旨いもん見つけた！ No.85 独断ご容赦！ハヤブサ営業マンおすすめアフターフィッシング「いろいろ食べたいぞ！」編
営業部・鈴木義規さんの場合

「旨いもん見つけた！」第85回は山口県と福山市を除く広島県の全域に加え韓国、マレーシアなどアジアを中心に海外も営業エリアに活動する鈴木義規さん。今回は山口県西部の山陽小野田市にあるドライブインと、韓国はソウル市の南東に位置する忠清北道忠州市（チュンジュシ）にある焼肉店。年の瀬も間近な山口県西部の日本海側、響灘方面では落し込みでねらう船のヒラマサ釣りが最盛期。レギュラーサイズは60～70cmだが運がよければメーターオーバーも期待できる。一方、日本より冬の訪れが早い韓国で釣りをするなら黄海側の船釣りでアイナメやソイなどがねらいごろ。

アサリどっさり！旨味たっぷり！
「貝汁」ドライブインみちしお

「なんといっても、このお店のウリは店舗看板に存在感たっぷりでドカンと掲示された貝汁でしょう」と鈴木さんがいうのが「ドライブインみちしお」の「貝汁」だ。テレビ番組でも紹介されることが多いので、ご存じの方も多いだろう。

使用される貝はアサリ。アサリの味噌汁は全国的にもポピュラーだが、なんといっても同店の「貝汁」は、そのアサリの量が半端なく多い。どんぶりで提供されること自体迫力があるのだが、これでもか！ というほどにアサリが山のように盛り上げられている。

「味噌は薄めなのですが、アサリの旨味が充分すぎるぐらいに染み出しているので、まったく物足りなさを感じることはありません」と鈴木さん。

とにかくアサリが山盛りなので、食べるのが大変？ 「僕は先に貝殻をすべて外してから一気にかき込みます」という鈴木さんは、貝類が大好きで、少々時間がかかり汁の温度が下がっても、そのほうが満足できるのだとか。逆に貝殻を1個ずつ外しながら食べる人もいて、店内を見渡すとその両極に分かれるのだそう。

「人気店なので来客数も多いですが、かなり大きなドライブインで席数も多く、行列せずにすぐ食べられるのがいいですね」という鈴木さん。同店は下関市のすぐ東にあるので、響灘方面への釣りの帰路に、ちょっと脚を伸ばして味わってみるのもいいだろう。

今の日本では味わえない禁断メニュー
「生レバー・生センマイなど」中央ガーデン

「牛カルビが売りのお店のようですが……」と鈴木さんが紹介してくれたのが、韓国の営業先で現地の人に紹介してもらった焼肉店の「中央ガーデン」だ。

もちろん牛カルビも美味しいのだが、とくに感激したのが現在の日本では食べることができない「生レバーに生センマイ、生セキズイ（脊髄）」などの生食メニューだ。

「ごま油と塩でいただくのですが、新鮮で美味しかったです。ユッケもなかなかのもので、細切りにした大根が和えられているのが韓国スタイルのようで、これもいいですね」と鈴木さん。

もちろんカルビなど焼ものの方も抜群で「コチュジャンが効いたタレも美味しくて、韓国営業のときにまた訪れたいです」と、テンションが上がる鈴木さんだった。国外からの観光客よりも現地の人に人気のお店のようなので、誰か案内いてくれる人がいれば安心だ。