12代目アングラーズアイドル ちあきの「釣ります!」宣言 No.1 1年越しにイカの王様「アオリイカ」リベンジ釣行‼︎

初めまして、今回から記事を書かせてもらうことになりました。12代目アングラーズアイドルの池山智瑛です。
釣り歴は5年。普段は幅広くいろんな釣りを楽しんでいますが、海釣りをすることが多く、とくにロックフィッシュをねらう釣りや泳がせ釣りなどが好きです。

今回は、初めて挑戦したティップランで釣れず悔しい思いをした昨年…、そのリベンジに出掛けた模様をお届け! 合わせて、ティップランの釣り方のポイントや、釣ったアオリイカでの料理も紹介します。

リベンジに向けて仕掛の準備!
エギ選びのポイントは2つ

ティップランは仕掛であるエギ選びで大切なことが2つあります。

1つ目は「きちんと海底を捉えることができるサイズを選ぶこと」
ティップランは海底を基準にして釣りをするので、底を取ることができないと釣りが始まらないのです。この日は風も強くてエギが流れてしまっていたので、エギにさらに着脱式のオモリを付けて、底にエギが着いた感覚をしっかりつかんでいけるように調整しました。

2つ目は「アオリイカの反応がいいカラーを選ぶこと」
アオリイカの目には色覚はないそうですが、その分、色のコントラストを見る力が発達しているそうです。なので海中で目立つ(=コントラストが強い)ようなエギを選ぶのがポイントです。
さらに、その場所ごとで釣れやすいカラー「ご当地カラー」があるのです。この日も船長さんに情報を聞くと、「オレンジ色は万能にいつどこでも釣れるカラーで、最近よく釣れているのは紫色だよ」と教えてくれました。なので初めは、万能カラーのオレンジ色を使ってみることにしました。

KEEP FISHING!
果たしてリベンジなるか!?

ティップランは産卵直後の夏場以外はどの季節でも釣れますが、なかでもアオリイカが冬に備えて水温の安定した深場に向かう、秋から冬にかけての時期が一番よく釣れます。釣れやすい時期だということで、リベンジ達成の期待を胸に、朝6時に出港。
今回は神奈川県三浦市の釣り船「鈴清丸」さんにお世話になりました。

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朝6時に出港!

20分ほど船を走らせてポイントに到着し釣り開始。

エギを海底に落として着底したら、リールを巻きながら3回程度シャクリます。そして竿を動かさずステイさせます。アオリイカはこのステイのときにエギに抱きついてくるので、不自然な動きがあってアオリイカが警戒心を持ってしまわないように、しっかりステイさせることが大事です。
この日は風が強く、船も上下に動いていたので、身体で船の動きに合わせ揺れを逃がしながら、ステイ時の竿先を安定させられるように意識しました。

すると開始早々、エギを海底に落として3回目にグンっと重みを感じるアタリが! すぐに竿を立ててアワセを入れましたが、リールを巻く前にテンションを緩めてしまいバレてしまいました。さっそくチャンスがあったにもかかわらずリベンジ達成ならず……。
このあともシャクリ続けましたがアタリはなく、あっという間に時間も過ぎていき、お昼になってしまいました。

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ウェアが膨れるほどの風の強さに、負けるもんかとシャクリ続けます

また釣れずに終わってしまうのではないかと気持ちも沈んでしまっていたので、気分を変えるために、エギのカラーを最近よく釣れているという紫色に変えてみました。

エギのカラーを変えたあともずっとシャクリ続けて、アオリイカを誘ってはアタリがくるのを待ちます…。ずっとシャクリ続けていたので竿で擦れてしまって、途中で手の皮がめくれてしまいました。手袋もしっかり準備しておく必要があったなぁ、と後悔…。しかし、まだリベンジ達成できてないのでここで終わるわけにはいきません!
と、そのとき、竿先が「クンっ」とわずかに振れた感じがあり、竿を立ててアワセると重みを感じました。さっきテンションを緩めてバラしてしまったので、テンションをしっかり掛けたまま慎重にリールを巻いていきます。「アオリイカの姿が見たい!」心で願い続けました。

そして、水面に上がってきたのは……、念願のアオリイカ!! リベンジ達成です!
風が強く思うようにエギを動かせない時間も、手が少し痛くなってきた時間も諦めずにシャクリ続けてよかったなと思える瞬間でした。

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リベンジ達成! 初めて釣れたアオリイカ

アタリを感じ、しっかりアワセたあとにくるズッシリとした重みがとても嬉しく感じました。「その重さを感じたい!」と、さらにシャクって2杯目をねらいます。
30分後、またアタリを感じアワセると、さっきよりもかなり重たいうえ、竿もしなっています。サイズアップの予感。

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2杯目はサイズアップできました。リベンジ達成して最高な気分の私

リベンジ達成できた1杯目、サイズアップした2杯目に大満足の気分でしたが、なんとそのあともさらにもう1杯釣れて、この日の釣果は3杯でした。そしてなんとこの日の竿頭をいただきました。
諦めなかったからこそリベンジ達成できたことが嬉しかったです。そしてカラーも変えてよかったなと思ったと同時に、エギのカラーの大切さを改めて感じた釣行となりました。

釣ってきたアオリイカでパスタを作る!

アオリイカは当日食べると少し固い食感で、2~3日冷凍庫で寝かせてから食べると身が柔らかくなるということを聞きました。なので3日間、冷凍庫で寝かせたあとにいただきました。
今回作った「アオリイカの和風パスタ」をご紹介しましょう。

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アオリイカの和風パスタ

アオリイカはさばいたら、一口サイズにカットして塩茹でしました。茹でたあと、見た目を華やかに、そして味が染み込むように切れ目を入れておきました。アスパラ菜葉とともに少し炒め、出汁つゆなどを加えて麺と絡めれば完成。
アオリイカは歯応えもありつつ、程よく柔らかくなっていて、噛めば噛むほど甘みと旨味が出てきてとても美味しかったです。

そんなワケで、1年越しのリベンジで釣れたアオリイカはとても価値のある1杯になりました。仕掛選びの大切さ、いろんな環境に合わせた釣り方をしていく柔軟性、そしてチャンスはいつくるか分からない! 諦めずにやり続けることの大切さを感じた1日でした。
思いの詰まったアオリイカは本当に美味しかったです。


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レポーターREPORTER

池山 智瑛(ちあき)
プロフィール:池山 智瑛(ちあき)
2013年avexとCanCam開催「全国ぷに子オーディション」にて3500名の中から選ばれChubbiness(チャビネス)としてデビュー。ピコ太郎姉妹ユニットとしてアイドル活動し、2019年Chubbiness全員卒業とともに、ソロとしてタレント活動開始。2020年から3年間、三重県地域おこし協力隊としても活動。
X(ツイッター):@Chu_chiaki_avex
TikTok:@chicchi454
インスタグラム:
@chiaki_fishing (URL: https://www.instagram.com/chiaki_fishing/)
Youtube:釣りガール池山智瑛の田舎移住生活

 【受賞歴】
 釣りフェスティバル2021にて「12代目アングラーズアイドル」グランプリ獲得

 【レギュラー番組】
 ・2023年~ 三重テレビ「新・ええじゃないか」
 ・2023年~ ボートレース蒲郡YouTube番組「白熱ナイター」
 ・2022年~ テレビ埼玉「ロンブー亮の釣りならまかせろ!」
 ・2020年~ メ~テレ「ジョシばな」