「旨いもん見つけた!」第86回は神奈川県、群馬県、長野県の全域と東京都の一部エリアで営業活動する本田渉太さん。今回は営業エリアである群馬県伊勢崎市と神奈川県横浜市にあるラーメン店。海がない群馬県では船釣りの帰路に立ち寄るには無理があるが、神奈川県横浜市なら遊漁船基地の金沢八景などからの帰路、遅めのランチに立ち寄るにも最適。年末年始の東京湾口ではアマダイねらいやマダコ釣りなど、冬場にもかかわらずいろいろなターゲットがねらえる。
昆布の旨みに加え味変も楽しい美味しい!
「昆布水つけ麺」つけ麺・らぁ麺 やまこう
「営業先のショップのすぐ近くにあるお店なんですが……」と麺好きの本田さんがランチで利用しているのが「つけ麺・らぁ麺 やまこう」というお店。「ラーメンもあるんですが、やはりこのお店のウリは何といっても……」と本田さんが毎回オーダーするのが「昆布水つけ麺」だ。
「昆布のエキスがたっぷり染み出た昆布水に、中太のストレート麺が浸かってまして……」ということで、付け汁なしで食べても抜群に美味しいそう。
そして付け汁とは別の小皿に薬味として塩、柚子こしょう、おかか(季節で内容が変わるそう)が添えられており、さまざまな味変が楽しめるのも本田さんのお気に入り。「僕は柚子こしょうで食べるのが最高に美味しいと思いました」と麺好きの本田さんをうならせる。
麺を食べ終わったら、鉢に残った昆布水に付け汁を混ぜていただくのも、このお店のおすすめの食べ方だそうだ。
つけ麺・らぁ麺 やまこう
住所:群馬県伊勢崎市宮子町3635-1
Instagram:https://www.instagram.com/yamakou_33/
もっちり麺に濃いスープの元祖家系の直系
「ラーメン」ラーメン杉田家 本店
「元祖家系ラーメンといわれる吉村家の直系1号店がこのお店です」と本田さんが金沢八景などでの釣りの帰路に利用しているのが「杉田家 本店」だ。
同店のHPによると「家系」とは横浜のラーメン店「吉村家」を源流とし横浜市周辺を中心に広まったラーメンおよび一群のラーメン店の呼び名だそう。
おおむね豚骨醤油のスープに太く短いストレート麺、四角い大きな海苔3枚、刻みネギ、チャーシュー、ほうれん草というトッピングがそれにあたるらしいが、その定義はひじょうに曖昧で「……家」という店名が多かったことから「家系」と呼ばれるようになったのだとか。
「僕も家系に詳しいワケではありませんが杉田家のラーメンの麺はもっちりで、スープの濃い味は釣りで疲れた身体に染み渡ります」と本田さんは大満足。
とにかくかなりの人気店だそうで、お昼と夕方はなかなかの行列ができるのだそう。「僕が利用するのは午後3~4時なんですが、それでも10人は並んでいますね」ということで時間に余裕があるときの訪問がよさそうだ。
ラーメン杉田家 本店
住所:神奈川県横浜市磯子区新杉田町3-5
HP:https://sugitaya.com/