「旨いもん見つけた!」第80回は山形、秋田、青森、岩手の全域と東京と神奈川の一部でも営業活動する石原政雄さん。今回は山形県酒田市、酒田港に隣接する海鮮と手打ち蕎麦の2店舗。6月は最上川尻の酒田港からすぐ北にある酒田北港内で、夜のブッ込み釣りで30cmクラスの良型アジがアオイソメで釣れるシーズンだし、ユムシをエサにすればマダイやクロダイも。遊漁船で沖に出ればマダイ、ヒラマサ、マグロ、ヒラメ、沖メバル、タラと釣りモノ豊富に楽しめる。
地元産メインの新鮮ネタに大満足
「特上寿司ランチ」喰居来居や 和ん(くいこいや わん)
山形県酒田市で、日本海に注ぐ最上川河口部右岸の酒田港内にある「さかた海鮮市場」は、庄内地方で水揚げされた新鮮な魚介類がズラリと並ぶ。その市場内にある「喰居来居や 和ん」という海鮮料理のお店のランチに石原さんがぞっこんなのだ。
石原さんが注文したのは「特上寿司ランチ」で、美味しそうな握り寿司13貫(ネタ次第で12貫)と「エビの頭入りアラ汁」「小鯛の煮付け」がセットになっている。
「夢中で食べたので詳しいネタの種類は思い出せないんですけど、どれも新鮮で抜群に美味しかったです」という石原さん。さらに印象に残ったのがセットになった甘エビの頭が入った「アラ汁」と「小鯛の煮付け」だそう。
とくに「小鯛の煮付け」は「ご飯のお供はもちろん、お酒もすすみそうです」とランチタイムだけでなく、「今度が仕事を終えてから……」と次回の酒田行きを心待ちにする石原さんだ。
喰居来居や 和ん
住所:山形県酒田市船場町2丁目5-10 菅原鮮魚さかた海鮮市場本舗内1階
HP:https://www.kaisen-ichiba.net/
喉ごし抜群の打ち蕎麦とサクサク天ぷらがリーズナブル
「天婦羅付二八蕎麦」蕎麦切り きち弥
「ここも酒田港からほんの少し北にあるお店なんですが……」と石原さんがいうのが「蕎麦切り きち弥」という蕎麦屋さん。「道路からは分かりにくい民家風のお店で、あいにくの雨で外観写真も撮れず終いで……」と恐縮する石原さんだが、手打ち蕎麦の喉ごしと、香ばしい天ぷらの味が忘れられないのだそう。
石原さんがオーダーしたのは「天婦羅付二八蕎麦」で、「蕎麦粉はもちろん小麦粉も国産にこだわっておられるようで、しっかりした蕎麦の味に加えツルツルの喉ごしも最高でした。それでいてお値段もリーズナブルなんです」とのこと。
さらに天ぷらは「サクサクの衣をまとったエビと野菜が抜群でした」と大絶賛。
「これから暑い夏を迎えますが、営業時はもちろん釣りを終えたあとのランチにもいいかもしれません」と、酒田沖で「タイラバ」そして「手打ち蕎麦」という贅沢パック釣行を楽しみにする船釣りが大好きな石原さんだ。ただし、駐車スペースが限られているそうなので「お昼どきのタイミングをずらしたほうがよいかも」とのことだった。
蕎麦切り きち弥
住所:山形県酒田市北新町1-5-21
Facebook:https://www.facebook.com/sobakiri.kichiya/?locale=ja_JP