してみてください。

また、入力する文字の種類は限られているので少し残念ですが、基本的にはこんな感じでかんたんに作れちゃいます。

今回使用した「合成スタジオ」というアプリは、実際にはもっと細かいことができるみたいですので、トライすればもっと本格的なものまでできそうです! 作成したものを保存して、コンビニのコピー機でプリントアウトすればお家に飾ることもできます♪
みなさんも一度チャレンジしてみてはいかがですか?

企画・記事協力:FISHFRIENDS


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レポーターREPORTOR

プロフィール:みーやん

ショアジギングを中心に、おもに泉州地域で釣りを楽しんでいます。釣り堀やカセ釣り、フカセほかの海のエサ釣り、川でウナギなど、1年中いろいろな釣りをしています。釣り場で話しかけてくれた方や挨拶してくれた方と釣果やポイント、その日の当たりルアーの色などを気さくに話すのが好きです。釣りは楽しく♪ 釣った魚は美味しく食す! をモットーに日々釣りを楽しんでいます。